Click 2 CR-IQ 日々_ver.3

ここは管理人CR-IQ(クリック)が、日々の出来事をメインにしつつ、思ったことを書き綴るblogです。

七姫物語(3) -姫影交差-

2005-06-29 21:35:13 | ノベル
作者:高野和 電撃文庫

めちゃくちゃ待たされた1冊ですw。
多分、電撃文庫でも一、二を争う遅筆作家さんなわけでw。

さて、今までの2巻までと大きく異なった作品になってます。
基本的なストーリーの流れ方自体が変わったわけではなく、
主眼として置く視点が、今までの空澄姫主体から、
今回は三宮ナツメ姫を主体に、忙しく動き回る感じになってます。
ここに最大の賛否両論がある気がしますね。
僕としては…正直言うとちょっとガッカリ派。
あくまで象徴として立ち上げられた空澄姫からの視点という
独特な暖かさとか想いみたいなものが、この作品の最大の素晴らしさであって、
その部分が薄くなったことで、よくある政争ものになってしまい…。
そうなれば、無理にこの作品でなくとも、
昔からある作品のほうが妙味では上ですしね。

そんなわけで、少し3巻で不安な部分が見え隠れしましたが、
それでも無難にはまとまっております。
ですからまあ、まだ切る気はさらさらないですけど、
次が出るのはいつになるのかなあw。

評価:☆5

Impulse of Blue

2005-06-29 21:20:51 | Weblog
時々
多様化しすぎたアニメの流れに全部ついていくのがヲタ世界では一番大変な気がします。

暑い日々が続きますね。
今日はTA1時間でエクセルを教えた後、
散髪だけして家にて後は指導案とかに悩みつつネット。
さあ、ネタがないぞとw。

昨日、ミュージカルバトンを回した後に何となく思ったことなんですが、
大体において思い入れのある曲で取り上げた曲に限らず、
僕の中で最高ランクに入る曲っていうのは、
初めて聞いたときに鳥肌が立つような思いをするんですよね。
最近だと…Imaginary affairとか、音ゲーで言うなら
夢幻ノ光、グックルさんのCDのAbsoluteあたりかな。
まあ、稀に聞き込むうちにこの領域に達することもありますが、
基本的には「第一印象から決めてました」がほとんどです。

で、こういう思いというか衝撃みたいなものって、
作ってる側でも思うことってあるのでしょうか、と思いまして。
別に作曲者さん側とsyncしたいとか言うのではなく、
僕は基本的に芸術関連のものを作ることってあまりなくて、
理知的というか論理に偏ったものしか作れないので、
いわゆる作る側の感情があまりわからないんですよ。
論文とかでは、さすがに「これで、全米を泣かせる」とかいうのは
望めませんしねw。

何かを作り上げたと言う達成感はあるにしても、
それを生み出したときに鳥肌が立つとか、
とんでもないもの作っちゃった、みたいな意味での能動的衝撃を
経験したことがないので、ふと疑問に思ったんですよね。
果たして、「鳥の詩」を作ったI'veの人たちは、どれだけ
自信を持ってこれを生み出したのか。
NAOKIさんは曲紹介のたび「最近のお気に入り」と言ってることが多いですが
そのうちどれだけが本当の意味で「お気に入り」と言えるレベルに
達したと思っているのか。
そういう作る側の思いとかがどれだけ、受動側に
通じているのか、みたいなのが
何となく不思議に思ったんでつらつら書いてみた次第です。