With the I Ching

易経や四柱推命、暦、占星術などの運命学の記事がメインです。

ついに、新たな時代が動き始めます!(加筆版)

2012-06-29 01:38:33 | 占い全般のコラム

以前、「2012年の夏頃までの世相に関すること(易、占星術)」の中で書いたように、今月というか、この旧暦5月(6月20日~7月18日)は雷天大壮[五]の時期に当たっています。これは世界全体に関する卦爻なので、日本に限らず、世界中で何らかの壁を突き破るような、――思い切って次の扉を開くような段階に来ていることを示しています。

もちろん、ここ日本でも原発の存続や政治の腐敗などをはじめ、色々な問題に対して、国民がNo!を突きつけており、その勢いづいた潮流を止めるものはないでしょう。既に前月の雷地豫[四]にて十分な準備をして力を溜めてきたはずですから、今月は、その力を存分に発揮して、前述のような問題を打破していく時です。

そして、雷天大壮は日付で言うと旧暦15日(満月頃)の午後に対応するので、相似的に、7月4日の満月になる前か、もしくはその辺りで最もパワー溢れる状態になるんじゃないかと思います。つまり、27日の上弦の月から満月までの一週間です! この間に、物凄いエネルギーが集結している感じがあります。

もう直ぐ、あらゆることが変化していく、その扉が開かれます。
風雲急を告げるチャネリング・メッセージ(日本語 | Despertando.meGalactic Channelings - 日本語ハートの贈りもの―2012アセンションなど)が示すように、これから雪崩式に沢山の驚くようなことが起こってくるはずです。

何も怖がることはありませんが、政財界では社会の急激な変化に肝を冷やす人も出てくるかもしれません。
おそらく変化直後は少し混乱もあるかもしれませんが、一般市民である僕らとしては、1~2週間分くらいの備蓄(生活必需品)や生活費を手元に残しておくこと、そして、信頼できる情報を得て落ち着いて判断することを心がければ、やがて状況を飲み込めてくるだろうと思います。僕らは、長い間、人類全体として不公平な世の中に生きてきましたが、これからそれが解消されようとしているのです。

パニックになる必要は全くありませんが、新暦での7月の間は精神的・現実的に険しい感じのサビアン・シンボルが出ていることもあり、幾分、慎重にならざるを得ない印象は受けます。それでも、生活に支障のないように今から準備しておくことで、かなり緩和できるのではないかと思います。

とにかく自分の心を安定させて、それと共に周りの人達にも、「大丈夫、心配することはないよ」と話してあげてください。そして、もし困っている人がいたら手を差し伸べてあげましょう。


ソウル(魂)のレベルでは、今の過渡期を経験するために、多くの人達がこの時期に焦点を当てて生まれてきています。僕もそうです。そしてたぶん、これを読んでいるあなたもそうじゃないかと思います。

これは個人的な予測ですが、易の視点では、旧暦7月(8月17日~9月15日)の雷火豊[初]の時期に、スペース・ファミリーとか銀河連合などと呼ばれる、いわゆる宇宙人― 高次元存在 ―、もしくは、アガルタ人と呼ばれる、かつてのアトランティスやムーにおける“縁故ある”地底人とのコンタクトが為されるのではないかと思っています。

そして、旧暦8月(9月16日~10月14日)の震為雷[二]の時では、地球自体の自浄作用として大規模な地殻変動(地震)と、それに伴う津波・高潮・洪水が起きる可能性がありそうです。おそらく範囲的に大規模なものでしょうから、場所を特定するのは困難です。ただ、このことは今後もたらされるチャネリング・メッセージによって、次第に詳細が語られるのではないかと思いますので、注意しておく必要があるでしょう。

ただ、爻辞にあるように、「財(家財や土地)などに固執せず、まずは命を最優先して逃げること。失ったものに取って代わるに足るものは、その後にまたもたらされる」という内容を考えれば、何が一番大事かを明確にして行動することが求められてくると思います。

