With the I Ching

易経や四柱推命、暦、占星術などの運命学の記事がメインです。

旧暦の作り方と閏月の入れ方について、何パターンか考えてみる。

2017-07-13 23:03:30 | 占い全般のコラム

7/11のツイッターで、

“なぜだかまだハッキリとわかっていないんですが、今は旧暦の閏5月ではなく、普通の旧6月のように思えています。満月を過ぎて半分が終わり、今のところはそんなふうな印象です。そのことから旧暦の作り方を個人的に考え直しています。”

“一応、原因らしきものとすれば、中気日と新月の日が同じ場合、定義として時刻での比較はせずに単純に翌月の一日としている点でしょうか。それを時間まで考慮して中気を含むかどうかを見れば、この時期は定気法でも平気法でも旧6月になりそうなんだけど、果たしてそういう見方はOKなのか…?”

というツイートをしましたが、その後も実際はどうなのかデータを取りつつ、検討を続けています。
で、そのための考察資料として幾つかのパターンの旧暦を自作し、そのどれが実感と合うかを考えている最中です。

自分用に作ったため読みづらいかもしれませんが、参考までにそれらの資料をホームページのフリーアイテムのページに置いておきました(以下の文章があるところ)

#(時憲暦をベースにした)太陰太陽暦と閏月についての考察用PDFデータ(2000~2021年)
   A方式:新月と中気が同一日のとき、前月を閏とする方式  /  B方式:新月と中気が同一日でも、それぞれの時間まで確認して閏月かどうかを判断する方式

 

内容説明のために、2017年と2020年に入る閏月の部分を抜き出しました。

まずはタイプA。

タイプAの場合は、2017年は通常は閏5月となりますが、恒気法でみると閏は6月に来ます。2020年の場合は定気法・恒気法ともに閏4月になります。

続いてタイプBを見てみます。

 

タイプBは一般的な旧暦の作り方とは違って、新月と中気の日が同一であっても、双方の時分単位までを比較して中気が含まれるか否かを判定しています。この違いで月名がずれて来ることがあります。
この場合では、2017年は定気法・恒気法のどちらも閏6月になり、2020年では定気法では閏5月、恒気法では閏4月になっています。

今回の資料では2000年以降を比較してみただけですが、ちょっとした作り方の違いでも閏月の入ってくる場所が数か月も変わってしまうことがあるとわかりました。
昔の占的を引っ張り出してデータ検証していきたいところですが、少し忙しくなってきたため、それについては少しずつ進めることになりそうです。

ただ、この資料を作っていて、中国の農暦(農村で使われる暦という意味らしい)の作り方である時憲暦のやり方を見直しました。
たまたまデータ範囲的に、日本の天保暦風の旧暦作成法とも通じていますが、2033-34年の旧暦問題もあり、恒気法での旧暦作成もシンプルでいいのかもしれない、と思っています。
もっとも、今では公的な旧暦というものは存在しないため、あくまで自作レベルでの話ですが。

そして何より、僕の場合はそれが実際の占術で使えるかどうかも重要です。この理由があるからこそ、閏月の問題は無視できないわけですから。

なお、使用させていただいたデータは、PDF内にも記していますが「暦と占い工房 天文・暦・占い資料館」様を使って出したものです。また、気をつけて作ったつもりですが、全てちまちまと手作業でやっていたためミスもあるかもしれません。その際は、コメント欄やメッセージでお知らせいただければ幸いです。修正版を作りたいと思います。

 

追記:2017/08/15

もし2017年が閏5月でなくて閏6月だとした場合、紫微斗数での閏月の扱いのように閏6月の前半と後半とで前月(旧6月)と後月(旧7月)にわける必要があるかもしれない。
というより、今データを取っている限りでは、そんな気がする(紫微斗数そのもので見ているわけではないけれど)。
具体的には、7月23日から閏6月で今回は大の月(30日間)なので、8月6日の旧暦15日亥時までは旧6月、8月7日子時からは旧7月という具合。全く不思議なことですが。

 

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2017年の旧2月は・・・

2017-03-11 12:17:27 | 占い全般のコラム

約2週間前の「魚座の新月」は2月26日23時58分23秒で起こりました。もうほとんど27日といってもいいくらいです。そして、今日の「乙女座の満月」も23時54分47秒と、やっぱり翌日に近い。

暦にはさまざまなものがありますが、新月(朔)の日時を基準にした暦には、例えば今私たちが旧暦と呼んでいる「太陰太陽暦」があります。身近なところでは、大安とか仏滅、友引といった「六曜」も、この旧暦から出てきています。

これは個人的な感覚なんですが、今月は旧暦の日付が日本の東西で違っているもしれない、という気がしています。単に計算精度によって一日ずれるというのもありますが、そういうことではなく、経度差によって日本の東西で旧暦の日付が変わってくる可能性がある、という意味です。

初っ端から一体何を言ってるんだ、と思われるかもしれませんが、これは旧暦を作るシステムに関する話です。

旧暦における第一日目は必ず朔を含む瞬間です。なので、それが「とある一日」の初めのほうであれ終わりのほうであれ、その日の枠内にあれば、そこが旧暦での第一日です。

そして、その切り替えポイントは「0:00:00」であり、今回も「23:58:23」なので、ギリギリとはいえ26日の枠内にあります。

ところが、旧暦というのは万国共通のものではなく、多分にローカルなものです。例えば、中国の旧暦(農暦)は日本のそれと1時間の時差をもって作られています(厳密に言えば、閏月の入れ方のような旧暦の作り方そのものも違っていますが、ここではそのことは抜きにします)。

この1時間の時差があることで、日本と中国、あるいは台湾の旧暦では日付が一日違ってくることがありますし、閏月など旧暦月そのものが違ってしまう場合もあります。

過去の例で、きわどいものを探すと、例えば2005年12月2日がそうです。日本時間では「0:00:56」が朔(新月)の瞬間です。

この場合、中国暦では-1時間ですから前日の新月ということになり、旧暦の日付が一日ずれます。こういうことから考えてもローカル仕様だということがわかると思います。アメリカなど時差が大幅に異なる国での旧暦を作る場合にも、この辺の事情は当然絡んできます。

一方で、日本の中でも経度差によって旧暦の日付が違ってくる可能性もあります。ただ、そうはいっても、同じ国の中で旧暦日が違っては不都合が出てしまうので(行事などで今でも旧暦によっているところがある)、現実にそんなことになるとは思いません。しかし、紫微斗数など旧暦を使った占術で個人の運勢をみたり、梅花心易で時間起卦する際に、こうした微妙な違いが意味をもってくるんじゃないかと思うのです。

というわけで、先月の新月からこの満月までの個人的なデータを振り返っていますが、まだ判然としていないので(両方の影響が混じっているように思えるものもあるなど)、今は明言は避け、残りの期間も併せて考えていきたいと思います。

ところで、だいぶ前のことですが、占星術でのIC(ホロスコープ上の天底)に太陽が来る時を、その場所での切り替えポイントと仮置きして考えていました。けれど、それだと真太陽時になるわけで、旧暦でのシステムとは相容れないのかもしれません。一応、そんな疑問点も残しています。

それと、たまに日本や中国・台湾での旧暦表をもとに、海外の有名人を占っている人を見かけますが、日付が違ってくる可能性も考えておいたほうがいいと思います。たまたま日本時間で夜の新月に当たり、仮に-14時間しても同一日だったりする場合はいいですけども、それが前日の新月になるような場合は、旧暦の日付が合っているかどうか、という段階から考え直さなければならないでしょうから。

 

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『ザ・コード』という本を最近、買いました。

2017-01-04 00:16:34 | 占い全般のコラム

皆さん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2017年、最初の記事です。

タイトルに書いたように、『ザ・コード 人生をひらく誕生日の数字』という本を昨年11月の後半に買いました。ただ、なかなか読む時間を作れず、年末年始になってようやく目を通し始めたところです。

この本の内容としては、数秘術と気学と四柱推命が混ざったようなものなんですが、『月の癒し』などの著書のある、ヨハンナ・パウンガーさんと、トーマス・ポッペさんによるものなので、わりと世界中で読まれているみたいです。

それにしても、オーストリアにそんな伝承があったなんて、という不思議な驚き。

数字の配合や意味合いなんかは、まさに先天数のものだし、それを季節に配当したり、易の元亨利貞のような説明があったり(ホイール)、31サイン(コードのタイプ分け)と四柱推命の五行のタイプ分けとの共通性もあったりで、なかなか参考にできそうな内容です。

で、途中まで読んで、頭や手動でちまちま計算するのが面倒になってきたため、Excelで一括表示できるものを作りました。

僕のサイトに置いておきますので、関心のある方はダウンロードして使ってください。

『ザ・コード 人生をひらく誕生日の数字』のコードと『[魂の目的]ソウルナビゲーション』の誕生数を一年分計算するExcelファイル

http://ciarchives.nemachinotsuki.com/free_soft.html

2017/1/5 誕生数の表示の仕方をミスっていたので修正しました。先にDLされた方は再DLをお願いします。曜日も入れました。

 

縮小画像で見づらいかもしれませんが、どういうものかの参考に。

 

右側の『[魂の目的]ソウルナビゲーション』は、数秘術での誕生数です。比較というわけではないですが、一緒にわかると便利かと思って加えました。

最初に調べたい年を入力して(1900年以降に対応)、「1年分を求めます!」をクリックすると、ずらーっと366日分が出てきます。ただそれだけのソフトですが、31パターンとか誕生数(ライフパスともいう)の並び方の傾向が見れて、ちょっと面白いかも。

約1日で作ったものなので、変なミスやエラーがあったらごめんなさい。気がついたことがあれば、追って修正&更新したいと思います。

 

『ザ・コード』のあとがきに出ている動画:

Life Lines with Johanna Paungger

その他

https://www.youtube.com/watch?v=nfchu1pAjME

 

ではでは。

 

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干支と納音五行と先天八卦

2016-12-02 07:47:02 | 占い全般のコラム

今日の記事は「干支と納音五行と先天八卦」と題しました。

だいぶ前から書こうと思っていた内容ですが、なんだかんだと忙しさに流され、やらずじまいで来たことです。そのまま忘れてしまうのも嫌なので、細かくは書けないにしても足跡だけでも残しておこうと思います。

