南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

中谷幸代さん

2007-09-16 22:03:33 | ・音楽雑記
9月16日
18時にヤマハのレッスンを終えて、雨の中ロイヤルハタダはなみずき通り店に急いだ。間に合った。
コミセンMさんからお便りをいただき同級生のY姐とお月見コンサート鑑賞だ。

神戸市出身のピアニスト中谷幸代さんのピアノソロコンサート。
いま松山で最も注目を浴び、大ブレイクの予感が漂う逸材だ。

才能とピュアなハートがあれば他にはなにもいらない。そんな音楽。
例えてみるなら、ちょっと古いがむかし日の丸弁当というのがあった。
弁当箱のフタをあけると真っ赤な梅干が一つ入っているだけのあれよ!
弁当箱いっぱいの銀シャリに梅干ひとつあれば何もいらない。

はったりのないタッチ、美しく鍵盤で紡いでゆく豊かな感性。
音楽とは、音楽の原点とは。今を生きるとは、
そんなことを考える間もなくあっという間に流れた2時間だった。

お手伝いで神戸から駆けつけたという妹さん(いわゆる絶世の美女)が
途中ソロで1曲、連弾で2曲参加した。自作曲がとてもいい。
これは素敵な時間をありがとう。

コミセンMさん、なにかやるときはまた誘ってくださいね。
調律の確かなスタンウェイで聴いてみたいよ。