南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

貧乏にも暇

2007-09-30 10:53:34 | ・ボクの日記。
9月29日
ボクはビンボーだから暇がない。
月に1度の完全休業のこの日下関激安ツアーが不成立で、
家内に1日おつきあい。
10:30フラワーアーテイストのローズさんのお城の完成をお祝いした後、今治へ。

12:00途中の日浦の山道は一面真っ赤な彼岸花。
これが延々と10分続く

12:30ソートー遠いJA周桑の周ちゃん広場で野菜を買って、予約OK!

13:30エスパーニャ・ミロでランチ
ゆったりと時は流れ、おいしくいただく。
ボクは現在歯が若干不自由なので、魚を(右上写真)


15:00そして海の見えるカフェさんへ。
小雨に煙る風情もまた格別だった。ご夫妻に強力な援護をいただくがあと1日を残すヤマハ決算セールの輝く60万円のギター購入も家内の壁は厚い。
「両肩に架けて両手で持ってまだ余るほどあるのにどうするの」

おいしいコーヒー一杯ですっかり長居してしまった。



オーバーホール

2007-09-28 01:48:27 | ♪ライブ情報
9月27日
めっきり秋の気配の日となった。
松山三越のM女史のお薦めの大洲の芋炊きはおいしかった。
うちゃんには今日届いたから、息子にも届いた頃だと思うけど
忙しくて受け取っていないかも。明晩、浩ちゃん一家の笑顔が眼に浮かぶ。

愛媛の絶景を巡るツアーもいよいよあと1ヶ月に迫った。
今日チラシが2種類届いた。
城川の河野さんと打ち合わせで久しぶりに会った。
10月6日のジャズライブは昨日完売したそうで、さすが。


8月の道後温泉ライブ以来オーバーホールに入っていた。
体も頭も心もばらばらに解体して磨いた。そろそろ組み立てるとするか。
それにしてもJIN OKIは凄かったな。

沖仁はソロのステージで純フラメンコオリジナル世界標準を披露する途中に、
「皆さんは退屈してませんか?ボクは結構いい気分なんです。」さすが。

夕方、大手町で買った新居浜の煎餅を老母に届けた。
「あんたも歳だからもう自分を大切に自分のために生きなさい」か。うん。


天才・沖仁

2007-09-24 23:09:53 | ・音楽雑記
9月24日
一路宇和島市へ
街中に沖仁のポスター!

リアス海辺の芸術祭だって、どえらいことをやるもんだ。
家内の仲良しYさんが手配してくれた入場券は、なんと№1と№2

天才ギタリスト沖仁はもちろん世界標準の音楽家。フラメンコの厳格な格式と伝統、音楽理論を踏まえた全曲オリジナルのナンバーを披露した。
通常一人きりでステージに立つことはめずらしいので、幸運なチャンスだった。

昔東京で観た、パコ・デ・ルシア、サビカス、セラニート、サンルーカルのソロステージの満足感を久々に思い出した。

バンボレオ

2007-09-23 00:35:40 | ・音楽雑記
9月22日 ついに出た、ついに手に入った。
金色の翼」オリジナル・サウンドトラック
Avex Entertainment
こんな風に発売を待ちかねて買いに走るなんてパコ・デ・ルシアの新譜が次々と世に出た30年前以来だ。
フランスロマのジプシー・キングスの大ヒット曲「バンボレオ」BAMBOLEOをmioが
カバーしてドラマのオープニング(愛媛ではEBC木曜13時30分)で流れている。
アーチェリーの矢が的にグサッと突き刺さるようにボクのハートはイチコロ。

ちなみに曲名はスペイン語で「揺れ、ぐらつき、ふらつき」の意味で原曲はスペイン語だがmioは日本語。愛とか生きるとかいう単語が並んでいるからそういう歌だ。フラメンコルンバのリズムで超絶的なピカ-ド(突き刺さるような早弾き)が加わっているがフラメンコとは一線を画している。


9月4日
とある昼下がり、見るとはなくつけていたテレビからドラマ(金色の翼)の主題歌で
女性歌手が歌う『バンボレオ』が流れてきた。ガーーン!衝撃!!
言わずと知れたジプジーキングスの大ヒット曲だ。
原曲を使わずカバーしたところがすごい。何だこれは!
バックのギターよし、歌よし。歌はminkだって。

早速モア・ミュージックに、デビューアルバムと最新盤を取り寄せて貰った。

秋の無料体験教室

2007-09-17 23:58:35 | ♪レッスン情報

ヤマハ松山店のクラシックギター教室で
30分間の無料体験(個人)レッスンを受付中!!
講師はもちろんボク、青木敏郎先生です。

日時;9月23日(日) 時間は問い合わせてください。
受付;089-934-7002 完全予約制(4~5名まで可)
対象;習おうかと迷っている人歓迎

けんちゃん、本格ヤマハギターを買ってもらった。目指せ本格派。
ヤマハ教室にて

天才ギタリスト

2007-09-17 10:03:58 | ・音楽雑記
その1;1972年3月、結婚1周年記念にたしか銀座のヤマハホールだったかで23歳か24歳だった天才パコ・デ・ルシアの初来日公演を観た。ただ衝撃
13~19フレットを自在に駆け巡る圧倒的な演奏だった。天才ここにあり。