**********************************************************

占い理論の一つに、「納音(なっちん)」というものがあります。

『和漢三才図会1』の“六十花甲納音図”の注記を引用すると、

“六十花甲納音 六十甲子ともいう。十干と十二支とを組み合わせ、六十で一周する配合をいう。甲子から始まり、癸亥で終る。納音とは六十花甲を木火土金水の五行の音によって、その持つ意味を明らかにしたもの。”

とあります。六十甲子とありますが、今は普通、六十干支と呼ばれます。

その後のページには納音の出し方の数法が書かれているくらいで、「納音って何ぞや?」という点については詳しく触れられていません。

断易にはその理屈について述べているものもあるようですが、僕はその辺は詳しくなく、自分としては納音の本質的なことを書いている本を見たことがないかもしれません。 

ただ、実践に使うに当たっては、干支を納音に変換することは安価な占い入門書でも見られ、わりと一昔前はポピュラーだった記憶があります。今はどうなんでしょうね。

僕自身は、納音が30の二つ折りという点から、占星術のサイン度数と対照させてその類似性を考えたりもしていますが、もう一つ、今日紹介する方法も時々使っています。

それは干支を納音に変換するように、納音五行と干支の陰陽から八卦に割り振るというものです。

これは以前、2013年の後期にanan誌の中で、易による相性観法として使った技法でもあります。その時は日干支からダイレクトに八卦に置き換える表を載せていました(以下)。
(また、後にムックにも再掲されました。) 

もちろん日干支に限りませんが、干支をいったん納音五行に変換し、それを干支の陰陽で分けることで先天八卦を出す、という考え方です。 

 

例えば甲子(干支番号1)と乙丑(2)であれば、納音五行は金(海中金)に割り当てられています。そして、甲子は陽干支、乙丑は陰干支ですから、五行の金を陰陽で振り分けると、陽は乾、陰は兌となります。
他も同様に考えます。例えば辛卯であれば納音五行は木(松柏木)で、八卦では震か巽ですが、陰干支なので巽を採ります。

その雑誌の紙面上では、相性を知りたい人同士の日干支を八卦に置き換え、それを上下(内外)の卦として64卦を作って判断する、というものです。

相性の見方はともかく、納音を八卦に置き換える考え方をしている人が他にいるのか、また、そうした内容の本があるのかは皆目知りません。ただ、なぜか先天八卦の順番になっていることから、自分としては信憑性があるような気がしています。

これらの関係を八卦図にまとめたものをキャプチャしました。手書き&ちょっと暗めですみません。

※画像をクリックすると、大きな画像で見られます。

内側の囲いは甲子~癸巳の30干支、外側の囲いが甲午~癸亥の30干支ですが、同時に易卦も割り振っています。

これは60干支と64卦を対応させるために、乾為天・坤為地・坎為水・離為火の4つを省いて残りの60卦を60干支に当てはめたもので、『周易参同契』に記されている考え方です。
別の考え方では、京房の卦気説のように坎・離・震・兌を飛ばすものもあります。

振ってある数字は干支番号です。外周は納音の二周目に当たるので30を引いた数字も記しています。見ればわかりますが、甲子と甲午のように、同一干で対冲支という関係。

この60干支と60卦については、同一としてではなく補完関係にあるとでも考えておくといいと思います(今回の記事はあくまで60干支/納音五行と八卦に焦点を当てているため、64卦との対応については深くは触れません)。

 

さて、先天八卦の並び順は「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」ですが、納音を八卦変換してみると離と坎が二つ続いたり、所々飛んでしまう箇所があります。

八卦では離にしても坎にしても陰陽では区別されていないためですが、これを見ると、何かまだ僕らが気がついていない真理があるのかな、とも思ったりします。

それと、抜けというか飛んでいる箇所についても法則性が見られます。

最初の八卦の巡りは、乾・兌・離(・離)・震・巽と順当に進みますが、次の坎が抜けて、艮・坤に飛んでいます。五行で言えば坎は水です。

次に再び乾へと戻り、兌・離(・離)と来て、今度は震・巽が抜けて、坎に飛んでいます。震と巽は五行で言えば木です。坎の後はそのまま艮・坤と続き、また乾に戻ります。

三巡目は、乾・兌と来て、離を飛ばして、震・巽・坎(・坎)・艮・坤と続きます。離の五行は火。

四巡目は、乾・兌が抜けて、いきなり離(・離)から始まり、震・巽・坎(・坎)で終わります。乾・兌の五行は金。

こうして30の納音を一巡します。整理すると、

一巡目に飛ばす五行 : 坎=水
二巡目に飛ばす五行 : 震と巽=木
三巡目に飛ばす五行 : 離=火
四巡目に飛ばす五行 : 乾と兌=金

という形になり、中央の土を除いて後天五行の相生順で巡っています。
一般的な言い方をすれば、冬至→春分→夏至→秋分→冬至のような巡り方。

冒頭で引用した、納音が「五行の音」(音律または音韻)に基づいているというのは、僕はまだよく理解していません。ただ、こうして八卦との対応関係を考えてみると、音(波動:バイブレーション)のような人の無意識とつながっているものと先天的な易の働きとがシンクロするような気がして、ちょっと興味が湧いてきます。

人は実際に目に見えるものよりも、目に見えないものや、感じ取るのも難しいもののほうに、より大きな関心をもつのではないかと思います。例えばラジオや何気なく使っているスマホの電波にしてもそうですし、地球の磁力や重力などにしてもそうです。

とりわけ、音や色(光)、香りといったものは、人間の心理(精神)とか感情、記憶、時には動機に作用することがあるわけで、物質としてガッチリ固まった物とか、はっきりと捉えられる現象よりも存在の本質に近いところで関係しているように思います。そういう意味で先天的とも言えなくもないんじゃないかと。

何かが具体的な形になる前には、知覚や認識できないにしても、その前段階があります。

例えば、ある人が冷蔵庫に入っている家族の誰かのプリンを見つけて「食べたい」という欲求を起こしたとき、そこで心理的な葛藤が生まれますが、その時はまだ食べてないので、もちろんプリンは消えません。

でも、実際にプリンを食べてしまったら、具体的な事象としてそれは固定化し、帰宅したら食べようと楽しみにしていた人を怒らせることになります。

また例えば、通りがかりに道端で膝を抱えているホームレスさんを見て、何かしてあげたいと思うも、そのまま通り過ぎる場合もあれば、実際の行動に移す場合もあると思います。

そんな感じで、人の心や欲求・願望は行動に際しての先天的な動機になっていて、この納音とか先天八卦に関することは、割合そうした“意識の先鞭(予兆)”をつかむのにはいいのかもしれません。

**********************************************************

今回は、あまり深く突っ込む時間的余裕がないため、ひとまずここまでとしますが、占術面に興味のある読者の方にとって色々と考える材料になればいいかなと思います。

では、また。

 

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アメリカの大統領選挙に関する易占

2016-11-14 06:16:32 | 占い全般のコラム

2wordsというサイトに関わらせていただいてしばらく経ちますが、近々バージョンアップを行う予定です。

今はその準備の真っ最中でして、新規項目の一つに「易占」があります。

僕はその担当というわけではないものの、少し易がわかるので表示結果のテストを行っています。

で、占い項目が「仕事」・「恋愛」・「勝負」・「その他」とあって、一日一つずつチェックしているのですが(一回占うとしばらく占えない仕様になっている)、

先ほど「その他」を試すに当たって、個人的なことで占的が思い浮かばなかったため、こういう問いを立てました。

 

『トランプ氏が(次期)アメリカ大統領に選出されたことは、世界にとっていいことなのか?』

 

その結果が、これです。 

※「タイトルがありません」とか「コメントがありません」とか、変爻の画像が本卦と違うのは、まだシステムが開発状態だからです。

また、易の出し方はランダムではなく、時分秒といった瞬時の時間を基にした独自の方法で立卦させています。

 

「世界」という中では僕自身も無関係ではなく、また関心のあるテーマでもあるので、テストとはいえ遊びで占ったわけではないです。

しかし地火明夷の上六とは、なんとも穏やかでない卦爻が出たものだと思いました。

梶川敦子さんの「生きるヒント 『易経』」(青弓社)から、この部分の解説を引用させていただきます(オレンジ部分)。

 

地火明夷(傷ついた太陽、韜晦(とうかい)すべきとき)

上爻「不明にして晦(くら)し。初めは天に登り、後には地に入る」

愚かな暴君が、はじめは天に登るほどの高位に立ち、四方の国々に君臨する勢いだったけれど、

人々を虐げ、恐怖に陥れるような政治ばかりしたので、革命の名のもとに倒されて命を落とし、地に埋められます。

暗愚な独裁者の運命が、そのまま示されています。二十世紀、ヨーロッパやアジアで独裁者の横暴が民衆を苦しめたため改革の声が起こり、

その没落の末路はテレビの発達で世界中の人々の目にさらされました。くだくだ説明するまでもない事実でした。

人類はこりずに、何千年前と同じ愚かな暴君を生み出しつづけているのです。

 

僕は立卦に当たってもそうですが、個人的にこのトランプという方のことを悪く思っていたりはしませんので、そういう先入観から占ったわけではありません。

むしろ誰が次期大統領になるのであれ、それがアメリカのみならず、世界全体にとってポジティブに働くことを願っています。

最近も、トランプ氏を不安に思っている人たちでさえ、

“選出されたのだからグダグダ言っても仕方ない。対立してきた候補者や党とも連携して、いい国を、いい世界を目指してほしい。”

と主張している趣旨の記事を読んだばかりですので、僕は選挙結果に対してわりと前向きなイメージを構築し始めていたところでした。

だから見た目、プラスイメージの卦が出てきてもおかしくなかったのですが・・・

 

それなのに、この卦爻。

テスト段階とはいえ、もしこの易占の出し方に問題がないとしたら、一体、この選挙には裏で何があったのだろう、と思えてきます。

不正選挙(選挙表の操作など)があったのではないか、と言っている人たちがいることも知らないわけではありませんが・・・。

 

この卦爻が出たことを示すことでトランプ氏の印象を悪くしようとか、貶めようだなんてつもりは僕には毛頭ありませんし、ここで政治議論をしたいわけでもありません。

ただ、易占の結果は結果としてひとまず受け止め、これから世界がどう動いていくのかを見極めたいと思っているところです。

 

