南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

今年は上がり

2007-11-24 23:31:57 | ♪ライブ情報
11月24日
道後夢蔵ライブ。19時30分満月がぽっかり。
老母、家内と友人二人が予約。感謝を込めて60分間弾いた。
このメンバーには長年いやというほど聴いてもらった。
19時50分演奏開始、お客様の加減により15分間延長し21時5分ライブ終了。
当然暗譜にマイクなしコメントなし、さすがに疲れた。
これをもって今年お約束の演奏は全て終了しました。ありがとうございました。

Alm

2007-11-23 22:35:02 | ・食べある危
11月23日
祭日(夜間営業日)で待宵(満月前夜)で快晴で日没が早い、
これだけ条件が揃ったら今治に行かない手はない。
月に光る海を「海のみえるカフェ」で見るために。
17時過ぎにAlmへ。ここのケーキは評判だ。

17:25 すでに月は高く海は月光に輝いていた、
(by JIRO) 
この光る海がカミーノ・デ・ルナだ。

帽子

2007-11-22 16:31:24 | ☆浩ちゃん情報
11月20日 などを食べているとがリーン

♪母さんが夜なべをして~ 早い! マフラーも編んでいる。
30年前の北海道用の帽子もいずれ浩ちゃん用だな。



ボク持って行く人

「おばあちゃん、お願いがあるの。帽子が小ちゃくなったのでまた編んで」
      (後のママに言わされたかな?自分でかな)
「浩ちゃん、いいよ。色は何色がいいの?」
「あお」(浩ちゃんは青が好きなのだ)
「判った。緑の青なの、青い青なの」(わからん)
「あおいあおだよ」

1歳半の春から保育園に通う浩ちゃんが、2歳になった冬に送った帽子とマフラーを愛用してるのだ。朝も夜も自転車じゃ寒いだろう。不憫だ。

あれからもう3度目の冬になる。人は宿命に生きなければならない。
「今度おじいちゃんが行くとき持たせるからね」(荷物運びか)
「うん」(帽子を待ってるみたい

言い忘れるところだが、ボクは12月6日に東京に行くんだ。

音楽人生万歳

2007-11-20 22:52:01 | ♪ライブ情報
11月17日
枯葉舞う晩秋の「坂の上の雲ミュージアム」
コンサートは、私を音楽の世界に導いてくれたきっかけの曲
「枯葉」から始まった。私の生年に作曲されている。
ワンコーラスでギターとホールと100人近いお客様との折り合いはついた。鳴る。
(写真提供K.N/mcgc)

ウエルカム・ロビー;学芸員Tさんの力作プログラム。用意した100部近くがなくなった。
(写真提供H.S/mcgc)

▲正三角形のホール、正面はギターにとっては無限の空間。ここが怖い。
(写真提供H.S/mcgc)
独奏だからできたことだが、頂点近くまで下がって演奏してお客様の椅子を波状に詰めてホールいっぱいに80席も作っていただいた。
(写真提供H.S/mcgc)
鳴ってくれて嬉しや、ここが生命線だもの。
夏の日の音響テスト、3日前の通しリハなどを提供していただいたおかげ。

ホールは2~3階が吹き抜けになっている、回廊の3階正面がベストスポット!

(写真提供K.N/mcgcありがとうございました)

2日前に地肌保護のため普段は白い髪を黒く染めた。
鼻メガネ防止のために老眼鏡ものけた。
以上、若返り作戦大成功・・・と思ったのだが
同級生のY女史「なんぼ黒いシャツ着てもそのお腹は隠せんね」、プロフィール写真を見て「また古いのを使っとらんじゃろねえ。うん、これはよし」には参った。

演奏曲目

2007-11-20 18:19:21 | ♪ライブ情報
11月20日

曲目
14時;開演オープニング 
1.枯葉  (作曲:ジョセフ・コスマ)

《クラシックギター100年の抒情》 7′40″  
2.禁じられた遊び (編曲:ナルシソ・イエペス)
3.アルハンブラの想い出 (作曲:フランシスコ・タレガ)

