作者:今野緒雪 コバルト文庫
雑誌『cobalt』掲載分の短編に書き下ろしを加えてまとめた短編集。
表題バラエティギフト他4編収録。
バラエティギフト:基本的には前巻「レディ、GO!」のネタフリの一つを
更に軽く種まきしただけ。まああくまで繋ぎの作品ですしね。
降誕祭の奇跡:クリスマス前後にまつわる「奇跡」と「現実」を
それぞれ描いたお話。
一見リリアンと関係なくてもいいお話ですけど、本当に他の学校でいいですw。
でも、こういう感情の動きを描かせるとやっぱりうまいなあと思いますね。
ショコラとポートレート:「びっくりチョコレート」のお話の中で
同時刻に起きていた別のお話という設定。
蔦子&笙子の出会いという、先々においての複線に
今となってはなったお話ですが、蔦子さんのキャラが非常によく活きた作品。
ファンを増やした作品ですね。
どうでもいいですが、妙にこの短編、挿絵多いのは何でなんだろうw。
羊が一匹さく越えて:「パラソルをさして」の時間軸中での、
祐巳と乃梨子という珍しい組み合わせのお話。
リリアンという学校は、もとより姉妹システム自体が突っ走ってますが
それ以外にも色々独自な風習がありますよ、という感じのお話。
毒入りリンゴ:本編「バラエティギフト」と同時間軸上での
江利子&聖のまったりとした、けれどもさり気に現実的で
ちょっとだけ難しいお話。
何となく時間軸はゆっくりながらも進んでいるんだなあと、
認識する作品。
全般的に見て、中々よい短編が揃っています。
本編があってこそ活きる作品が揃っていて好感触ですけど、
これのせいで本編が進まないのだけはなあ…
ま、閑話としては十分なのでそれなりにオススメ
評価:☆6
雑誌『cobalt』掲載分の短編に書き下ろしを加えてまとめた短編集。
表題バラエティギフト他4編収録。
バラエティギフト:基本的には前巻「レディ、GO!」のネタフリの一つを
更に軽く種まきしただけ。まああくまで繋ぎの作品ですしね。
降誕祭の奇跡:クリスマス前後にまつわる「奇跡」と「現実」を
それぞれ描いたお話。
一見リリアンと関係なくてもいいお話ですけど、本当に他の学校でいいですw。
でも、こういう感情の動きを描かせるとやっぱりうまいなあと思いますね。
ショコラとポートレート:「びっくりチョコレート」のお話の中で
同時刻に起きていた別のお話という設定。
蔦子&笙子の出会いという、先々においての複線に
今となってはなったお話ですが、蔦子さんのキャラが非常によく活きた作品。
ファンを増やした作品ですね。
どうでもいいですが、妙にこの短編、挿絵多いのは何でなんだろうw。
羊が一匹さく越えて:「パラソルをさして」の時間軸中での、
祐巳と乃梨子という珍しい組み合わせのお話。
リリアンという学校は、もとより姉妹システム自体が突っ走ってますが
それ以外にも色々独自な風習がありますよ、という感じのお話。
毒入りリンゴ:本編「バラエティギフト」と同時間軸上での
江利子&聖のまったりとした、けれどもさり気に現実的で
ちょっとだけ難しいお話。
何となく時間軸はゆっくりながらも進んでいるんだなあと、
認識する作品。
全般的に見て、中々よい短編が揃っています。
本編があってこそ活きる作品が揃っていて好感触ですけど、
これのせいで本編が進まないのだけはなあ…
ま、閑話としては十分なのでそれなりにオススメ
評価:☆6