ちなみに、僕自身の地火明夷上六に対する考えは、

それまでの古い形式・体制などを壊すことで理想的な状態を作り出そうとする力が働く。そして、それが結果的に多くの人々に影響する、というものです。

上記の梶川さんの文章に関連付けて言えば、

理想社会のようなことに対して使命感を抱いている人たちは、不満や問題のある現状を打破することで改革していこうとし、

その結果、上位に就いた人物の地位を脅かすまでになる、といったところでしょうか。

 

今のアメリカや世界の現状を思うと、そういうことも無きにしも非ずというか、何かがひっくり返るようなことが起きても不思議じゃないような雰囲気もあるので、

選挙に不正があったならあったで、ちゃんと正せる社会になってほしいです。もちろん、なければないのが一番だけれど。

まあ、ヒラリー・クリントン氏にしても、Eメール問題や富裕層への優遇がどうとかであれこれ言われていて、何が何だか真相がわからないこともありますが・・・。

 

初めのほうにも書きましたが、選出された以上は足の引っ張り合いなんてしないで、党派を超えて協力し、よい国を作っていってほしいと思っていますし、

ひいては、それが日本を含めた世界全体にとって、それぞれが良い関係を築く礎になってほしいとも願っています。

しかし、もしトランプ氏がこの卦爻に象徴されるような暗愚で暴君的な働きしかできない大統領になってしまうのなら、

あちらの国民をはじめ世界の人々が黙っていないでしょうから、それを正そうとする強い流れができてくる、ということなんだろうと今は思います。

 

なんにしても世界中から注視されていくことは間違いないわけで、今後の動向がとても気になるところです。

 

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運命学的に「開運って何?」って問いはあるけど

2015-10-11 21:40:38 | 占い全般のコラム

宣伝になりますが、今月15日に「anan SPECIAL 星の力を味方につけて、開運力をアップする!」が発売されます。
Amazonなどの通販サイトでも購入予約ができるようです。

かつてananさんの占い特集号(No.1887)で書かせていただいた「易での相性」の見方を、ムック本で再掲載していただけることになりました。

諸先生方によるページは新しく書き下ろされものかもしれませんが、僕のところに関しては、その時のものと基本的には同じ内容です。
でも、易の記事だけを目当てに買う人はほとんどいないだろうと思いますで、そんな念押しをしたところで関係ないかもしれません(^^)

僕個人としては占星術も学んでいる人間なので、石井ゆかりさんの「トランスサタニアンによる長期的な星占い」は興味をもって読めそうです。

現実問題、日々の細々とした星回りを気にして過ごすより、ある程度の大きさのスパンで眺望するほうが流れを意識しやすいし、運のアップダウンに一喜一憂して疲れることにもなりにくいと思います。こういう土星以遠の惑星の動きを把握して、トランシットやプログレスなどで自分のホロスコープに重ね合わせて読むのは意義深いことですし、社会や世相への影響も考えてみると、トレンドをうまく活用したり、逆に一過性の潮流に惑わされずに済むかもしれません。

西洋占星術にしても東洋占術にしても、どちらも「開運」とか「幸運追究」というテーマはあり、昔から運命や宿命に対する立命、あるいは運の創造についての議論があります。これは自由意志(意思)があるかどうかという大命題と並んで、運命学の根本的なテーマと言えるものです。

現代では「開運」という言葉が一般的に使われていますが、実際のところ、「開運」ってなんなのさ? というのは洋の東西を問わず、占いやスピ系や自己啓発などに関わる人間が突き当たる問題だと思います。また、一度は突き当たらなければならないことだとも思います。

そして、何をもって開運というのかその定義にもよるかもしれませんが、その定義が何であれ、僕個人としては、あんまり軽々しくこの手の言葉を使いたくないという気持ちはあります。何かをして運気がよくなったと思っても、それさえも、そもそも個人の運の流れの中で予測できる範囲のものであるかもしれないからです。ここら辺の見極めができないままでは、簡単に「こうすれば開運できるよ」なんてことは僕は言えません。

ただ、人の一生のほとんどは、その人の考え方や感情が行動に反映されたことから起きていると僕は思っているので、この、いわゆるマインド(心)の働きを上手に手なずけることが、おそらく開運ということのベースにあるんじゃないかと考えています。

そういう意味で僕が開運に対して何か提案できるとすれば、それは、

何か物事を行うにあたっての自分の心の状態、または、その時に湧いてくる感情を軽んじないで、

ということです。

たとえば、誰かにイラつきながら皿洗いをしていたら、その感情が不注意を招いて皿を落としたり、それで怪我をしてしまったりするかもしれません。
「なんで私がこんなことしなきゃならないのよ」と思いながら料理をしていたら、その料理は果たして本当の意味で「おいしい!」と言えるものなのか、それが自分自身や家族の健康に良い影響を与えるものなのかを考えてみるのです。

反対に、損得勘定からではなく、本当に真心込めて作った料理は、それを食べた人の心を豊かにするものだと思います。そして、それは作った人自身をも心豊かにする。また例えば、義務的に掃除するのではなく、過ごしていて気持ちの良い空間にするために自発的に環境を良くしようとするのなら、そこには未来を輝かせる何かが生まれると思います。 

占い(運命学)の哲学的なテーマも含めて、開運だとか運気のシフトアップというのは、そういった「心がけ」から始まるものではないか、そう今の僕は考えています。


おまけ。
最近見つけて、「ああ、なんか長らく忘れていた気持ちがここに描かれているなあ」と個人的に感じた動画を紹介します。
(うまく埋め込みできなかったので、リンクを張りました) 

Viral Thread
If you haven't seen this video yet it's a must

https://www.facebook.com/363765800431935/videos/527806850694495/

日本語訳付き

https://www.facebook.com/sokogashiritai/videos/521083971400037/

 

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ついに、新たな時代が動き始めます!(加筆版)

2012-06-29 01:38:33 | 占い全般のコラム

以前、「2012年の夏頃までの世相に関すること(易、占星術)」の中で書いたように、今月というか、この旧暦5月(6月20日~7月18日)は雷天大壮[五]の時期に当たっています。これは世界全体に関する卦爻なので、日本に限らず、世界中で何らかの壁を突き破るような、――思い切って次の扉を開くような段階に来ていることを示しています。

もちろん、ここ日本でも原発の存続や政治の腐敗などをはじめ、色々な問題に対して、国民がNo!を突きつけており、その勢いづいた潮流を止めるものはないでしょう。既に前月の雷地豫[四]にて十分な準備をして力を溜めてきたはずですから、今月は、その力を存分に発揮して、前述のような問題を打破していく時です。

そして、雷天大壮は日付で言うと旧暦15日(満月頃)の午後に対応するので、相似的に、7月4日の満月になる前か、もしくはその辺りで最もパワー溢れる状態になるんじゃないかと思います。つまり、27日の上弦の月から満月までの一週間です! この間に、物凄いエネルギーが集結している感じがあります。

もう直ぐ、あらゆることが変化していく、その扉が開かれます。
風雲急を告げるチャネリング・メッセージ(日本語 | Despertando.meGalactic Channelings - 日本語ハートの贈りもの―2012アセンションなど)が示すように、これから雪崩式に沢山の驚くようなことが起こってくるはずです。

何も怖がることはありませんが、政財界では社会の急激な変化に肝を冷やす人も出てくるかもしれません。
おそらく変化直後は少し混乱もあるかもしれませんが、一般市民である僕らとしては、1~2週間分くらいの備蓄(生活必需品)や生活費を手元に残しておくこと、そして、信頼できる情報を得て落ち着いて判断することを心がければ、やがて状況を飲み込めてくるだろうと思います。僕らは、長い間、人類全体として不公平な世の中に生きてきましたが、これからそれが解消されようとしているのです。

パニックになる必要は全くありませんが、新暦での7月の間は精神的・現実的に険しい感じのサビアン・シンボルが出ていることもあり、幾分、慎重にならざるを得ない印象は受けます。それでも、生活に支障のないように今から準備しておくことで、かなり緩和できるのではないかと思います。

とにかく自分の心を安定させて、それと共に周りの人達にも、「大丈夫、心配することはないよ」と話してあげてください。そして、もし困っている人がいたら手を差し伸べてあげましょう。


ソウル(魂)のレベルでは、今の過渡期を経験するために、多くの人達がこの時期に焦点を当てて生まれてきています。僕もそうです。そしてたぶん、これを読んでいるあなたもそうじゃないかと思います。

これは個人的な予測ですが、易の視点では、旧暦7月(8月17日~9月15日)の雷火豊[初]の時期に、スペース・ファミリーとか銀河連合などと呼ばれる、いわゆる宇宙人― 高次元存在 ―、もしくは、アガルタ人と呼ばれる、かつてのアトランティスやムーにおける“縁故ある”地底人とのコンタクトが為されるのではないかと思っています。

そして、旧暦8月(9月16日~10月14日)の震為雷[二]の時では、地球自体の自浄作用として大規模な地殻変動(地震)と、それに伴う津波・高潮・洪水が起きる可能性がありそうです。おそらく範囲的に大規模なものでしょうから、場所を特定するのは困難です。ただ、このことは今後もたらされるチャネリング・メッセージによって、次第に詳細が語られるのではないかと思いますので、注意しておく必要があるでしょう。

ただ、爻辞にあるように、「財(家財や土地)などに固執せず、まずは命を最優先して逃げること。失ったものに取って代わるに足るものは、その後にまたもたらされる」という内容を考えれば、何が一番大事かを明確にして行動することが求められてくると思います。

で、重要なのは、その変動に対して、今の科学技術ではどうあっても防げない、回避できないことを人類が認め、素直にスペース・ファミリーなどの助力を受けることです。たぶん、地底に避難することになるか、彼らの(今の地球の科学では想像もできない)巨大なスペース・シップに退避するなどの事になるんだろうと思っています。(・・・雷火豊のも含め、ここまで地球的なエネルギーの変動を感じる時でなければ、普通はこういった解釈は妄想的で馬鹿げているのですが)

地球に生まれて地球人であることを否定する人は誰もいないと思いますが、その精神的なルーツが地球に根ざしている人は、実は少ないと思います。作られた転生システムの中での度重なる生まれ変わりによって、長い間、この地球に繰り返し関わらざるを得なくなっていましたが、もうその束縛の縄を抜ける時期が来ています。僕らは、本来の、元々そうであった“宇宙人”に戻っていくのです。