《明治・明治以後の日本の曲 》8′20″
4.荒城の月 (作曲:滝廉太郎)
5.さくらさくら 日本古謡  
6.月の砂漠 (作曲:佐々木すぐる)

《ギターの故郷スペインの曲》8′10″
7.鳥の歌 カタルーニャ民謡(編曲:パブロ・カザルス)
8.ラ・パロマ  (作曲:セバスチャン・イラデイエル) 

アンコール鐘のひびき(ショーロ)
14時45分;終演


道後夢蔵おひねり

2007-11-19 20:19:42 | ♪ライブ情報
11月17日
坂雲コンサートとダブルヘッダー道後夢蔵へ。
温泉ライブから半年、その場所で待機のあいだ思い出す。
20時~オール女性の貸切で50分間、いっぱい弾いた。手は動くものだ。

11月10日
いやあ、ものすごい夜だった。フラメンコギター万歳!
超満員のお客様、1組は明日の結婚式でお泊りの方々。
めでたい席に悲しいとか別れはいかん。
もう1組は東京から、こちらは千賀かおるの真夜中のギターだ湯の町エレジーだと注文だがエレジーはいかんのよ。
暗い曲なし、鐘のひびき弾くの忘れた、何を弾いたか判らないメモリー60分。
初めておひねりが2つもきたよ。伊右衛門がソートー飲める、嬉しいな。

※おひねりは半金で「鶴の子」を買って、お店におすそ分けいたしました。

坂の上の雲ミュージアム

2007-11-17 09:08:23 | ♪ライブ情報
♪土曜コンサート無事終了しました。

坂の上の雲ミュージアム「土曜コンサート」
♪タイトル;フラメンコギター 郷愁の世界
日時;11月17日(土) 14:00~14:30
♪場所;松山市一番町三丁目20番地 坂の上の雲ミュージアム2階ホール
♪主催;坂の上の雲ミュージアム

♪出演;青木敏郎(フラメンコギター&クラシックギター)
♪料金;無料(ただし観覧料は必要です。一般400円 高齢者・高校生200円)
♪お問い合わせ;089-915-2600 坂の上の雲ミュージアム
♪その他;同ミュージアムの公式発表をご覧ください


美女もぐれ

2007-11-16 19:26:31 | ・音楽雑記
11月16日
お昼にコミセンMさんから急な呼び出し。
むかし太陽がいっぱいという映画があったが、今日は美女がいっぱい。
もぐれとは松山の方言で「~だらけ」。神戸の方には通じない。

明日のコミセンでの消防フェスタに出演のピアニスト、中谷幸代さんが来るのかと思ったらそうだった。
いずれがアヤメかかきつばた、二人の美女がやってきた。それも絶世の。
マイピアノが置いてある喫茶店(珈壇)の前を通ったので飲みながら妹さんとの連弾を1曲聴かせて貰った。

ピュアで極上のひとときだった。また会うことになるだろう。

クォリティの高い音楽空間となった坂の上の雲ミュージアム土曜コンサートも
いよいよ明日になった。火曜の最終リハから練習もせずかくして5ヶ月に亘った準備期間をめでたく終了した。
学芸員のTさんの力作パンフレットが完成した。素晴らしいのひとこと。
真面目に対応していただいたお仕事に演奏でお応えしなければ。

ボジョレ・ヌーボー

2007-11-16 18:17:35 | ・食べある危
11月15日
ボジョレ・ヌーボー解禁日。
マンドリンの「メイプル・シロップ」スミタカ嬢の仲間がフルフルで。
3種類ボトルセット×3=9本を15人で何だかんだといって軽く飲み干す。