その2;十数年後に愛媛県文メインホール、3000人キャパの5階席まである広いホールにスペインの70人オーケストラがやってきた。
半数が引っ込み山下和仁のアランフェス協奏曲が始まった。ノーマイク、生音で。
35人のオーケストラと対等にそして休符の間も瞑想したまま両手は空中で演奏したあと嵐のtuttiに突入した。
鳥肌が立った、涙があふれた。天才ここにあり。

あまた天才といわれたギタリストを目の当たりにしたが、ここに極まる。

その3;時は流れ日本のフラメンコシーンに初の天才と称される沖仁が出現した。
ライブは見たが来週宇和島でソロコンサートがある。楽しみだ。
わが師伊藤日出夫の師事歴を掲げているのも嬉しい。

沖仁ブログ ウェブサイト

エジソンによると「天才とは1%の霊感と99%の努力」なんだって

中谷幸代さん

2007-09-16 22:03:33 | ・音楽雑記
9月16日
18時にヤマハのレッスンを終えて、雨の中ロイヤルハタダはなみずき通り店に急いだ。間に合った。
コミセンMさんからお便りをいただき同級生のY姐とお月見コンサート鑑賞だ。

神戸市出身のピアニスト中谷幸代さんのピアノソロコンサート。
いま松山で最も注目を浴び、大ブレイクの予感が漂う逸材だ。

才能とピュアなハートがあれば他にはなにもいらない。そんな音楽。
例えてみるなら、ちょっと古いがむかし日の丸弁当というのがあった。
弁当箱のフタをあけると真っ赤な梅干が一つ入っているだけのあれよ!
弁当箱いっぱいの銀シャリに梅干ひとつあれば何もいらない。

はったりのないタッチ、美しく鍵盤で紡いでゆく豊かな感性。
音楽とは、音楽の原点とは。今を生きるとは、
そんなことを考える間もなくあっという間に流れた2時間だった。

お手伝いで神戸から駆けつけたという妹さん(いわゆる絶世の美女)が
途中ソロで1曲、連弾で2曲参加した。自作曲がとてもいい。
これは素敵な時間をありがとう。

コミセンMさん、なにかやるときはまた誘ってくださいね。
調律の確かなスタンウェイで聴いてみたいよ。


刈干切唄

2007-09-13 19:19:28 | ・音楽雑記
4年前の夏、熊本市で家内の亡父の23回忌で親戚一同が集まった。
併せて盛大にいとこ会の宴があった。もちろんギターをご披露したが
宮崎県警察音楽隊で定年まで活躍した都城の従兄が得意のノドで正調刈干切唄を唄ってくれた。

哀愁切々かつ朗々とした高千穂民謡だ。

駆け出しの学生の頃、好楽社のギターピースで中林淳真氏の名編曲があった。
1972年の同氏の曲集にも収録されている。


今春、全国大会のチャンピオンが海のみえるカフェさんを訪れて名調子をご披露して大喝采を浴びている。
およそ民謡というものは風土、風俗、民俗に生まれて唄い継がれるものであって本物に迫ることはできない。だから本物は必ず正調とつける。

10月25日夜、静聴刈干切唄フラメンコを奏でてみたい。

YAMAHA秋の教室

2007-09-11 19:54:53 | ♪レッスン情報
秋は、というよりもこんな世の中だからでしょうか3人の生徒さんが加わりました。
求められる音楽は実に多様ですがいいですね!

日程の詳細はここをクリックしてね。

秋の日はつるべ落としといいますが、本当にあっという間に暮れますね。
鶴瓶じゃありません、井戸の水を汲むやつで手を離すとストンと落ちるのがつるべです。


決心

2007-09-10 20:58:55 | Weblog
明日こそ歯医者に行くぞ。
右も左も痛い

9月11日
行った。近くの白水台歯科クリニックへ。

名曲を口ずさむ♪  ずさむって漢字あるのかな?
煙が目にしみる、ほれ ターンタタタタ タンというやつよ。
こちらは、お水が歯にしみる。ア@イタタタタ、イタタタタ~

歯茎が退化して知覚過敏だって。辛いのう、年だなぁトホホ。

9月15日 台風11号接近中
あーあ、歯を1本抜かれてしまった。あ~あ

やりまっせ!

2007-09-09 23:20:28 | ♪ライブ情報
NATURE EHIME Live Tour
出演
青木敏郎・ギター
アヤコレット・ボーカル(城川のみピアノも)
守屋拓之・ベース

(恋するミラノ1220)

10月25日(木)19時00分~ 満員御礼
   「カミーノ・デ・ルナ」今治市・海のみえるカフェ
10月26日(金)18時30分~、19時30分~ 1500円
   「月遅れ芋名月の宴2007」内子町・文化交流ヴィラ高橋邸
10月27日(土)19時30分~ 2500円
   「風の谷の音楽会」西予市・城川自然ロッジ


道後温泉の秋

2007-09-08 10:20:00 | Weblog
9月7日 道後温泉にお泊り
元の職場のある部門のOB会が発足して6年、
ボクは入会して5年目になる。
毎年9月のホテル古湧園の暇な時期に1泊で行っている。

35歳の秋、生き馬の目を抜く東京から戻った日から10年間お世話になった人たちと、一献酌み交わしその後の人生の多くを語らず去っていく。

家を建て、子供たちを育て、東京のギター合奏団に通い、愛媛でギタリストとして立ち上がった日々。あれからもう20年になる。
人の情けというものを身につけることのできた大切な10年だった。

1990年9月22日(土)、同志青木一男氏とキャメリアホールを超満員にした前日の17時までここで働き、翌週から何事も無かったようにまた働いた。若かった。