その意味で、現在も地球周辺に滞在しているスペース・シップの多くは、僕ら自身との精神的・霊的な血脈を持った存在達なわけです。だからこそ「ファミリー」と言うのであって、魂の繋がりとしては、兄弟姉妹であり親子であり、そして愛し合ってきた存在です。長らく離れ離れになっていた家族に再会する瞬間が近づいています。これを喜ばずしてどうするというのでしょう? まして、“魂の家族”との交流を恐れるなんて! もはや疑いを挟む余地はありません。彼らは、人間を、地球を愛しています。

 

少し前に、「この数ヶ月は、とにかく個々のミッションに集中する時」という記事を書いたのですが、そのことで「ミッションって、なんのことですか?」という質問を受けました。一人ひとりが直面する課題という意味でその時は主に書いていましたが、この頃は、もう少し大きな視点で考えるようになっています。なので、次のようにも言えると思います。

“理屈をこね回す思考や、未来を心配する感情を脱ぎ捨てて、「今、ここ」において、まず心(ハート)に回帰すること。”

“そして、自分の中心に戻ったら、次にそのハートを開いて、地球での家族や友人や恋人や関わる人達と、ユニティ(和合)を作り出すことに意識を向けること。許し(謝罪)と感謝――つまり、「ごめんなさい」と「ありがとう」の二点を心がけること。”

“同様に、元々の家族である宇宙の多くの存在たちとの再会を楽しみにすること。”


これらが極めて大切なことです。

今、この地球上の正負のエネルギー・バランスは、ほぼ五分五分、もしくは、まだ若干、負(闇)の方が影響が強い状態の中で、エネルギーの衝突が繰り返されています。けれども、今書いたことを意識し、実践していくならば、どんどん正のエネルギーが強くなり、転換点(もしくは臨界点)を超えた暁には、リニアモーターカーのように加速していきます。

負のエネルギーが強いと、それは「ネガティブ・スパイラル」を起こします。これは易で言うと、坎(闇、水)です。
これに陥ると、どんなことも悪い方向にしか考えられなくなり、恐怖、不安、心配、焦燥、苛立ち、無知蒙昧、疲弊、困難・貧しさ・苦悩・・・といった状況の螺旋回転にはまってしまいます。ここから抜け出すには、忍耐強く、正のエネルギーを注いでいくしかありません。まずは中和(ニュートラル)へと近づけ、それから極性を転換させるところにまで。

そして、正のエネルギーを強めていくと、それは離(光、火)としての上昇(=アセンド。ライズ。占星術でも東の地平線であるAsc:アセンダントって言いますね)の気が高まります。次第に気持ちが明るくなり、精神的にも楽になってきます。感謝、愛、信頼、思いやり、共感、勇気、寛容、評価、称賛、平和、豊かさ、自由(束縛のない解放感)、執着心(重荷)の軽減、心の明瞭さや透明感といった感情を伴う状況が現れてきます。

ただ、光量が段々と増していくにつれて対比としての影が濃くなっていくように、闇との差異が明確化していきます。綱引きのように拮抗する状態にある時は最も力を必要とするので大変ですが、そこが踏ん張り時です! 忍耐強くありましょう。

そして、行き着くところまで行くと、最終的に正と負の完全な二極化が起きて、正は正へ、負は負へと分離します。易で「離」と表現しているのは、この極致の状態です。そして二元性がクリアになると共に、そこで両極を俯瞰するような統合的な視点(易では乾=天)が芽生えるのです。この乾が、あらゆる物事の創造の種となります。一方、坎の極致では、そこで「矛盾脱衣」のようなことが起き、感覚や精神が麻痺してしまいます。そうして状況が冷えて固まったものが坤=地として表されます。

光も闇も、そして善も悪も基本的に自分自身の心の中に端を発しており、それが周りの状況を形成します。そして、集団意識になると社会や世界の傾向を作り出します。なので、光と闇の力が拮抗する段階までは、この両者が激しく衝突します。しかし、いったん勢力構成が変わると、雪だるま式に成長が加速します。これは、正の側でも負の側でも仕組みは同じです。(乾坤坎離はどれも、あらゆる経験を構成する始原的な要素であって、別に優劣があるわけではありません。)

で、これまでは長期に亘ってダークな歴史が続いてきたわけですが、今後は――つまり、これからの数ヶ月をブレイク・スルーとして、来る12月21日の冬至のターニング・ポイントを迎える頃には、50%/50%の勢力図を超えて、正(ポジティブ)が優勢な集団意識へと転換を遂げていくと見られています。

そのためにも、今この時から、自分の心の状態と向き合って、健全な状態を保つように心がけてください。
また、自分自身の周囲をはじめ、それが拡張された世界全体が、もう貧困や犯罪、略奪、人身売買、横領、戦争、詐欺、支配といったことがなくなるように働きかけましょう。また、民族や人種、性別、国籍、肌の色、貧富などで差別されることのない社会をイメージしてもいいと思います。もしなかなか行動に移せなくても祈ることくらいはできます。

ポジティブには、互いに助け合ったり協力し合うこと、富が分配されるか適切な供給システムの構築により、生活のためにお金を稼ぐという必要がなくなること、一人ひとりができることで他の人の役に立つこと、個々の資質や能力を存分に伸ばせる教育を誰でも受けられるようになること、最大限に創造性を発揮して生きること、安心して飲食できるものだけを流通させること、有意義な事業に貢献しているという実感を得られること、動植物や自然と共に感性豊かに生きること、直面する問題の解決に寄与できること、地球上の生命の調和をもたらす技術やアイデアの創出および具体的な活動に勤しめること、あくせくする必要がなく好きな時に自分自身の回復のために時間を使えること、などなど。


時間易による世界卦(と、僕は名づけてますが)では、旧暦の2012年の12月までは上卦(外卦)が震卦で、翌年の旧1月からは巽卦になります。要するに、旧暦の1年ごとに先天八卦の乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤の流れを辿っていきます。

これまでの世界の歴史、特に二つの世界戦争や原爆実験を含む近代・現代史において、人間の精神は一部の支配層の身勝手な理由によって、ほとんど、どうすることもできないまま振り回されてきました。しかし昨年の上卦・離の流れの中で、世界の権力構造や経済システムの仕組みなどが暴露されたり、未来に残すものと捨て去るものの選別を促す出来事(情報)が出てきました。皮肉なことですが、日本の福島原発事故も人類の目覚めを促すことに大きな役割を担いました。あの災 害によって亡くなった方々の痛みは決して無駄にはなりません。

続く、今年は上卦・震の時であり、立ち上がった人々の行動力によって、ついに、これまでの暗い歴史に幕を下ろす日が訪れようとしています。

今年2012年が震という激震の年に当たること、そして後天八卦では震は日の出の時間帯を象徴します。占星術ではアセンダント(上昇点)の位置です。つまり、先ほど書いたように、アセンション(上昇)には「おあつらえ向き(うってつけ)」の時期というわけです。この機会を逃す手はありません!

ただし、夜明け頃が最も冷え込むことは気象学でもよく知られている通り(太陽が沈んだ後、地表の熱が放散されていくため)、「魂の夜明け」の前には一時的に辛い時期があります。これは、さながら四柱推命の十二運における「沐浴」のようなものです。そこに至るまでの胎・養・長生では順調に育まれていきますが、そこから冠帯・建禄・帝旺へと向かうその途中に「沐浴」があります。

インドでは、身を清めるためにガンジス川に「沐浴」する風習がありますが、そのように、身も心も浄化して綺麗にする必要があります。その過程で悪いものが内在していれば、膿を出したり治療のために一時的に苦しむこともあります。そして今がまさに、その時なのです。

原発論議も、経済至上主義や政治腐敗に対する反発も、それから社会生活におけるやりきれない思いも全て、この時期に、一掃(Clean up)するための道筋をつける必要があります。

それと今、特に身体の調子がおかしいな、と感じている多く人がいると思いますが、あまり無理をして動き回らずに、ゆったりとリラックスできる時間を作りましょう。それから、自然と触れ合ったり、景色と空気のよい中を散歩するなどして心を洗いましょう。普段からトゲトゲした刺激を受けないように、また自分自身も攻撃的な感情を発しないように意識しつつ、代わりに優しい音楽を聴くなどして精神を安らがせてください。あまりの不調で病院通いするのではなければ、それだけで日に日に良くなります。

この「夜明け前」の冷え込みに際しては、もう直ぐ日が昇るという「希望」が欠かせません。そして、その希望は本物でなくてはなりません。明けない夜はない、太陽は必ず昇るというその信念(現代では科学的事実ですが)に揺らぎがないからこそ、夜明けまで頑張り抜くことができるのです。

ただ、覚えておくべき、とてもとても大切なことは、その太陽とは、つまり自分自身であるということです。
夜明けを経て光り輝くその姿を見せるのは、あなた自身です。みんなを暖め、元気づけるのは、あなたです。
真の意味では、誰も他の人を救うことなどできません。その人を救うことができるのは、その人だけ。
でも、あなたの暖かさが、あなたの明晰さが、あなたの輝きが、その人自身を救うのを後押しすることはできます。

誰もが、この地球で誰かの役に立ちたいと望み、あるいは地球それ自体を輝かせたいと望み、それを叶えるために生まれてきました。しかし、何らかの制約や条件化にあって、それができない人も大勢います。その内の何人か(あるいは、もっと沢山の人)は、もしかしたら、あなたのおかげで元気づけられ、活路を見出すかもしれません。


そのことを思い、「今、ここ」において、ハートに自分自身のホームベースを置いてください。
あなた自身と、あなたの輝きによって助けられる人々のために。

 

<追記:6月30日> 

驚きのシンクロ率!

