■8月7日
1週間ぶりに、深夜と早朝に今治国際ホテルの前を通った。
あれからどうしているのかと思っていたが、
帰宅するとアメリカから二人のメールが届いていた。送られた写真と差し替えた。
あの日の幸せな瞬間が蘇る。しあわせ。
■7月29日
5年前の今日、長女うちゃんが北海道トマムの水の教会で結婚式を挙げた。
その日のシーンは今も鮮明だ。
祭壇の大きな十字架の向うの池で、ずっと小鳥が水と戯れていた・・・
間もなく浩ちゃんと3人で訪れるそうな。よかったよかった。
そしてこの日、今治国際ホテルでsacchanが結婚式を挙げた。
ご主人の米国留学にあわせて昨夏急遽入籍して一緒に行ってしまったが、
晴れてこの日を迎えた。
初代瀬戸内しまなみ大使
として活躍し、KETTY所属のモデル
としても活躍した
今治を代表するこの美女は
これ以上は誉めようのない好青年と結ばれた。
先日二人で我が家に来てくれたときは、東大出の博士だとかはひとことも言わず、結婚式ではお母さんと新妻にフルートの見事な演奏を1曲づつ捧げた心優しい憎いアンチキショウ。どおりで風格があるはずだ。
日西文化協会TORAのHPの
壁紙のフラメンコの主は彼女だ。
旧姓桧垣幸子さん
photo by TORA
今治北高時代にハンドボールで国体4位の実績を残した鍛えぬいた足腰と根性、天衣無縫・天真爛漫な人柄の彼女が10年前にフラメンコをやりたいと言ってきた。
1997の秋から大阪在住の大学時代に故石沢里実さんのアドバイスをうけて東京に直結した岡田昌巳さんのスタジオで鍛えた。
1999にはケーオーホテルのフラメンコの前座で地元デビューも果たした。居合わせたカンタオールのクーロ・バルデペーニャス氏も彼女の晴れ舞台と知って快く加わってくれた。sacchanの笑顔がクーロのコラソンに届いた。
突然やめてしまったが、まだ若い。
10代で培った基礎は生きている。その後女性として体験した幸運な人生をいつかまた踊りに生かして復活する日が訪れる気がする。
結婚式ではこの頃のことを、とても貴重な経験として取り扱っていた。
今治市万歳!sacchan万歳!ボクの愛奏曲「ラ・パロマ」は君に捧げた。