マスターのテナーサックスやらエレクトーンやらギターやらマンドリンやらリコーダーやら何やかや。

結局、ギター2本に新しい弦を張って引っ張っただけだ。

ありふれた夕暮れ

2007-11-12 20:28:00 | Weblog
11月13日
18時、すっかり夜のとばりが降りたミュージアムの窓から、森の木立に浮かび上がる万翠荘が浮かび上がる。美しい。
18時30分閉館。一応ちゃんとした服装で行ってよかった。
一発勝負で全曲通しのリハ。予想外だったのはビデオ。
学芸員のTさんがあっちこっちに走ってチェックしてくれる。弦はハードがいいようだ。ちなみにTさんはソートー美人です。聡明です。
ソフトアンドマイルドにまとめるため、限界まで挑んでおいた。

アルハンブラの想い出をやる。これでまとまった。

11月12日
秋も深い。17時頃の空、間もなく暮れた。

明日は、18時30分に坂の上の雲ミュージアムで最終リハ。
当日は観覧時間中のためリハはしないで時間がきたら弾く。
最初の曲で全ての状況をキャッチしてパワーをコントロールする。

じろうさんの傑作

2007-11-06 11:01:29 | ・海カフェにて
11月6日 クリックで拡大
今治のカクレガであった名店「海のみえるカフェ」のじろうさんのブログ『波の音風の音』は人間味あふれる人生観とクロートのカメラの視点でさりげないヒトコマを捉えている。
うな重に山椒、蕎麦にやげん堀のように隠し味ではない辛口が効いている。
記事は毎朝確実に一本で昔の日本柔道のごとく爽やかだ。
噂を聞きつけたお客様で現在は連日大わらわのようだが、1日も早く元のカクレガに戻ってほしいと願う。

昨日掲載された写真を見て、これ以上の傑作はあっただろうかとこの1年を遡ってみた。中では「月夜の海」のカミーノ・デ・ルナがとても好きだが、これはいい。
人生の哀しみを感じる。なぜだろう?相手は太陽だぞ。お日様だぞ。
もしかしたらこれは、CAMINO DEL SOL カミーノ・デル・ソル 太陽に続く道なのかも知れない。

荒城の月

2007-11-03 23:46:02 | ♪ライブ情報
11月3日
あと2週間後に迫った土曜コンサート。
明治時代ゆかりの曲をという注文とくれば、日本初の西洋音楽「荒城の月」をはずせない。
7月から始まった坂の上の雲ミュージアム土曜コンサートも5回目となる。
弦楽四重奏やバイオリン&フルートから琴・三味線・尺八等の邦楽まで幅広いジャンルのミュージシャンが毎月1組だけ参加する企画、ギターはボクだけ。

正調荒城の月はやめとこう。みんながやってしまった。
荒城の月フラメンコだな、やっぱり。
郷愁のとくればEmのファルーカ、月とくればグラナイーナ ま、そんなとこか。
普段弾いたことはないが、その日のメインの曲となる。

木立を吹き抜ける風のように、光のように、無色透明の水のように行くよ。


道後界隈

2007-11-02 21:42:27 | ・音楽雑記
11月2日
松大ダンス部定期公演に顔を出した後
道後夢蔵夢かたりへ。
いよいよ来週から、毎土曜20時から生演奏が始まる。
店内にはボクのポスターがばっちり。。
ワンドリンク以上の注文で演奏チャージは無料と書いてある。

坊っちゃん列車おやすみ&家内がギヤマンで買ったクリスマスツリー


とにかく疲れの取れない数日だった、レッスンが休みで助かったよ。
「荒城の月フラメンコ」組み立て開始!新レパートリー17日発表。


海・里・山

2007-11-01 18:52:10 | ・音楽雑記
未だ健在の老母に捧げた唯一の歌がある。

海の子は海ぞ古里
山の子は山ぞ古里
我は母の子   それは17才の頃のボクの歌なり(松山東高「掌上」より)

海といっても海は無く、山といえばあの山かという程度の人生経験だった。
この歳になってこの歌がしみじみとわかる。

海はもちろん
海のみえるカフェの夜

山はもちろん
城川自然ロッジの朝

旅の中日、1日1組限定で高橋邸に泊めていただいた。
ガラス窓に雨が残る夕景は茜色。
しばし宴のあと、幼いころを思い出す日本家屋の里の秋。