この記事を書いた後、次のメッセージ(の原文)を読みました。
で、「これって・・・昨日の夜、書いてたことじゃん」って(笑)
ハイアーセルフは全てと繋がっている、というのをチョット実感しました。

いつもながらわかりやすい翻訳をされる「ハートの贈り物」さんに訳文が掲載されたので、皆さんにはそちらを。

闇の勢力に最後の日がやってきた―サルーサからのメッセージ( 6/29) - ハートの贈りもの―2012アセンション

っと、今見て気がつきましたが、こちらにもTakiさんによる邦訳が出てます。併せてリンク紹介しておきます。

SaLuSa, June 29, 2012

(ただ、原文を読んだ感覚からすると、「ハートの贈り物」さんの訳のほうが文意をとらえているように思えます。)

文中に災害のことにも触れられていますが、「大規模(広範囲)なものにはならない」とあるので、その点に関しては、僕の見当違いということで安心しました。それなら、やはり銀河連合の指示に耳を傾けていれば大丈夫そうですね。

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2012年の夏頃までの世相に関すること(易、占星術)

2012-05-13 03:38:07 | 占い全般のコラム

来年のことを言うと鬼が笑うというので、半年先のことならばいいかなと思い、ちょっと調べてみました。

僕はよく旧暦を使うので、占星術でも新月図や満月図のような月相図を、その月の動向を概観する際によく見ます。

そんなわけで、これから夏頃までの月相図の概略と、時間易で出した易卦を用いて今後の流れについて整理したいと思います。

(決して予言とかそういうのじゃなく、単に時系列的な星の配置と易卦の流れです。)

 

流れを大まかに眺望する ~太陽と月のサビアン~

 

※サビアンの解釈については諸説ありますが、とりあえずネットで読めるものでは、

松村潔のサビアン占星術~360のシンボルが示すあなただけの運命~

が、さらっと360度分が1ページでまとまっていて使い勝手がいいと思います。

以下、時系列で示しますが、「Stargazer WD」で日時を調べたためサビアンシンボルもそれによっています。

ジョーンズ式とルディア式で文言が違っていますが、度数で追ってください。

あと備考のアスペクトは、煩雑を避けるため、ここでは太陽と月に絡むものだけにしています。

 

*4月21日、新月:おうし2度「電気的な嵐」

*4月29日、上弦:太陽サビアン=おうし10度「赤十字の看護婦」
(月サビアン=しし10度「太陽の光が野に流れ込むと、早朝の露が輝く」)

備考:太陽と冥王星のトライン、月と冥王星のインコンジャクト(クインカンクスともいう。150度)

*5月6日、満月:太陽サビアン=ふたご17度「「剣」と「たいまつ」の象徴的な戦い」
(月サビアン=いて17度「自分自身の霊によって受胎する、子供を宿す偉大な女性」)

*5月13日、下弦:太陽サビアン=ふたご23度「高価な宝石に満ちた宝石店」
(月サビアン=みずがめ23度「大きな熊が座って、自分の四足すべてを振っている」)

備考:太陽と木星がタイトにコンジャクション、他、マイナー・アスペクトを含めた多角形が見られる

*5月21日、新月:ふたご1度「ガラス底のボートが海中の神秘を明らかにする」

*5月29日、上弦:太陽サビアン=双子8度「奮起したストライキをした人たちが工場を取り囲む」
(月サビアン=乙女8度「五歳の子供が、初めてのダンスの授業を受ける」)

備考:太陽と水星のコンジャクションに、太陽と冥王星のインコンジャクト、月と冥王星のトライン、太陽と月と土星の鋭角三角形

*6月4日、満月:太陽サビアン=ふたご15度「二人のオランダ人の子供が、自分達の知識に興奮しながらお互いに話し合っている」
(月サビアン=いて15度「2月2日のグラウンド・ホックデイ(聖燭節)に、自分の影を見ているグラウンド・ホック」)

備考:金星とコンジャクション、太陽と月と火星のTスクエア、部分月食

※6月6日は「金星の太陽面通通過
(サビアン:ふたご16度「自分の主張を情感的かつ劇的にスピーチする女性の活動家」)

*6月11日、下弦:太陽サビアン=ふたご21度「混乱する労働者のデモ」
(月サビアン=うお21度「中国人の召使の注意深く優しい目の下で、少女が小さな羊をかわいがる」)

太陽と月と火星でTスクエア、太陽と天王星のクインタイル、月と冥王星のクインタイル

*6月20日、新月:ふたご29度「春の訪れを告げる最初のモッキンバード」

*7月4日、満月:太陽サビアン=かに13度「研究のために差し出された、親指の際立った手」
(月サビアン=やぎ13度「火の崇拝者が、存在の究極のリアリティを瞑想する」)

*7月19日、新月:かに27度「高価な住宅の密集する渓谷に吹く暴風」

*8月2日、満月:太陽サビアン=しし11度「大きなオーク(楢、樫など)の木の枝から吊るされたブランコで遊ぶ子供たち」
(月サビアン=みずがめ11度:「沈黙の時間に、自分の人生を変える新しい霊感を受け取る男」)

備考:太陽と木星のセクスタイル、月と木星のトライン、月と天王星のセクスタイル、太陽と土星のクインタイル、太陽と冥王星のインコンジャクト

※8月14日「金星食」

*8月18日、新月:しし26度「激しい嵐の後の虹」

備考:土星&火星とセキスタイル、木星とクインタイル、冥王星&天王星とセスキーコードレート(135度)、金星とセミスクエア

*8月31日、満月:太陽サビアン=おとめ9「表現主義の画家が仕事をしている」
(月サビアン=うお9度「ライバルを意識して、馬を駆りたてる騎手」)

備考:太陽と天王星のインコンジャクト(クインカンクス)、太陽と冥王星のトライン、太陽と金星のセミスクエア、月と金星のセスキーコードレート、太陽と土星のセミスクエア、月と土星のセスキーコードレート

*9月16日、新月:おとめ24「メリーさんと、メリーさんの子羊」

備考:金星とセミスクエア

※9月23日の上弦は、太陽が天秤0度、月が山羊0度で起きます。

*9月30日、満月:太陽サビアン=てんびん8度「人が住まなくなった家で燃え立つ暖炉」
(月サビアン=おひつじ8度「リボンのついた大きな女性の用の帽子が、東風になびいている」)

備考:月と天王星がコンジャクション、太陽と天王星がオポジション、太陽と月と冥王星がTスクエア

*10月15日、新月:てんびん23度「雄鶏の声が日の出を告げる」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

長くなるといけないので、とりあえずこの位で。

それと、意外と調べるのが面倒になってきたこともあり、6月20日の新月以降は新月と満月だけにさせていただきました。

なお、詳しい月相の日時については、「暦と占い工房 天文・暦・占い資料館」や「国立天文台の暦計算室」などで調べられます。

基本的には、新月図(太陽と月が重なった瞬間のデータ)がその一ヵ月の基準となりますが、その他の上弦・満月・下弦が司る期間(各7日ほど)も補助として加味していくと、よりディテールを増します。ただし、5月21日の日食や6月4日の月食などノード(ドラゴン)が関わる場合は、次の日食や月食までの期間とする読み方もあります。

 

流れの概観~易卦~

 

次は、易卦です。「まずは」日本の場合。

*旧暦閏3月(4月21日~5月20日):雷山小過[三]

*旧暦4月(5月21日~6月19日):雷地豫[四]

*旧暦5月(6月20日~7月18日):雷天大壮[五] ※6月21日が夏至です。

*旧暦6月(7月19日~8月17日):雷沢帰妹[上]

*旧暦7月(8月18日~9月15日):雷火豊[初]

*旧暦8月(9月16日~10月14日):震為雷[二]


今年(2012年)の旧暦には閏月が入っており、日を基準にした場合、日本暦と中国暦とでは閏の入る月が違ったり、朔(新月)が一日ずれたりします。ただ、この旧閏三月か旧四月かという問題をデータを取りながら考えてきた限りでは、僕は今の日本は閏三月でよいという認識です。もっとも世界を見る場合、西側諸国は中国暦のほうにより近くなるので、そのバージョンも載せておかなくてはなりません。


中国暦の場合(大雑把に言って日本より西側の国々)

*旧暦4月(4月21日~5月20日):雷地豫[四]

*旧暦閏4月(5月21日~6月18日):雷地豫[四]

*旧暦5月(6月19日~7月18日):雷天大壮[五]

*旧暦6月(7月19日~8月17日):雷沢帰妹[上]

*旧暦7月(8月17日~9月15日):雷火豊[初]

*旧暦8月(9月16日~10月14日):震為雷[二]


この閏月の時期について違いを一言で言えば、「日本は世界の動きから一歩か半歩遅れ」という感じ。
でも、5月21日の金環日食以降は、世界の潮流と足並みを大体揃えることになるはずです。

個人的に思うのは、閏月の方がその月の力が込められているというか、リハーサルと本番の違いみたいな印象を受けます。
なので、もうすぐ次の旧四月になりますが、この時からが何かにつけて「本番」ということになるんじゃないかという気がしています。

特に雷地豫[四]となると、満を持して弓が発射されるようなイメージが僕にあるので、そういう結集力とか“一気呵成”的な働きが顕著に出てくるんじゃないでしょうか。今か今かとドキドキしていたことがついに発奮される、という瞬間。それが雷地豫の九四だからです。

昨日、「世界一受けたい授業」で、人身売買とかその手の非人道的なことをしている組織があると伝えられていました。マフィアか、経済至上主義に毒された人達によるものか、とにかくそうした実態が明らかになると、それを「許すまじ」という流れが生まれてくるものです。またそれだけでなく、ツァイトガイストスライブ(サイドバーのリンク参照)で言明されているように、世界を動かす金融・経済・戦争などを牛耳ってきた人達の実態(悪事)が一般メディアで大々的に報道されることで、それに対する世界市民の主張というものが、今までとは比べ物にならないくらい強くなってくることでしょう。

5月21日の新月のサビアンは、ふたご1度「ガラス底のボートが海中の神秘を明らかにする」なので、そうした社会事情がもっと明らかになってくるのは間違いないだろうと思います。それも、雷地豫の働きで一気に。そして、そうした組織や連中を一網打尽に(大量逮捕)すべく準備してきた計画が、この旧四月(旧閏四月)の時期に、いよいよ実行に移されるのではないかと考えています。(あるいは後で書くように、人々に心の準備と備蓄の必要性を説くものでもあるかもしれない)

僕自身の解釈の中で、雷地豫(予)を「野球で言うと、コツコツと安打の山を築く努力家としての謙と、期待を一身に背負って一発逆転ホームランを狙う主砲選手としての予、といった感じでしょうか。なんにせよ謙で地道に生きてきた分、周囲のバックアップを得た暁には衝動的に一大決心をしたくなるというのが予の性質です。」(地山謙のページ)と書いてますが、良い意味でそういう時期になればいいなと本気で思います。

でも、5月29日の上弦の太陽サビアン(双子8度「奮起したストライキをした人たちが工場を取り囲む」や、6月11日の下弦の太陽サビアン(双子21度「混乱する労働者のデモ」)にあるように、ちょっと過激なイメージを伴うシンボルも出てくるので、あまり感情的に反応することのないようにしたいところですね。

