南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

王府井の夜は更けて

2012-09-30 11:51:57 | ♪ライブ情報
9月28日
みなさん満足いただいて月の光と美しいライトアップの広い庭園を見て家路につかれました。
めでたし、ところがこの辺の写真はありません。
冒頭インスピレーションを
メインのソロが始まる

(見出し写真はクリックで拡大いずれもじろうさんの公式撮影より)


逆光に感無量

2012-09-30 10:08:41 | ・ボクの日記。
9月28日
1992年9月、今からちょうど20年も前のことになる。近くに開発された湯ノ浦温泉に出現したリゾートホテルの今治ケーオーホテルさまのオープン1周年記念事業として愛媛では初めての本格的なフラメンコを招聘していただいた。カンテのクーロ・バルデペーニャス氏に惚れ込んだ主催者の意が通じて2001年までに7回来てもらった。もちろん踊りは前期は故石沢里実さん、後期は鬼本由美さんを中心に日本のトップクラスを招いて私も地方に居ながらにしていい思いをさせてもらった。
盟友伊藤シゲルさんのプロの凄腕と彼の人脈にずっと助けていただいた。

以来10年、バブルと大震災を経てなお かの地朝倉のタオル美術館さまで昨年に続いてフラメンコ・ディナーショーを開催していただいた。
日本のフラメンコは変わった。愛媛も変わった。光陰矢のごとく(クリックで拡大)
 
昨年、松山市出身の大西美江さんともう一人の主役に松村布美さんに白羽の矢をたてて、本番翌日に自ら主催のライブを控えているのを承知で口説いて快諾していただいた。翌日会場の万翠荘に足を運んで、彼女の踊りはもちろん廣川氏のギターとカンテのチェマ氏の新しいフラメンコを目の当たりにして心をを奪われた。今年再びお話を戴いたとき、ラ・フエンテを主宰する松村布美さんに再び無理を言ってこのフラメンコを実現した。ありがとう。

聞けばわずか13年のフラメンコ歴のこの3人はすでに当代の国内第一線の先頭を走る集団に達している。感無量というしかない。
今治市の太っ腹なスポンサーさまにフラメンコを育てていただいたことに心から御礼申し上げます。

ありがとうございます。本記事が1500のキリ番でした

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新しい挑戦

2012-09-25 08:47:39 | ♪ライブ情報
9月25日

今朝のこと、読売新聞に付いてきた読売ライフ四国版のタロット占い(吉田ルナさん)を読んだ家内から鋭い指摘を受けた。常々自分で線を引くなと言ってくれている。この道47年のうち45年を共に過ごし、ギターを下げて上京するボクを松山駅に見送ってくれた日もあった。

昨夜、できあがった「南十字星☆」を聴いてあれこれ注文をつけられた後なのです。

この半年、絶不調だった身体も治し3人の孫たちとも楽しい日を過ごした。
きっとまだいいことがある。ボクはおひつじ座の生まれなのです、めでたし。


二つのギター

2012-09-24 00:58:49 | ♪ライブ情報
9月23日
ロシア民謡のことではない。
今回の共演、廣川叔哉氏と音合わせのためスタジオ「ラ・フエンテ」さんにお邪魔した。
当代のとなった彼と何とか血が通い指の動いているうちにお手合わせが出来てこんな嬉しいことはない。まずは互いの愛器を差し出してそっと爪弾く。

スイッチを入れればこの広い王府井さんは超満員のお客様で溢れる。おいしいお料理を戴くとき窓の外にはこんなさまが・・・まさに夢のようなひととき。
じろうさんへの感謝をこめて、ショーの冒頭に彼の大好きな「インスピレーション」を


2003年3月にクイーンズタウンの丘の上で家内と南十字星を見た日から間もなく10年。1990年5月のコンデ・エルマノスを手にした日から22年。ギターこの道47年のいま思い返せば後半は今治市の人々とのご縁に支えられてきた。1990年、結成された日西文化協会のD様(波止浜)、1992年から10年間フラメンコデイナー・ショーでお世話になった今治ケーオーホテルの当時の社長A様(桜井)、2008年から2年半 国際ホテル松山さんで再びお世話になりました。
そして2006年以来のお付き合いのじろうさまとタオル美術館のO様。感謝の心で一杯です。