で、重要なのは、その変動に対して、今の科学技術ではどうあっても防げない、回避できないことを人類が認め、素直にスペース・ファミリーなどの助力を受けることです。たぶん、地底に避難することになるか、彼らの(今の地球の科学では想像もできない)巨大なスペース・シップに退避するなどの事になるんだろうと思っています。(・・・雷火豊のも含め、ここまで地球的なエネルギーの変動を感じる時でなければ、普通はこういった解釈は妄想的で馬鹿げているのですが)

地球に生まれて地球人であることを否定する人は誰もいないと思いますが、その精神的なルーツが地球に根ざしている人は、実は少ないと思います。作られた転生システムの中での度重なる生まれ変わりによって、長い間、この地球に繰り返し関わらざるを得なくなっていましたが、もうその束縛の縄を抜ける時期が来ています。僕らは、本来の、元々そうであった“宇宙人”に戻っていくのです。

その意味で、現在も地球周辺に滞在しているスペース・シップの多くは、僕ら自身との精神的・霊的な血脈を持った存在達なわけです。だからこそ「ファミリー」と言うのであって、魂の繋がりとしては、兄弟姉妹であり親子であり、そして愛し合ってきた存在です。長らく離れ離れになっていた家族に再会する瞬間が近づいています。これを喜ばずしてどうするというのでしょう? まして、“魂の家族”との交流を恐れるなんて! もはや疑いを挟む余地はありません。彼らは、人間を、地球を愛しています。

 

少し前に、「この数ヶ月は、とにかく個々のミッションに集中する時」という記事を書いたのですが、そのことで「ミッションって、なんのことですか?」という質問を受けました。一人ひとりが直面する課題という意味でその時は主に書いていましたが、この頃は、もう少し大きな視点で考えるようになっています。なので、次のようにも言えると思います。

“理屈をこね回す思考や、未来を心配する感情を脱ぎ捨てて、「今、ここ」において、まず心(ハート)に回帰すること。”

“そして、自分の中心に戻ったら、次にそのハートを開いて、地球での家族や友人や恋人や関わる人達と、ユニティ(和合)を作り出すことに意識を向けること。許し(謝罪)と感謝――つまり、「ごめんなさい」と「ありがとう」の二点を心がけること。”

“同様に、元々の家族である宇宙の多くの存在たちとの再会を楽しみにすること。”


これらが極めて大切なことです。

今、この地球上の正負のエネルギー・バランスは、ほぼ五分五分、もしくは、まだ若干、負(闇)の方が影響が強い状態の中で、エネルギーの衝突が繰り返されています。けれども、今書いたことを意識し、実践していくならば、どんどん正のエネルギーが強くなり、転換点(もしくは臨界点)を超えた暁には、リニアモーターカーのように加速していきます。

負のエネルギーが強いと、それは「ネガティブ・スパイラル」を起こします。これは易で言うと、坎(闇、水)です。
これに陥ると、どんなことも悪い方向にしか考えられなくなり、恐怖、不安、心配、焦燥、苛立ち、無知蒙昧、疲弊、困難・貧しさ・苦悩・・・といった状況の螺旋回転にはまってしまいます。ここから抜け出すには、忍耐強く、正のエネルギーを注いでいくしかありません。まずは中和(ニュートラル)へと近づけ、それから極性を転換させるところにまで。

そして、正のエネルギーを強めていくと、それは離(光、火)としての上昇(=アセンド。ライズ。占星術でも東の地平線であるAsc:アセンダントって言いますね)の気が高まります。次第に気持ちが明るくなり、精神的にも楽になってきます。感謝、愛、信頼、思いやり、共感、勇気、寛容、評価、称賛、平和、豊かさ、自由(束縛のない解放感)、執着心(重荷)の軽減、心の明瞭さや透明感といった感情を伴う状況が現れてきます。

ただ、光量が段々と増していくにつれて対比としての影が濃くなっていくように、闇との差異が明確化していきます。綱引きのように拮抗する状態にある時は最も力を必要とするので大変ですが、そこが踏ん張り時です! 忍耐強くありましょう。