もし現行の金融市場が崩壊して、通貨の概念に変更が出てくるようなことになれば、ある程度の期間は混乱が生まれてくることは予想できます。なので、ここで雷地豫の「予め準備する」という姿勢が必要になってきます。そして、どんな変化が起きてくるにしても、そこで平静さを失うことのないように――心を、怒り・憎しみ・恨みなどで荒立てて「憎しみの連鎖」を再び作ってしまわないように、・・・ありふれた表現ですが、やはり「愛」と「許し」という言葉がキーワードになってくるのではないかと思えます。

というのも、そうした時期の月のサビアンを見ると、自発的な感情コントロールとか、平常心を保つための予備知識(ガイド、教導)を得る必要性が示されているようにも汲み取れるからです。(月サビアン=おとめ8度「五歳の子供が、初めてのダンスの授業を受ける」、うお21度「中国人の召使の注意深く優しい目の下で、少女が小さな羊をかわいがる」)

そうしたことを踏まえてこそ、初めて6月20日の新月(ふたご29度「春の訪れを告げる最初のモッキンバード」)のシンボルの意味合いが生きてくるように思います。そこで現代社会に対する回顧反省に基づくシフトが起きる。易卦では雷天大壮で勢いのある時期で、とても大胆に目的に対してひた走り、完成を求めて壁を突破しようとするでしょう。その壁とは、もはや時代遅れとなったやり方や概念かもしれません。それが何であれ、もう手放してもいいものがたくさん見えてくるということかなと考えています。

で、その一方で、これからの時代にふさわしい考え方や技術、人材というものが、どんどん出てきてほしいと願っています。前にも書きましたが、すでに開発されているというフリーエネルギーが公開されて実用段階に向かうだとか、より効果的な医療技術や新薬の提供だとか、抑圧されてきた科学技術(反重力の応用)の一般化が始まるみたいなことです。放射能汚染や核処理、農薬問題や遺伝子組み換え問題、エイズなどのワクチン問題、生態系(生物多様性)の回復、緑地化、そして地球の気候異変への対応etc...に対処していけるような、実用的な方法論や技術がこの時期をキッカケに芽吹いてくると嬉しいです。

そうして次の7月19日の新月(かに27度「高価な住宅の密集する渓谷に吹く暴風」)につながっていきますが、この時期、一時的に生活が荒れる(空虚で浮ついた)感じになるかもしれません。しかし、腹の底から活力を生み出せるような何かを模索する中で、この時期を乗り越えたら、その先には8月18日の新月(しし26度「激しい嵐の後の虹」)が待っています。ディーン・ルディア式の解釈では、“神と人との契約の証”みたいな内容だったと思います。何らかの使命や約束の印とも。なお、易では雷沢帰妹[上]と雷火豊[初]の時期です。

この雷火豊の時期、つまり旧暦7月ですが、「一緒に進むべき主(協力すべき相手)に遇う」という卦爻の意味から推察して、もしかしてレムリアとかアガルタ?などと呼ばれる地底人達との一時的な接触かなー(空洞地球という話が事実かどうかは知りませんが)。あるいは、宇宙人(銀河連邦ファミリー)との公式コンタクト? (ちょっとこの辺はスピリチュアルな内容ですね。もしスピ系じゃなくて現実的な話としてならば、何かの事情で歴史の表舞台からは身を潜めてきた真っ当な組織または人々が、過去を清算して、改めて世界的に影響力のある人間とのコネクションを持とうとするのかもしれません。)

ただなんだか、ここまでゴタゴタ、フラフラした印象なんですが、次の9月16日の新月(おとめ24「メリーさんと、メリーさんの子羊」)になって、すうーっと肩の力が抜けて落ち着けるのかな。易だと震為雷[二]の期間ですが、「落雷の危険があるが、財宝を失っても7日(※象徴的な言葉)もすれば取り戻せる」とあるように、どうもこの辺りが“財”や“宝”に関するキーワードの月になっています。一時的に外からの影響を受けたとしても、その内に挽回できるという意味合い。そして、「あ、やっぱりもう安心なんだ」と胸を撫で下ろし、純真さを信じて生きていいんだと思えるようになる・・・(と、いいですよね!)

 

以下、旧暦月に対する易卦だけを年末まで書いておきます。(時期が来たら今回のように記事にするかもしれません。)

*旧9月(10月15日~11月13日):雷風恒[三]

*旧10月(11月14日~12月12日):雷水解[四]

*旧11月(12月13日~翌1月11日):雷山小過[五]

*旧12月(翌1月12日~2月9日):雷地豫[上]

皆が気にしてる「12月21日」――つまり冬至の日は、雷山小過六五の時期。

「西の空に厚い雲が立ち込めているが、まだ雨は降って来ない(ここでは「待望の雨(慈雨)」の意味)。だが、君主は紐のついた矢を放って獲物(ここでは在野に隠れた賢人とか有望な人の象徴)を得るように努める」

マヤの長老が「ケツァルコアトル」の再来を、この冬至の日以降に想定しているそうですが、それはバシャールやマシュー君たちのような僕ら未熟な人類を高度文明(を築き上げる成熟した“大人”)へと誘ってくれる「銀河連盟のファミリー」たちのことなのか、単に、新しい世界を築いていくためのシステム作りに適任な人達が、それぞれに相応しい地位に就くことを意味しているのか――なんにしても、ここが一つのターニング・ポイントになりそうな気配は確かに読み取れます。

この月の新月は12月13日ですが、そのサビアンシンボルは「中国人の洗濯屋」、松村潔さんの解釈(冒頭のリンク先)では「本来の自分の姿に目を向ける」となっています。その意味では、誰か舵を取ってくれるリーダー的(霊的グル、マスター、キリスト)な人を待望するというよりも、本来の自分=ハイアー・セルフ(高我、内なる神性)に目覚める時、または、自分本来のあり方、素直な資質というものに回帰することで改めて人生を考え直してみる。そういう“心の旅”をする時期という解釈もできるかもしれません。

 

長々と書きましたが、とりあえず今回はここまでにしたいと思います。

なお、易の爻の解釈については、まだ僕は後半の分を終えてないので、気になる方はブログのサイドバーにあるリンク集を使ってみてください。

 

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日本と消費税と原発 Part2~東洋占術編~

2011-06-17 16:05:26 | 占い全般のコラム

14日と16日、占星術でのデータを見てみました。
今回はPart2として、東洋占術でのデータを出しておこうと思います。

それぞれのPart1

→ 「消費税法の公布日時からみる増税論の変遷」/「原発の行方・・・



ところで、こういう“事象”を見る場合は、性別で分ける理屈が通じないので、これまではとりあえず男(陽)で作ってましたが、最近、陽男か陰女のように“順行になるように”したらいいのかもって思っています。

つまり、年が陽干支ならば性別選択は男に、陰干支ならば女で作成という風に陽同士、陰同士で合わせる考え方です。 あくまで今思っているだけで違うかもしれませんが、試しに今日はその理論(?)で作ってみます。

例えば、日本。

CIの保管庫にある易のソフト(With the I Ching)に書き足して、日卦と命卦での結果を分かるようにしたものです。もっとも、時刻の想定が間違っている場合、命卦変換したものは使えませんけど。 



今日の本題へ入ります。

八字もデータとして出しますが、四柱推命はまだ自分の中で読み方が確定できてないので、今回は旧暦での読解を主としたいと思います。

なお、これらは日本の始源図ではないため、あくまで「消費税法にとって」および「原子力基本法にとって」という視点で読む必要があります。  


==消費税 東洋占術編==


◎消費税法公布日時
1988年12月30日8時30分 東京

四柱八字:戊辰年甲子月己未日戊辰時
太陰太陽暦(旧暦):戊辰年11月22日辰時



命卦が水火既済で、初爻は「キツネの尻尾が水に濡れる」の象。
水火既済は完成(目前)を意味する卦なので、大きなことは不可。小事ならば、まあなんとか。
そして、この初九は長期的な視点が出てくる時なのですが、始めの位置なので特に慎重にという性質です。

現在(2011年)は23年目だから、ちょうど大運の変わり目に当たっています。
細かく月日を計算することもできますが、大運という性質上、あまりこだわっても仕方ないと思います。

ちなみに順行の場合、23~32歳は火水未済[二]となっていますが、逆行で出すと17~26歳で天沢履[三]になります。(実際にソフトをDLしてもらえれば説明不要ですけど)

年運は性別選択によって爻が異なってきてしまうのですが、仮に女性で作ったら地風升九五になります。月運に関しては性別に依存しません。たとえば、今日は旧五月の風山漸[五]に当たります。

――なんてことを書いていたら、この記事を見つけました(今日の記事です)。

消費税「15年度までに10%」を明記=社会保障・税一体改革案

うーん、行年運が地風升で月運が風山漸、むべなるかな・・・という印象ですが、これは日本社会の流れとしては仕方ないのだろうか。

長くなるので解説はしませんが、参考までに紫微斗数の命盤も出しておきます。
23年目ということなので、福徳宮か夫妻宮の大運になりますね。

さて、次です。



==原発の行方… 東洋占術編==


◎原子力基本法公布日時
1955年12月19日8時30分 東京

四柱八字:乙未年戊子月甲寅日戊辰時
太陰太陽暦(旧暦):乙未年11月6日辰時



命卦が天水訟。原発にまつわる訴訟などを想起させるものですが、上爻変ということで仮に訴訟で勝ってもまた問題が起きたりして反発され・・・の繰り返しになりがち。あまり好ましいとは言えませんね。

大運は、あえて順行で出しているので上図のようになってますが、これが逆行だと今(56年目)は52~61歳で風雷益の六二の時期です。年運は、天山遯の九五か九四か。月運は変わらずなので、今の旧五月は雷風恒六五。

例えば、菅総理が浜岡原発への全炉停止要請を出したのは旧四月中(西暦の5月初旬)で、天山遯の九四。東日本大震災への対応で何かと批判の多かった中での突然の決断でした。それを英断と取る人もいたし、別に当然のことで評価するほどでもないとする人など様々でしたが、まあ、一時退却というのは天山遯の意味としては通じそうです。(年運も天山遯ですし)

ちなみに、日本の始源図では月運は地水師六四だったので、国のトップが退く指示を出したのも当然だったのかなとは思います。ちなみに、2011年の日本の年運も地水師(五か四)です。

