南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

祝開店8周年

2013-03-10 21:30:08 | ・海カフェにて
3月10日
今治は糸山に河津桜が花開く日、人気の「海のみえるかふぇ」さんが開店8周年の良き日を迎えられた。おめでとうございます。昨日はテレビに出演されて今日はさぞかし大賑わいだったと思います。

そこで、昨日17時にレッスンを終えた後ギタリストの廣川氏と合流して一路お店に駆けつけました。すっかり日も暮れた18時40分到着。なぜか長年の主だったお客様が・・・


お祝いに1曲弾かせていただいた。あとは廣川君に昨秋のタオル美術館以来のひろかわくんの登場に店主ご夫妻はもとよりご常連のお歴々も大喜びでした。
閉店後、ご夫妻イチオシのお店でとびきりの焼豚玉子飯をごちそうになってしまったのです。

みだしの写真をクリックしてみて。バーンとなります。じろうさんの撮影です。

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あれから5年

2011-10-23 22:55:16 | ・海カフェにて
10月22日
この時期のこの時間に初めてこの絶景に連れてきて貰ってから5年経った。早いものだ。


この店を訪れるときにはカメラは必需品。充電中で置いて来た夕刻のチャンスにdocomoでは苦しい。
そこで目の前を滑るように横切った「ぱしふぃっくびいなす」はじろうさん作で。



桜静か

2011-07-10 06:10:22 | ・海カフェにて
7月10日
おととい梅雨が明けた。 これを見てっ...
その日の海カフェじろうさんのブログには「桜静か」と題して熱演の様子が写し出されていた。
堀江の「うなぎや」でむなぎをとりめしながら初めて物語の壮絶な様子を具体的にお聞きした
その記事に残ったコメントからその後の二人のやりとりを掲載します。


コックピットの様子がよくわかるいい写真ですね。赤い血を流して熱唱していただき、曲が歌になった瞬間です。あの夜、背景の空が一番綺麗な青から紺に移る時間でした。思いが叶った瞬間にいられて感無量でした。アルマジロウさまも決まってます、お宝ですね。
2011/7/8(金) 午前 7:49[cruzdelsur1945]

delsurさま お世話になりました。 窓の外を眺める余裕はありませんでしたが これ以上ない夕暮れ時だったのですね。 いい経験をさせてもらいました。 これはカメラを触ったこともないカミさんが撮ってくれた写真です。
2011/7/8(金) 午前 8:02[アルマジロウ]

「桜の花よ泣きなさい」大の名曲です。まずこの曲を練習しましたね。「桜静か」と題した詩。身を引き裂かれるような心情のなかに、思いを大切に生きてゆくというかすかな光がありました。いつか香奈さんに歌って貰いたいという条件付きで曲を依頼されたのは夏でした。
秋から冬にかけては何の閃きも来てくれませんでした。明けて桜の蕾が花開く朝、突然にAメロが降りてきました。数日後の4月4日満開の午後、Bメロが。そうです、出来たのは長調いわゆるメジャーな曲でした。亡くなられた方が、思いを桜の花に託して作曲家ではない私の肉体を借りて現れた。そうとしか思えないのです。
アルマジロウさまの企画で、まもなくタオル美術館さまでフラメンコの一夜が訪れます。ここで1曲だけソロの機会がありますが、「さくらさくらフラメンコ」をもって一連のお礼とさせていただきます。
2011/7/9(土) 午前 6:36[cruzdelsur1945]

そうでしたか delsurさま。 御苦労をおかけしました。 タオル美術館でのソロ演奏に 「さくら」 を選んだのはそういうことだったのですね。 ココロして拝聴いたします。
あと2週間を切りましたね。 楽しみです。
2011/7/9(土) 午前 7:00[アルマジロウ]








2011-05-11 06:07:52 | ・海カフェにて
5月10日
雨の海カフェさんへ。
常用している薬の調達で病院を2軒回ったあとの午後のことだった。

じろうさんお手製の労作、2代目のデッキとイスをこの日お披露目したばかり。
まるで進水式だ座れないよと手を掛けたとき、店内のお客さんからボクの名を呼ぶ声がその話はまたの機会にするとして、
店主ご夫妻のというよりじろうさんの夢がいよいよ実現の段階に入った。
めでたしその話もまたの機会にするとして、

振り返ればご縁の始まりは・・・その日からだった。ブログを始めた2006年のことだった。地元出身歌手兼ピアニストのアヤコレットさんが連れてきてくれた。
病床のお母さんに聴かせるため、FM局の生放送でスタジオに入る直前のことだった。人情家のボクはこういうのには弱いんです。お母さんに捧げるフランス語のテネシーワルツの本番中は一言もそれを口にすることなく声が揺らぐことなく歌いきった。喜ばれたお母さんは2日後に亡くなられた。そして12月の本番を客席で見つめられたお父さんも2月に亡くなられた。
あれからお子様に恵まれて幸せな彼女の今後の無事を祈るいま、こうして原点を思うのであります。

7月のタオル美術館フラメンコの企画はここから生まれた。
男の夢は見るよりも叶えるものだ。男の夢とは希望のことかもしれない。

記念曲

2010-05-12 04:30:49 | ・海カフェにて
5月23日
慌ただしい日々が復活した。レッスンを終えた18時10分にヤマハ松山店を出発した。夕闇迫る雨の国道56号線を今治へ。19時25分に海かふぇさんに到着。
「さくら静か」記念曲をお届けした。
「桜静か」演歌版のいつの日にかの完成を祈って。