そして、行き着くところまで行くと、最終的に正と負の完全な二極化が起きて、正は正へ、負は負へと分離します。易で「離」と表現しているのは、この極致の状態です。そして二元性がクリアになると共に、そこで両極を俯瞰するような統合的な視点(易では乾=天)が芽生えるのです。この乾が、あらゆる物事の創造の種となります。一方、坎の極致では、そこで「矛盾脱衣」のようなことが起き、感覚や精神が麻痺してしまいます。そうして状況が冷えて固まったものが坤=地として表されます。

光も闇も、そして善も悪も基本的に自分自身の心の中に端を発しており、それが周りの状況を形成します。そして、集団意識になると社会や世界の傾向を作り出します。なので、光と闇の力が拮抗する段階までは、この両者が激しく衝突します。しかし、いったん勢力構成が変わると、雪だるま式に成長が加速します。これは、正の側でも負の側でも仕組みは同じです。(乾坤坎離はどれも、あらゆる経験を構成する始原的な要素であって、別に優劣があるわけではありません。)

で、これまでは長期に亘ってダークな歴史が続いてきたわけですが、今後は――つまり、これからの数ヶ月をブレイク・スルーとして、来る12月21日の冬至のターニング・ポイントを迎える頃には、50%/50%の勢力図を超えて、正(ポジティブ)が優勢な集団意識へと転換を遂げていくと見られています。

そのためにも、今この時から、自分の心の状態と向き合って、健全な状態を保つように心がけてください。
また、自分自身の周囲をはじめ、それが拡張された世界全体が、もう貧困や犯罪、略奪、人身売買、横領、戦争、詐欺、支配といったことがなくなるように働きかけましょう。また、民族や人種、性別、国籍、肌の色、貧富などで差別されることのない社会をイメージしてもいいと思います。もしなかなか行動に移せなくても祈ることくらいはできます。

ポジティブには、互いに助け合ったり協力し合うこと、富が分配されるか適切な供給システムの構築により、生活のためにお金を稼ぐという必要がなくなること、一人ひとりができることで他の人の役に立つこと、個々の資質や能力を存分に伸ばせる教育を誰でも受けられるようになること、最大限に創造性を発揮して生きること、安心して飲食できるものだけを流通させること、有意義な事業に貢献しているという実感を得られること、動植物や自然と共に感性豊かに生きること、直面する問題の解決に寄与できること、地球上の生命の調和をもたらす技術やアイデアの創出および具体的な活動に勤しめること、あくせくする必要がなく好きな時に自分自身の回復のために時間を使えること、などなど。


時間易による世界卦(と、僕は名づけてますが)では、旧暦の2012年の12月までは上卦(外卦)が震卦で、翌年の旧1月からは巽卦になります。要するに、旧暦の1年ごとに先天八卦の乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤の流れを辿っていきます。

これまでの世界の歴史、特に二つの世界戦争や原爆実験を含む近代・現代史において、人間の精神は一部の支配層の身勝手な理由によって、ほとんど、どうすることもできないまま振り回されてきました。しかし昨年の上卦・離の流れの中で、世界の権力構造や経済システムの仕組みなどが暴露されたり、未来に残すものと捨て去るものの選別を促す出来事(情報)が出てきました。皮肉なことですが、日本の福島原発事故も人類の目覚めを促すことに大きな役割を担いました。あの災 害によって亡くなった方々の痛みは決して無駄にはなりません。

続く、今年は上卦・震の時であり、立ち上がった人々の行動力によって、ついに、これまでの暗い歴史に幕を下ろす日が訪れようとしています。

今年2012年が震という激震の年に当たること、そして後天八卦では震は日の出の時間帯を象徴します。占星術ではアセンダント(上昇点)の位置です。つまり、先ほど書いたように、アセンション(上昇)には「おあつらえ向き(うってつけ)」の時期というわけです。この機会を逃す手はありません!