こっちも、紫微斗数盤を掲載しておきます。

56年目だと、僕役宮か疾厄宮ということですが、さてどっちでしょう。
現状を見る限りでは、化忌が関わっている気はします。

9月19日(旧8月中)に大規模な反原発イベントが予定されていたりと激動の様相を呈している原発問題。

代替エネルギーの開発と移行が進めば、次第に原発は下火になっていくんだろうとは漠然と思ってますが、どうなんでしょうね。原発に固執するお偉方達の意向が変わらなければダメなのか? それとも1000万人の署名など、人々の総意を無視できなくなれば自然と変わっていくんだろうか。

原発は、まだ人類が持つには早すぎたんじゃないかって僕は思ってます。
あるいは、そもそも考え方自体が間違っていたんじゃないかとも。原子力を平和利用するに十分な技術が本当にあったのか、今となっては疑問符だらけです。科学技術力という意味だけでなくて、原子力を扱う人間の「心の技術力」としても。

原発再建や新規稼動を目指す資金があるんなら、それを新エネルギーの研究開発や運用のための基盤づくりに回したほうが、多くの国民の支持も得られると思うんですけど。

ちなみに、期待されている新しい発電方法は色々あります。例えば、以下のページ。

こんなにあった! すごい発電方法
あるいは、「IGCC(石炭ガス化複合発電)」、「サハラ砂漠に、太陽光発電基地をつくれ!」(番組内容はこちら)など。

僕は、原発や放射能汚染の危険に怯えて生きるよりも、今より不便になったとしても簡素な暮らしのほうを選びます。今も、部屋の電気は消して、日光の明かりだけでPCに向かっています。なるべく電気を使わずに済ませる、そういう生活に体を慣らすことも大切かもしれません。

 

「あんたは火を使う、そりゃあわしらもちょびっとは使うがの。」
「多すぎる火は何も生みゃあせん。火は森を一日で灰にする。水と風は百年かけて森を育てるんじゃ。」
「わしらは水と風のほうがええ」 
「あの森をみたら、姫様、悲しむじゃろうのお」

――「風の谷のナウシカ」からの一節です。

 

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明治憲法公布日時から、今の日本に潜在する問題を見つけられないか

2011-06-14 00:32:39 | 占い全般のコラム

以前、戦前日本のホロスコープなどを作るときに、僕は大日本帝国憲法が発布(公布)された日時を1889年2月11日8時30分としていました。もう10年位前のことです。その時も今回の記事と同じように始源図としてホロスコープや命盤などを出していました。

占星術の本には式典が催された10時半辺りが書かれていたりしますが、個人的には易学的な理由から辰時が適当と考えていたためです。それに公布自体は官報によると思われるので、8時から8時半という推測もあります。

ホロスコープで検討する限りでは、概ね8時30分(±数分)でいいのではないかと考えています。(ただ、この間の記事<大日本帝国図から見る現代日本>では一般に言われている10:30説を使っています。比較してみるといいかも)

その後、新体制の戦後日本のホロスコープを探るようになってから、あまり旧体制の日時を使わなくなってしまったのですが、最近になって再び、未だにこの明治憲法公布時のデータが機能しているような気がしてならなくなりました。ひょっとするとこれは逆の意味で、「もう変えなくてはいけないよ」と集団意識が訴えかけているのかもしれません。

そんなわけで、(皆が認識しているかどうかに関わらず)この戦前体質の残る日本から脱却して自発的な未来に向かうために、もう一度、各図を掲載してみたいと思います。まず、影響があるならあると認識して、その上でそこから抜け出すにはどうしたらいいのかを考えるといいんじゃないでしょうか。


◎大日本帝国憲法発布(公布)の日時
(当時の官報号外が発行された正確な時刻は不明ですが、慣例が守られてきたのであれば8時30分だと思われます。一説には8時15分とも。)

1889年2月11日8時30分(月曜日) 東京

旧暦:己丑年1月12日辰時
四柱八字:己丑年丙寅月戊午日丙辰時


ホロスコープ/四柱推命/大六壬/紫微斗数/数秘術/易命理の一括データ

(↑ 各種の占いデータを詰め込んだため1.4MBほどあります。少し重いです。)


※易命理に付いての補足。

今年(2011年)は地水師&水地比の四爻変。で、今は旧五月(6/2~6/30)なので風地観&山水蒙の五爻変、という風に見ます。例えば東日本大震災は新暦の3月11日に起きたので、旧暦変換すると旧2月7日。旧2月は坎為水&坤為地の二爻変です。

なお、易の解釈については僕のサイト(CIの保管庫)を参考にするか、ブログ左枠の易関連のリンクを活用するなどして下さい。

※インド占星術のチャート

以下のブログに掲載されているのを見つけました。

明治憲法図とグル・チャンダル・ヨーガtaroの部屋

また、僕が8:30分という時間を知るキッカケになったページも紹介します。

2000年か2001年に以下のサイトで記述されているのを見ました。
僕の記憶では、当時、占星術の研究者の中で10:30や12時というデータは見ていましたが、8:30分というのは初見でした。もっとも、僕が知らなかっただけで海外の研究にはあったのかもしれません。

検証占星術 アシュタカヴァルガ東西占星術研究所

~ 追加付録 ~

参考として、フリー版のJunior Jyotishでチャートと主なデータを出してみました。

インド占星術は、それほど詳しくありません。いずれきちんと学べたらいいのだけれど。
 

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恒気法二十四節気の方式だと、四柱すべて辛卯に

2011-04-04 21:14:19 | 占い全般のコラム

久しぶりに四柱推命というか暦の話題です。

辰月の節名は清明ですが、定気法では2011年4月5日12時13分となっています。
一方、恒気法(平気法・常気法)による方式では、7日21時21分です。
(※ともに、暦と占い工房 天文・暦・占い資料館より)

で、今年は辛卯年で、今はまだ辛卯月。そして来る6日は辛卯日です。
さらに、辛日の卯刻は辛卯時。

それぞれの6日卯刻の四柱八字を出すと、

定気法:

年:辛卯
月:壬辰(節入り:5日12時13分)
日:辛卯
時:辛卯

恒気法: 

年:辛卯
月:辛卯(節入り:7日21時21分)
日:辛卯
時:辛卯

ということになります。

一応、今の僕は定気法を使っているので前者の八字になると思っていますが、恒気法の場合との違いを考えるには興味深い日かもしれませんね。

皆さんは、どう思われますか?

 

~~翌日追記~~

ちなみに、以前に試しに作った「恒気法案2」の場合だと、7日の8時56分という計算になります。
→過去記事:「定気法と恒気法での二十四節気の比較

~~翌々日、再追記

ただ、恒気法案2のやり方は、旧暦月における新月(朔日)~満月(十五日)、および満月~新月との相似で考えると適当とは言えない(新月を冬至、満月を夏至に対応させたとして)。

旧暦の場合、必ずしも十五日に太陽&月=180度の瞬間が含まれているというわけではなく、その前後の日になることも多い。これは、旧暦が新月と二十四節気の日時を基準にして一カ月単位で作られており、満月の日時は考慮されていないから。(昔のインドでは満月を基準にする暦もあったそうだけど)

だから、恒気法の考え方としては、元来の冬至~冬至の時間按分でいいのかもしれない。

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大日本帝国図から見る現代日本

2011-03-17 22:01:13 | 占い全般のコラム

今日の記事は、実は書くべきかどうか迷っています。というか、迷っていました。
単なる後付で、占星術(占術)としては正しい使い方ではないと思うし、「いつ、どこで、なにが」という予知が僕にできたわけじゃないからです。

ただ、「兆候」が読み取れたという一つの事例として、今後のために検討する必要があるかもしれないと思い、ここに書くことに決めた次第です。

 

さて、占星術における日本の始源図には、現在、幾つもの案が出されています。
以下にザッと挙げてみます。

・大日本帝国憲法の発布時
1889年2月11日 8:15/8:30/10:30/10:40/11:45/12:00 東京(皇居)

・日本国憲法 衆議院可決時
1946年10月7日 14:53

・日本国憲法 公布時
1946年11月3日 8:00

・サンフランシスコ対日講和条約調印時
1951年9月8日 時刻不明

・サンフランシスコ平和条約発効時
1952年4月28日 22:30

これらの他にも憲法施行時を使うなど、研究者によって用いるデータが異なっています。要するに決定的な統一見解が見られず、他国と比べて曖昧さがついて回っています。また、例えば大日本帝国憲法図と日本国憲法制定時とを併用する場合もあります。(関連記事:「建国記念日ってことで。」)

上記のように、日本のチャートを作る場合、色々な意見があるわけですが、ここでは比較的当たることが多いとされる大日本帝国憲法図説の内の10:40頃を採用して話を進めます。時刻については、「大日本帝国憲法発布式」が裏づけの一つです。僕個人としては42~43分かなと見積もってます。

データを整理します。

◎日本(大日本帝国憲法発布図)

1889年2月11日 10:42 東京(皇居)

(クリックで拡大)


で、ここからが今日の本題ですが、この発布図に2010年の冬至図を重ねて二重円を作ると、かなり特徴的なチャートができます。

(クリックで拡大)

いわゆる死のハウスとされる8ハウスに、トランジット(T)の水星・太陽・ノースノード・冥王星・火星が入り、ネイタル(N)の木星に対してT太陽・Tノースノードがコンジャクション(0度)、国民の健康や食糧事情に関わる6ハウスを運行中のT金星とセミスクエア(45度)。※ノードを画面に出すのを忘れました。すみません。

また、T太陽・Tノースノードは、4ハウス(野党・地殻・国土)にあるN土星とセスキーコードレート(135度)や、国民を示す1ハウスにあるN海王星やN冥王星とインコンジャクト(150度)。さらに、それらに対するT土星の135度など、結構キツめのアスペクトが掛かっています。加えてT太陽は対向のN月とオポジション。これは8-2のハウスなのできな臭いです。

そして、T土星も6ハウスに迫っており、これから食料や国民の健康に関して忍耐や制限などが求められてくることが見て取れます。あと6ハウスはマンデンでは軍隊や軍事(自衛)にも関係するハウスなので、そうしたことでの苦さを味わうことも考えられます。

視点をT土星から反対側に移すと、11ハウスのN火星に対してT天王星とT木星がコンジャクションとなり、日本に友好的な国々との係わり合いが突発的・急進的に増大する可能性があることが分かります。また同じ11ハウスにあるN金星は2ハウスを移動中のT月と8ハウスを通過中のT火星とスクエア(90度)、10ハウスを通過中のT海王星とセミスクエアになっており、その関係が経済面や物資にまつわるものであること、そして政府与党は何か的を得ない対応をしがちであること等が見て取れます。