5月14日
早朝、yukoさんから詩が入った。タイトルは「桜静か」桜が漢字だ。
早速新たに譜面を書いて、郵送した。ひとまず曲は完成した。
こちらはある大きな目標を持って計画的に作業を進めている。実現するまで応援させていただきます。

5月11日
桜の季節にできた曲「さくら静か」の譜面が完成した。原詩をもとに作曲用にボクが作詞したものだ。これを音で聴いて作詞者が改めて作詞するという運びだ、たいへんなり。

この曲は今年開店5周年を迎えられた「海かふぇ」さんにさせていただく。
譜面はただの紙切れといえば紙切れなので、これを音にする。
3年前の春と秋にお店でライブをしていただいたことがある。そのときに郷里出身の歌手アヤコレットさんと一緒に出演しまたそもそもこのお店に連れて行ってくれたのも彼女であるというご縁で、この曲を快く歌ってくれることになった。

たまたま車で上京するのでギターも積んで行き、火曜日に浩ちゃんが学校に行っている間に彼女の自宅スタジオで録音するのだ。


カサブランカな夜

2010-04-12 20:38:55 | ・海カフェにて
4月11日
雨の閉店間際、久しぶりの夜の訪問だった。客は常連様のみ。
霧の夜景が窓に迫り店内は静かだった。
ひょんなことから奥様がバーテイー・ヒギンスの「カサブランカ」が大好きだとかで、
レコードを取り出して針を落とした。ロケーションも音響も最高!!
甘く切ない歌声が激しく胸に迫る。永遠の名曲にしびれたひととき。

さてと、
レッスン帰りとてギターもある。音が出なけりゃ楽譜もただの紙切れ。成行きで、
あろうことかヒギンスさまの後で「さくら静か」をお披露目と相成った。
「だ、だれか~ 水をかえてくれ~~」という伸助のCMのような時間だった。

さくら静か

2010-04-12 19:41:34 | ・海カフェにて
4月11日
18時30分 レッスンを終えてYAMAHAを出発した。
雨の夜に向かった先は、50㎞彼方の「海のみえるカフェ」。19時40分到着。

昨夏、「さくら静か」と題した奥様作の一篇の詩を示され作曲を依頼された。
(さくらはじろうさん撮影)

もとより小生はアレンジャーであって作曲家ではなく、カラオケに至っては「座が白けるから歌わないでくれ」と言われるほど歌唱力はない。が、歌は大好きでいろいろなジャンルの名歌手の伴奏も数多い。それだけを頼りに引き受けた。

詩の内容とエピソードから全てインスピレーションのフレーズが舞い降りるのを待った。
音楽理論や作曲技法は封印した。苦戦した。寝ているときメロデイが流れ目覚めると消えているのだ。最後は本物の桜頼みで一気に完成した。

(左4月3日・右4日撮影:曲のテーマとサビのイメージです)


大潮

2010-03-30 17:03:39 | ・海カフェにて
3月30日
【朝】桜が開いてきた。可愛い孫たちに手紙を書いた。
家内がそれを届けると言ってJALへ。


【昼】ロスインディオス・タバハラスのマリア・エレーナばっかり聴きながら1時間走ると、
「海のみえるカフェ」に着いた。大潮の海峡は音を立てて動いていた。青い。
そのうち桜も咲くだろう

【夜】TOH-KA-LINは賑わっていた。二人連れの老婦人のお客様から「いい日旅立ち」「太陽がいっぱい」のリクエストが入る。今日のボクの心境にピッタリです。あとで涙を流さんばかりに喜んでいただいた。1時間近く弾いてしまった。


ロープウエイ街をウオーキングして帰宅。ドアの灯りも満月も寂しいのう。おやすみ

窓に写る海

2010-02-05 21:25:12 | ・海カフェにて
2月4日
時間があればずっと編曲していた昨今、ブログの更新も停滞してしまった。
久しぶりの快晴の午後 「海のみえるカフェ」でおいしいをいただいた。


離れのガラス戸に写る海もいいものだ。テラスにはメジロが餌を啄ばんでいる。
桜の季節までには早朝に松山を出発して開店時間にここに入って一曲作曲させていただく。

往き帰りにとある曲を徹底的に聴く。脳が腐るほど。脳が戻ったときに曲になる音が残る。

晩秋の海カフェ

2009-11-03 17:18:02 | ・海カフェにて
11月3日
久しぶりに海カフェさんに。かけがえのないくつろぎの一日。
晩秋の大賑わい
おいしいコーヒーをいただくために往復100㌔のドライブ。
往きは大下香奈さんの「さくらの花よ泣きなさい」「涙にかえてほほえみを」他を聴きながら。この人の歌はソートー上手い。風のように、光のように、自然体三木たかし先生の目に留まるはずだ。

帰りは、フラメンコのまとめ買いの中から妙に落ち着くこれを
デイエゴ・デル・ガストールのノスタルジックな味を最新のテクニックで。
これはいい。

さて今宵は満月、さあ行くぞ。 いや、自然体自然体。
ギターはむせぶか、夜霧よ今夜もありがとう。