 | ほうかご百物語 (電撃文庫 み 12-1)峰守 ひろかずメディアワークスこのアイテムの詳細を見る |
久々にアフィリエイト機能を見たら
めちゃくちゃ進化しててびっくりしましたｗ。
第14回電撃大賞 大賞受賞作。
う～ん、一言で言うとコレが大賞？という感じですね。
すごくまとまりはあるし設定も良くも悪くもラノベ的。
夜の学校で出会った女の子が化けイタチでした、
というところから始まるドタバタ系の学園物です。
キャラもそれぞれがうまく出来ていますし、
ストーリー運びも無理はなく、
起承転結もうまく出来ている。
けど、心から新しさを感じないというか…
既存の作品でありそうな設定を持ってきて
それなりにうまくまとめました～的な感じなんですよね。
普通のラノベであればそれで納得するのですが
やはり大賞、という肩書きと
去年が良くも悪くもラノベという世界を壊すかのような大賞で
英断をしていただけに…。
まあ、ラノベのお手本という意味では
これ以上ないほど完璧な作品かと思います。
不自然に狙いすぎな萌え要素もないですしね。
ラノベってどんなもの？っていう方に薦めるには
いいかもしれない1冊。
評価：☆6
