南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

刈干切唄

2007-09-13 19:19:28 | ・音楽雑記
4年前の夏、熊本市で家内の亡父の23回忌で親戚一同が集まった。
併せて盛大にいとこ会の宴があった。もちろんギターをご披露したが
宮崎県警察音楽隊で定年まで活躍した都城の従兄が得意のノドで正調刈干切唄を唄ってくれた。

哀愁切々かつ朗々とした高千穂民謡だ。

駆け出しの学生の頃、好楽社のギターピースで中林淳真氏の名編曲があった。
1972年の同氏の曲集にも収録されている。


今春、全国大会のチャンピオンが海のみえるカフェさんを訪れて名調子をご披露して大喝采を浴びている。
およそ民謡というものは風土、風俗、民俗に生まれて唄い継がれるものであって本物に迫ることはできない。だから本物は必ず正調とつける。

10月25日夜、静聴刈干切唄フラメンコを奏でてみたい。