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Shout chirpily

高知のアコデュオCRAZY DOCTORのブログ
アコースティックギター + カホン + 酒 = ?

今週の1枚 vol.91

2012年08月15日 04時48分11秒 | 今週の1枚
世の中、盆休みだって言ってますが
今日も普通に仕事でした

・・・っていうか
周りが盆休み過ぎて昼飯も食い逸れそうになりました




さて、今週の1枚です
(今週の~に盆休みはありません

FIRE FIRE / EZO(1989年)

EZOとしては2枚目、そして最後のアルバムとなってしまいました


先日、“Belle Equipe”で「FLATBACKERをかけてくれ」と頼んだ事を書きましたが
覚えている人ははたしているだろうか・・・?

何とその話がこんなところに繋がるんですね


北海道出身のジャパメタバンド“FLATBACKER”
日本で2枚のアルバムを発表後、突然姿を消しました

そして名前を“EZO”と改め逆輸入の形で戻ってきました


その1sアルバムはFLATBACKER時代の“デスウィッシュ”を作り直した(?)
“House Of 1000 Pleasures”で始まる尖ったアルバムでした

ただ音楽の“質”としてはFLATBACKER時代とはちょっと異なっていました
Gene Simmonsがプロデュースしたためかもしれませんが
独特の雰囲気は残しながらも少し聴きやすいものとなっていました

Geffen Recordsと契約しましたしGene Simmonsと組んだ事もあってか
まあまあの売り上げを記録したようです


その後Gunsなんかとツアーをしたり順調に活動を続け
続いて出たのが本作でした


内容は1stよりもさらに上質なアメリカンロックとなり
完全にFLATBACKERとは違うバンドになりました


HIROのパワフルでタイトなドラムに
TAROの堅実なベース
SHOYOの独特なリフが乗り
MASAKIの日本人離れした力強い歌声が響く
EZOの世界が完成した感じがします


しかし、凱旋帰国する事もなく翌年には解散・・・



結果からすると
音楽的にはどんどん良くなり
世界に通用する“音”になったと思うんですが
元の“音”とは余りに違うんで
もしかしたら本人達が演りたい事とは違ってしまったのかもしれません・・・

本当のところは分かりませんが・・・


己的には本作でのSHOYOのリフワークは本当に素晴らしいと思っています
それまでの作品からは一皮剥けたっていうか
別人かって程です
(もしかして本当に別人のアイデアだったりして・・・失礼っ)


それとやはりHIROのドラムですね

メタル系のドラムって重い音でドカドカ来る感じが多いですし
跳ねたリズムがベタッとしてる事が多いように思いますが
彼のドラムって跳ねるところがタイトで気持ちいいんですよね
(最近ではANTHEMで活躍されてましたが、今年から活動を休止しているそうで残念です)



ま、いずれにしても本作はジャパメタって感じではなくて
完全に洋物ロックアルバムです(しかもかなり上質)

己的にはめっちゃジャパメタ臭いのも好きですが
これはマジでいいです!!


ちゃんとプロモートしてもらえてたら売れたんじゃないかな・・・



アルバムのエンディングの曲です

これをオープニングに持って来ずに
“Love Junkie”で始まるところがまたカッコイイんですけどね



因みにMASAKIはこのアルバムの後には第3期と第4期LOUDNESSに参加して
5枚のアルバムを残していますが(第4期にはHIROも参加してますね)
己的には特に10枚目にあたる“Loudness”は完全にEZOに聴こえてしまいます・・・

そんな素晴らしい存在感なのに
今は歌ってなくてベースを弾いてるらしい・・・

どうなってんの?
(ん、そんな話どっかでもあったような・・・)





いらっしゃいませ
終戦の日は8月15日と思っていましたが諸説あるらしいですね
何れにしても平和な社会を願ってやみません
領土問題など最近色々話題に上りますが
隣人、隣国に対してもう少し思いやりを持てないものでしょうかね・・・
“優しい”人になりたい・・・と無い物ねだりなDaisieなのでした
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