本拠地故郷の松山、青春の活動の地東京と並んで今治市はありがたきかな、啄木。です


無事でした

2012-09-21 03:14:51 | ・ボクの日記。
9月20日
今回は4週間という短いスパンで松山市民病院へ。
じつは先日の集中的な食べ歩る危の締めの敬老の日には、娘のうちゃんから届いた阿波牛で息子一家と焼肉を頂いたのであります。

あれから2日おいての検査、HbA1cも もはやこれまでかと思いきや結果はオーライ 1ポイント下がって標準まであと4。
アクアパレットでの健康ウオークの賜物か。やれやれ。




南十字星

2012-09-12 00:52:12 | ♪ライブ情報
9月11日
タオル美術館さんのフラメンコライブまであと2週間あまりとなった。お話をいただいて以来季節は巡って出演者のみなさんはそれぞれの世界でそれぞれにその日をめざして来た。

昨年に続いて2回目となり、主演のバイラオーラさんはあえて同じ方にお願いしたが昨年は国内第一級の名手伊藤シゲルさんを迎えて初対面のメンバーがわずか2時間のエンサージョで本番を終えた。これがフラメンコの醍醐味ではあるが、一方今回は人気の若手実力派の廣川君を迎えて計算されつくしたフラメンコ、当代の先端を行くステージが楽しみだ。若い才能に恵まれたアルティスタとの一瞬の交錯が夜の静寂に向かうボクには思いが深いものがある。

長い間、演奏家の妻としての家内の意見は遍くお客様の目そのものであった。

10年前のことになるが、マウイの音楽をゆったりと聴きながら美しいニュージランドを旅したときに頭をよぎった一節がある。後に2005年の還暦記念コンサートに際して完成した曲にコンサートタイトルと同名の「南十字星」と名を付けた。今は幻となった青年たち「ロス・コンドルス」との思い出の曲だ。
以来、家内はこれをギターソロにアレンジするようにいい続けてきたが封印したままだった。

今回1曲だけギターソロがある。やり残したままでは悔いが残る。ようやく魂に点火した。
従来のレパートリーをすべて捨ててこの曲を弾く。昨日、原曲をもとにキーをフラメンコ・モードに移して、
ソロアレンジができた。先日いただいた南半球原産の紅茶「南十字星」で一息入れながら。


いよいよです

2012-09-08 07:41:54 | ♪ライブ情報
9月8日
いよいよですね。王府井フラメンコ!

十五夜に近い秋の夜のひととき、中世のスペインを思わせる広い庭園が魅力です。
おいしい中華を満喫したあとは、情熱のフラメンコを。昨年に続いて好評です。
残席も少なくなりました。0898-56-1515


秋の訪れ

2012-09-07 06:05:03 | ・ボクの日記。
9月6日
毎週木曜の夕刻には松山中央公園のプール(アクアパレッドつやま)に健康ウオークのため家内と1時間ばかり。夏休みの喧騒も子供たちの歓声も消えて秋の気配を体で感じる。8月以来孫たちと2度、家内と2度、Mさんこれはいいですよ。写真はご法度

暗くなった帰り道には、石手川の土手の道路から光る「くるりん」が見える。後ろの正面だ~れ

9月5日
ギターレッスンのあとのじろうさんとの昭和の味めぐり。昔なつかしい北京町とか唐人町とかを調査されますが、この日は南夷子町の路地裏へ。最近は二番町3丁目とか大街道1丁目とか言って味がない。
日本一しょっぱい塩ラーメンを食べた。病状は悪化したが、とてもおいしかった。

9月4日
海のみえるカフェさんも秋景色。
帰りには焼き豚玉子飯を求めて「重松飯店」へ。どうしても元祖のこの店には入ってみたいが、またもやタッチの差で昼休みの閉店也。さりとて白楽天は定休日。やめときゃよかったがmapを片手にそこいらの店で体重を増やしたのみ。反省


syunちゃんが

2012-09-02 20:00:29 | ☆shunちゃん情報
9月1日
土曜日は18時半にyamahaレッスンの後、練習場に借りているコミセンに移動する。
いつもは一人きりの世界だが春以来たまに浩ちゃんがやってくる。

ママと離れたラストナイトの8月14日にはshunちゃんもやってきた。

4才の彼の目に映ったスタジオはご覧の通りとなった。



いいんだよ。この躍動のエネルギーを貰っておくから。