一見して、8ハウスの状況が気になるチャートで、ここに火星と冥王星が関わっていることから、何らかの大規模な爆発事故や火山の噴火、あるいは火災で多くの死傷者が出るかもしれないと思っていました。これは冬至図なので、前年の12月22日から今年の春分(3月21日)までの間に、です。案の定、霧島・新燃岳での噴火が起きて戸惑っていた折、今度は、東北関東大震災による惨状・・・そして、畳み掛けるように福島原発での爆発事故です。

ちょっと眩暈がするような、思考停止に陥りそうな感じで、しばらく呆然としていましたが、実際にはそれをブログに書くなどして予知したわけでもなく(具体的に「どこで」とかは分からなかったし)、ただ単に自分の中で思っていただけだったんですが、さすがにショックでした。

もう少し書くと、易での視点から、今年の日本の旧暦2月の月運は坎為水[二]という状況になっており、坎為水に象徴されるような水による災難(海難事故)や石油価格の高騰、冷えやウイルスによる病気の拡大(インフルエンザの蔓延など)も懸念されました。というのは、この卦爻は命式の年運の通変卦と同一であり、国民に影響を与える可能性が高いと思われたからです。

(クリックで拡大。※このソフトはCIの保管庫でDLできます。)

さすがに巨大地震に起因する大津波とまでは予測していなかったのですが、こういった形で現象化して欲しくなかったと、後付けながらも悔やまれます。風邪やインフルエンザ等については、現在の避難生活で特に気をつけないといけないことだと思いますので、とにかく被災地には必要な医薬品のみならず、十分なエネルギーが取れるだけの食料や暖房が行き渡るようになって欲しいです。

それと行年卦は地水師[四]なので、国(政府)の統帥能力について――何か問題が起きた時の処理方法についての指標が読めるように思います。とはいえ、まだ旧暦での2011年は始まって間もないので、これからの動向をよくよく注意しておかなくてはなりません。

なお、易についての読み方は人により様々なので、ここでは下手な解釈を入れずに各自に任せたいと思います。それと、命式は巳刻で出していますが、それぞれの行運の卦は年月日を基礎としているので変わりません。まあ、時間的には午刻との境に近いので微妙なところですが、いずれにせよ辰・巳・午のどれかであることは間違いないと思います。

全てとは言い切れませんが、なぜか旧態の大日本帝国図が作用しているのが不思議ではあります。ただ、それが今後の日本の動向を占うのに役立つのならば、改めて検討してみる価値はあるのでは、と考えています。

今まさに大変な事態に陥っている日本。
これからどうなっていくのか、また、私達国民は何を目指していったらいいのか、不安もありますが、できる限り前向きに進んでいきたいところです。

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今度は大六壬のことで

2011-02-07 23:28:24 | 占い全般のコラム

奇門遁甲のことで 3」以降も、Nさんとのメールのやり取りが続いています。

で、ずっと国名を聞かずじまいだったので、この間、「どこに住んでるの?」と聞いたところ、「イスラエル」と帰ってきました。名前からして中東だとは思っていたけど。だとしたら、イスラエルはヘブライ語かアラビア語が公用語なのに、英語上手だなー。仕事で使ってるんかな?

それにしても、なぜ中東の人が中国の占術を?と思ってWikipediaで色々調べてみると、結構イスラエルにも中国人が住んでるみたいで、言語や風習、職種の問題などが横たわっているようでした。

この人は、「自分と自分の周りの人を助けるために」中国占術を学んでいるとのことで、奇門遁甲(QMDJ)、大六壬(DLR)、太乙(Taiyi)の三式(The San Shi or Three Styles)を習得したいと言っています。ついでに「風水(Feng shui)もやったらどう? 人生に役立つかもしれないですよ」と聞いたら、「風水も勉強してる」とのこと。へぇ、大したもんだ。

でも、日本でさえ、それらの良書を手にするのは困難なのに、英語で読めるものがどれほどあるのか、ちょっと分かりません。

実際、大六壬にしても英語の本は少ないと嘆いてました。もちろん、六壬のことを書いている英語のブログやサイトはありますが、大体は中国人で、所々に漢字が使われていて、全面英語というのは少ないし、その多くはインストラクションで終わってしまってる。確かに、これじゃ奥深くは学べない。

まあ、スクールの生徒だそうなので、どの程度まで学べるのかは先生次第とも言えるでしょうけど。

大六壬(六壬神課)に関しては、僕もソフトは作れたけど言うほど習熟してないので、まだまだ中級レベルにもありません。なので、お互いに意見交換しながら、より深く学んでいきたいと思っています。

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定気法と恒気法での二十四節気の比較

2011-02-06 22:07:30 | 占い全般のコラム

旧正月、そして立春を過ぎて、ようやく暦の上で辛卯年が動き出しました。

そこで今日は、暦に関係する話として、定気法と恒気法の二十四節気比較をしてみようと思います。ただし、一般的な比較ならば既に「暦と占い工房 天文・暦・占い資料館」にて誰でも行うことが可能ですから、ここでは「恒気法案2」を作って、それと比較することにしました。

以下に画像化しました。少し大きいので別窓で開いてください。

計算データと表スタイルは、先述した「占い資料館」様より引用させていただきました。
なお、国立天文台の暦要項のデータ(2011年分)と1分ほどの誤差が見られますが、精度的には十分だと思います。

この中の「恒気法1」が「占い資料館」で参照できるデータで、「恒気法2」が今回、僕が作成してみたデータです。表計算はExcelを使い、小数点以下の数字は引用元のデータと桁数を合わせています。

「恒気法1」のほうでは、旧年の冬至から本年の冬至までの1年間の日時差を24節気で割っていますが、「恒気法2」の場合は、中間点の夏至の日時を加えて陽遁期と陰遁期で二分し、それぞれを12節気で割っています。

なお、この案は以前の記事(「簡素化して焦点となる軸を強調することで、逆に明確になるものもあるんじゃないか」)の中の後半に書いた方法です。参考までに。

では、これらを使って、例えば2011年の立春(寅月の節気)を見てみます。

定気法: 2/4 13:33

恒気法1(冬至~冬至): 2/6 0:22

恒気法2(冬至~夏至、夏至~冬至): 2/5 19:03

こんな風に、三者三様というか、それぞれで日付が異なってきます。

当然、太陰太陽暦(旧暦)を作成する時にも、この内のどれ(もしくは別のバリエーションも考えられますが)を用いるかによって出来上がってくる暦が変わってくるので、占術家としては非常に敏感にならざるを得ない問題です。

一般的な旧暦カレンダーは、どれも定朔定気法による方法が採用されていると思いますが、東洋占術の諸先生の中には恒気法を支持する方もいます。僕自身は、今のところ定気法で見ていますが、今回作成した「恒気法2」とは比較検討してないので、結論付けるには至ってません。

それぞれの方で根拠となるデータの蓄積があるはずなので成否の判断は難しいですが、今後、注意してデータを採って調べていきたいと思っています。

ちなみに、陽遁期(冬至~夏至)と陰遁期(夏至~冬至)で一節気の日数が異なっているのは、地球の公転軌道が楕円になっているからです。以下のサイトに詳しいことが書かれています。

暦の上の季節の長さ
二十四節気とその日時の求め方について
(「こよみのページ」内「暦のこぼれ話」より)

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新年の祝いってのは、いつやったらいいんだろうね。

2011-02-03 00:53:05 | 占い全般のコラム

今日は、いわゆる旧暦、正式には太陰太陽暦での辛卯年の元日(一月の朔日)に当たります。この朔とは新月のことです。旧暦月は新月の瞬間を含む日に始まります。

というわけで、2011年における本来のアジア圏での正月は今日から。時々、年配の方でも西暦の正月を迎えると同時に干支が切り替わると誤解している人がいますが、そうではありません。

ただ、実際のところは、ここ日本でも新年をいつ祝うのか、という点では曖昧になっている気がします。もちろんこれは西暦(=旧暦に対する新暦)での1月1日という意味ではなくて、より自然なサイクルに近い暦においてという意味でです。

それは、例えば2月4日頃の立春と見たり、旧暦での元日と見たり、あるいは占星術のように春分辺りを転換点と見たりです。調べていたら、興味深い記事があったので紹介します。

まずは、占星術の大家の松村潔先生のコラムから。
http://www.tora.ne.jp/notes/2011/01/post-31.html

それから、陰陽道家の高橋圭也さんのTwitterから。
http://twitter.com/KeiyaTakahashi/status/32630798385414144

暦の上での考え方。「こよみのページ」の「暦のこぼれ話」より、“春立つ日”。
http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/200702040.htm

この中で興味を引かれたのは、松村先生が書いている旧暦の初午
太陰太陽暦は、太陽と太陰(月)と地球の関係で成り立っているので、太陽黄経で定められた立春や春分のように、ほぼ固定化された日付にはならないのですが、一つの焦点として考えるのは面白いと思います。

ちなみに、2011年の旧暦の初午は新暦3月16日(水)の庚午の日です。旧暦では2月12日になりますが、これは毎年違います。あと、立春以降の最初の午の日とした場合は、今月8日の甲午の日(旧暦1月6日)です。

ただ、中国や日本、また古来のインドにしてもそうですが、太陰太陽暦における折り返し点は常に朔(新月)もしくは望(満月)です。なので、干支暦と併用すると必ずしも朔や望にはならず、どことなく不安定に感じてしまいます。

やっぱり個人的には、旧暦の1月1日か、立春もしくは春分辺りが適当かなという気がしますね。少なくとも新暦の1月1日はアジア圏の風土的にも、また自然の成り行き的にも合ってないなーと、いつも思います。

参考までに、以下、細かな数字。共に日本の中央標準時
<参照:国立天文台の暦要項

2011年、辛卯年の最初の新月の日時:2月3日11:31
2011年の立春の日時:2月4日13時33分
(※恒気法計算だと、2月6日の00:22。参照:「暦と占い工房 天文・暦・占い資料館」)


<追記>

思うに、「彼岸」の頃というのは占星術のサイクルに類似していて比較的馴染みやすい。つまり春分と秋分という基準点を中心とした前後3日の7日間なので。

“暑さ寒さも彼岸まで”というように、人間で言うところの“喉元過ぎれば熱さも忘れる”に近い感覚があるのかもしれません。ちなみに、今年の彼岸は3月18日~24日と9月20日~26日です。

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