ゴールデンウィークでありますが、今日も一日お仕事。
お仕事といっても本日は全て雑用。まずは昨日依頼の
あったレンタル用の素材写真選びですが、この作業を
するたびに思うことがあります。
「昔はスライドをファイルから出してライトテーブルで
セレクトしていたけど、今は膨大なデータボックスか
らブラウザで探し出し。昔は良かったナ~」
てなことを。
今でもフィルムからセレクトしてレンタルすることは
ありますが、フィルムを直接レンタルすることはなく
こちらでデータ化してからのレンタルです。
まっ、とにもかくにも面倒です。
そして、それが終われば納品したデータのソリューション
をするためにクライアントのもとを訪れ。
これは無償ですが、私にとっては最も重要な作業で
あります。私自身も勉強になるし、お客様の困っている
ことやご要望がうかがえるから何が何でも問題解決を
目指すのです。
この作業も20年前ならない仕事ですネ。
そして3つ目のお仕事は自身のホームページ更新です。
これをやってもお金には直結しませんが、これまた
大切な宣伝材料なので力を抜くことはできませんね。
20年前はもちろんホームページなんぞ持ってなかった
ナァ~~~~~
と、まあ、フィルム撮影オンリーの頃を思い出し
比較していました。
昔のことをあまり思いだすことはないし、思い出しても
良くないんですけど、たまにゃいいですかね~~~
昨日からゴールデンウィークは始まったんでしょうか?
全く実感のない私は、昨日も今日もひたすたら撮影と
デジタル処理処理処理。
一昨日はややこしい電話が立てつづけにかかってきて
その対応に追われていつの間にやら夜中になる始末。
おかげさまで仕事が丸ごと翌日翌々日に流れて
今日があるー♪
29日はデータソリューションのために機器を持って
クライアントさんのところに出かけなあかんし、
いいこと全く無!なのです。
学生時代なら大歓迎のゴールデンウィークもフリーで
働くようになった今は歓迎どころか邪魔なだけ!
休めば休むほど翌月がたいへんだから、できる仕事を
前倒しして空いている時間は全て作業に費やしている
のが現状。撮影はなくても今はデジタル処理やら
データ管理、機器のチェック、特にデバイスとパソコンの
接続チェックは毎度のようにやっているというか、ちょっと
暇が出来ると、意地悪でもするかのように機器に不具合が
起きて修復修理に手間取るといった状況がここ15年以上
続いているようです。
さすがに50歳を過ぎて、やや嫌気がさしてはいますが
完全にデジタル化された現在、後戻りはもちろんのこと
そのままの技術で生き抜くことは不可能です。
というわけで、本日は空いた夕方の1時間で、
年初にやる予定のスキャナの接続を決行!
スキャナといってもフィルムスキャナなんですが、
これは現在、国産がすべて無くなってしまい、
今、うちにあるのは10年近く前の製品で、
今使っているOS上では動作不能とのことなんですネ~~
通常なら古いOSでいくんでしょうが、できるだけ新しい
環境で作業したいというのは誰しも思うものです。
(一応、古いマックOSもあるんだけどね)
でもって、何とか繋いで動作成功!
これで一安心~~ってとこでしょうか。
一作業終えて、買い物とプチ散歩で息抜きです。
今日は取材や撮影は何もなかったんですが、
朝からデータ処理やらホームページ管理、
メールチェック、原稿チェックなどなど
事務処理で追われていました。
明日からはどういうわけか地方取材が
続くので出来る限りの処理をしようと
必死でやってはいるんですが、全ての
処理は終わらずじまい。
残念ですが残りは来週です。
データ転送・書き込み速度は年々処理速度が
高速化されてはいますが、同時に1つのデータサイズも
それに比例するかのように大きくなっているため
いつまでたっても時間短縮はできません。
昨日もビデオのレンダリングに4時間を要し、PCが
火を吹くのでは?
というぐらいの爆音たてながら処理していたので
早めに何らかの対策をとらなければならないようです。
そのシステムのチョイスを頭の中で、あーでもない
こーでもないと、仕事そっちのけで暫しボーッ と壁を
見詰めて考えていたら、次は頭の中がどういうわけか
今年取り組んでいる作業の組み立ても勝手に
考えだし、またまた暫しボーッ と壁を見詰めて、、、、
てなことやってるから仕事は進まない進まない。
あーどうしよー
これも仕事のうちですから仕方ないですな~~
A氏「目が見える間に、精一杯やろうと思っています」
私「・・・・・・・・・・・」
8年前の2006年のこの時期だったと記憶していますが
厚生労働省で発行していた障害者の雇用促進に関する
冊子の撮影と印刷データ仕上げまでを請け負い、
作業をしていた私はあの時の彼の言葉がこの時期に
なると今も思い出されてなりません。彼は私と同い年で、
目はぼんやりと見えるだけで字など細かいものはもちろん、
外の標識なども読むことはできません。
そして医師から宣告されていることが、いずれ完全に失明
するであろうこと。彼はこのことを受け入れ、会った当時の
今を精いっぱい生き抜いているようでした。彼との出会いで
私は自身の生活・仕事への考え方・取り組み方が大きく
変わりました。
彼だけは2度にわたり撮影をし、2度目は私1人でうかがった
ので少しプライベートな質問などをされて応えた覚えが
あります。それと何より、うちから近い場所だったので
一度会いに行ってみたいとこの時期になると思うのです。
ちょっと老眼が進んだからといってがたがた言っている
自分のダメさ加減を反省するのがこの年度始めでしょうか。
ちょうど鯉のぼりが泳いでいた時期でした。
鯉のぼりを見るたび彼の言葉を思い出すのです。
そして、動ける間に、見える間に後悔のないように
仕事と生活をしてまいりましょう!