その1;1972年3月、結婚1周年記念にたしか銀座のヤマハホールだったかで23歳か24歳だった天才パコ・デ・ルシアの初来日公演を観た。
ただ衝撃
13~19フレットを自在に駆け巡る圧倒的な演奏だった。天才ここにあり。
その2;十数年後に愛媛県文メインホール、3000人キャパの5階席まである広いホールにスペインの70人オーケストラがやってきた。
半数が引っ込み山下和仁のアランフェス協奏曲が始まった。ノーマイク、生音で。
35人のオーケストラと対等にそして休符の間も瞑想したまま両手は空中で演奏したあと嵐のtuttiに突入した。
鳥肌が立った、涙があふれた。天才ここにあり。
あまた天才といわれたギタリストを目の当たりにしたが、ここに極まる。
その3;時は流れ日本のフラメンコシーンに初の天才と称される沖仁が出現した。
ライブは見たが来週宇和島でソロコンサートがある。楽しみだ。
わが師伊藤日出夫の師事歴を掲げているのも嬉しい。
沖仁
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エジソンによると「天才とは1%の霊感と99%の努力」なんだって