作者:櫂末 高彰 ファミ通文庫
階段部という学校の全てをフィールドにした
階段レースを行う部のお話、4冊目。
とりあえず毎巻ごとに部員それぞれの
抱えているものを交えつつ、
部の危機だとか、勝負みたいなのを描いていくんですが
今回は中二病患者のお話(マテ
要は、一見冷静なブレーン役みたいなものですけど、
実はそんなことは全然なくて
色々負い目もあるし(彼だけが抱えているだけですが、
そして冷静なだけじゃない面も持っている、
みたいな要素に触れていく感じですね。
そこに恋まで紛れ込ませるあたり
詰め込みすぎかなと思わなくもなかったんですが
この作者さんは、多分意図的にだと思うんですが
そのときのメインでない他のキャラクターを
普通の小説のそれよりもかなり存在を薄くさせることで、
うまく本筋の重さをいい方向に相殺してます。
まあ、荒削り~なところが節々であるとか
その結果として、いる意味がわからないキャラがいるとか
欠点はありますが、
それを超えるくらいには熱い作品だと思いますよ。
とりあえず今回も安定した出来でオススメ
ちなみに、実写映画化には興味はないですが(死
そしてもう一つ余談ですが、
やっと読み終えたと思ったら
今月5巻が出るとか刊行早いっすorz
評価:☆8
階段部という学校の全てをフィールドにした
階段レースを行う部のお話、4冊目。
とりあえず毎巻ごとに部員それぞれの
抱えているものを交えつつ、
部の危機だとか、勝負みたいなのを描いていくんですが
今回は中二病患者のお話(マテ
要は、一見冷静なブレーン役みたいなものですけど、
実はそんなことは全然なくて
色々負い目もあるし(彼だけが抱えているだけですが、
そして冷静なだけじゃない面も持っている、
みたいな要素に触れていく感じですね。
そこに恋まで紛れ込ませるあたり
詰め込みすぎかなと思わなくもなかったんですが
この作者さんは、多分意図的にだと思うんですが
そのときのメインでない他のキャラクターを
普通の小説のそれよりもかなり存在を薄くさせることで、
うまく本筋の重さをいい方向に相殺してます。
まあ、荒削り~なところが節々であるとか
その結果として、いる意味がわからないキャラがいるとか
欠点はありますが、
それを超えるくらいには熱い作品だと思いますよ。
とりあえず今回も安定した出来でオススメ
ちなみに、実写映画化には興味はないですが(死
そしてもう一つ余談ですが、
やっと読み終えたと思ったら
今月5巻が出るとか刊行早いっすorz
評価:☆8
学校の階段4エンターブレインこのアイテムの詳細を見る |