ただし、夜明け頃が最も冷え込むことは気象学でもよく知られている通り(太陽が沈んだ後、地表の熱が放散されていくため)、「魂の夜明け」の前には一時的に辛い時期があります。これは、さながら四柱推命の十二運における「沐浴」のようなものです。そこに至るまでの胎・養・長生では順調に育まれていきますが、そこから冠帯・建禄・帝旺へと向かうその途中に「沐浴」があります。

インドでは、身を清めるためにガンジス川に「沐浴」する風習がありますが、そのように、身も心も浄化して綺麗にする必要があります。その過程で悪いものが内在していれば、膿を出したり治療のために一時的に苦しむこともあります。そして今がまさに、その時なのです。

原発論議も、経済至上主義や政治腐敗に対する反発も、それから社会生活におけるやりきれない思いも全て、この時期に、一掃(Clean up)するための道筋をつける必要があります。

それと今、特に身体の調子がおかしいな、と感じている多く人がいると思いますが、あまり無理をして動き回らずに、ゆったりとリラックスできる時間を作りましょう。それから、自然と触れ合ったり、景色と空気のよい中を散歩するなどして心を洗いましょう。普段からトゲトゲした刺激を受けないように、また自分自身も攻撃的な感情を発しないように意識しつつ、代わりに優しい音楽を聴くなどして精神を安らがせてください。あまりの不調で病院通いするのではなければ、それだけで日に日に良くなります。

この「夜明け前」の冷え込みに際しては、もう直ぐ日が昇るという「希望」が欠かせません。そして、その希望は本物でなくてはなりません。明けない夜はない、太陽は必ず昇るというその信念(現代では科学的事実ですが)に揺らぎがないからこそ、夜明けまで頑張り抜くことができるのです。

ただ、覚えておくべき、とてもとても大切なことは、その太陽とは、つまり自分自身であるということです。
夜明けを経て光り輝くその姿を見せるのは、あなた自身です。みんなを暖め、元気づけるのは、あなたです。
真の意味では、誰も他の人を救うことなどできません。その人を救うことができるのは、その人だけ。
でも、あなたの暖かさが、あなたの明晰さが、あなたの輝きが、その人自身を救うのを後押しすることはできます。

誰もが、この地球で誰かの役に立ちたいと望み、あるいは地球それ自体を輝かせたいと望み、それを叶えるために生まれてきました。しかし、何らかの制約や条件化にあって、それができない人も大勢います。その内の何人か(あるいは、もっと沢山の人)は、もしかしたら、あなたのおかげで元気づけられ、活路を見出すかもしれません。


そのことを思い、「今、ここ」において、ハートに自分自身のホームベースを置いてください。
あなた自身と、あなたの輝きによって助けられる人々のために。

 

<追記:6月30日> 

驚きのシンクロ率!

この記事を書いた後、次のメッセージ(の原文)を読みました。
で、「これって・・・昨日の夜、書いてたことじゃん」って(笑)
ハイアーセルフは全てと繋がっている、というのをチョット実感しました。

いつもながらわかりやすい翻訳をされる「ハートの贈り物」さんに訳文が掲載されたので、皆さんにはそちらを。

闇の勢力に最後の日がやってきた―サルーサからのメッセージ( 6/29) - ハートの贈りもの―2012アセンション

っと、今見て気がつきましたが、こちらにもTakiさんによる邦訳が出てます。併せてリンク紹介しておきます。

SaLuSa, June 29, 2012

(ただ、原文を読んだ感覚からすると、「ハートの贈り物」さんの訳のほうが文意をとらえているように思えます。)

文中に災害のことにも触れられていますが、「大規模(広範囲)なものにはならない」とあるので、その点に関しては、僕の見当違いということで安心しました。それなら、やはり銀河連合の指示に耳を傾けていれば大丈夫そうですね。



1 コメント

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希望 (まるまるまるた)
2012-06-29 10:26:56
今日のエントリーは、まさしく「希望」ですね。
わたしは、ここのところ変化したことが2つあります。
1つは、去年の12月からブログを始めたことです。これは、他のブロガーさんとのつながりや自分の振り返り寄与してきました。(CIさんともご縁ができました)

もうひとつは今年の3月から食の慎み(量を減らす)と肉食をやめることを始めたことです。
これは、自分が如何に無意識に食欲に囚われていたかを、欲が大きかったかを教えてくれました。

多分、私のどこかが、CIさんのおっしゃる変化を感じていて、変化を促していたのかもしれません。

以前より自分が穏やかになってきていることを感じます。
そのように自分が変わればまわりも変わってくるのでしょうね。

よき未来を。共に。
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