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CPNN(平和の文化ニュースネットワーク):国連の「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」(2001~2010)

生命尊重・非暴力・助け合い・良く聞く・地球環境・寛容と連帯・男女平等・民主主義の記事を配信します。

「ちいさな語り部たちの記録 『沖縄』に学んだ子どもたちが創った平和へのメッセージ」

2005-11-24 20:08:10 | 映画・ビデオ
1992年 ドキュメンタリー映画
VHS/45分 (税込み¥10,000円)
企画・制作:「ちいさな語り部たちの記録」制作実行委員会
構成・編集:和光小学校子ども編集委員会
問い合わせ先:和光小学校 (電話:03-3420-4353)

レポーター:まや

和光小学校6年生は毎年、総合学習の一環として、日本初の地上戦の舞台となり20万人もの命が犠牲となった沖縄戦、在沖縄米軍基地問題を柱にした沖縄学習をおこなっています。構成、編集、原稿、ナレーションと子どもたちの手で創りあげられたこのビデオは、事前学習、沖縄戦を体験した人たちとの現地での交流、子どもによる米軍基地問題についての討論会を通して、漠然としかとらえていなかった戦争の深い意味を肌で感じ、宝物である命を粗末にする戦争を絶対繰り返してはいけないという意識が彼らの心に芽生える過程が率直な口調で表現されています。
このビデオで特に印象的だったのは、沖縄学習を振り返り、現在の在沖縄米軍基地の問題を子供たちが真剣に討論しているところです。基地周辺で生活する人たちの苦労も知らず将来の紛争をおさえ防止するために米軍基地は必要だと片づけてしまいがちな在日米軍基地問題について討論し非暴力的な手段でこそ紛争は本当におさえられると考える子どもたち。
このような問題について子どもの頃から考え議論していくことこそ将来の平和を築く力につながっていくのではないかと感じさせられました。

モデレーターのコメント
子どもたちが、体験的な旅行をとおして、学び・調べ・表現する活動をおこない、平和や軍事問題についての認識を深めていくことがすばらしくおもいます。過去の沖縄と現在のオキナワをとおして自分たちの未来を築いていく姿が印象的です。

ピースキー (1)全ての生命の尊重(2)非暴力(3)助け合い(4)よく聞く

「人として生きる」

2005-11-24 20:06:19 | 映画・ビデオ
2001年/ヒューマン・ドキュメンタリー映画/95分
監督・脚本:片桐 直樹  撮影:山本 駿  
音楽:川本 哲  ナレーション:山本 圭
●上映期間:4月18日(木)~21日(日) ところ:六本木俳優座劇場 (Tel.03-3470-2880)
●お問い合わせ・チケット取り扱い:
03-3470-8646 
(Mプロジェクト内「人として生きる」製作委員会上映事務局)
03-3357-0286 
(全国じん肺弁護団連絡会議事務局内「人として生きる」製作委員会)

レポーター:まや

『人として生きる』は、じん肺根絶のスローガンを掲げた各地での四半世紀の裁判闘争を軸にしたじん肺患者とその家族や遺族の国と企業に対する心の叫びを描いた衝撃的なヒューマン・ドキュメンタリー映画です。
じん肺とは、限界を超える粉じんを吸うと肺の中に蓄積するようになり、肺は繊維化し機能を失い、死に至るまで進行する不治の病なのです。石炭、鉱山、トンネルなどの建設、造船をはじめとする製造業などの職場で働く人たちの間でみられる人類最古にして最大の職業病です。日頃、造った人のことなど考えずに通っていたトンネル。その工事の裏側で、元トンネル工夫がじん肺におかされ死んでいく事実をこの映画を観るまで知りませんでした。
映画の最初のシーン。じん肺患者が1メートル先のトイレに行こうとするが、今にも息が止まりそうと思わせるほど息苦しそうな光景を目にしたとき始めてじん肺の恐ろしさを全身で感じました。この映画を観た後、「知らなくて悪かった・・・」という罪悪感にかられましたが、同時に「知れてよかった。知ったからには少しでもじん肺患者そしてその家族のためにできることはないか、そのことを今度は知りたい。」と思い、映画関係者に問い合わせたところ、全国じん肺訴訟原告団の一つである筑豊じん肺訴訟原告団の署名活動に協力することができました。
じん肺という病気が生まれた時代背景、じん肺患者とその家族の過去と今をくまなく映し出すヒューマン・ドキュメンタリー『人として生きる』。実際に起こっていることに目をそむけないで真正面から事実を受け止め、ほんの少しでもいいから自分に何ができるか、このドキュメンタリー映画を通して考えてほしいです。

モデレーターのコメント
日ごろ何気なく通っている道、しかしそれらの道には職人さん達の命を懸けたドラマが存在する事、その事を私達は忘れてはならない・・・そう、この映画は教えてくれました。

ピースキー (1)すべての生命の尊重と人権(3)助け合い(5)地球環境(6)寛容と連帯

「ぼくの神さま」 

2005-11-24 20:04:34 | 映画・ビデオ
2002年3月2日より全国で上映中 アメリカ映画
監督:ユレク・ボガエヴィッチ
配給:ギャガ・コミュニケーションズ 
ホームページ: http://happy.woman.excite.co.jp/kamisama/

レポーター:伊藤

ナチスドイツのユダヤ人迫害のため、主人公のロメック少年は、両親から別れてポーランドの田舎の村にやってきた。1939年にポーランドに侵攻したナチスは何百万人ものユダヤ人を強制収容所で抹殺した。また、豚を隠れて飼っていたという理由だけでポーランド人も殺した。
ロメックは、収容所に通じる線路の近くの村人に親戚の子としてかくまわれた。カトリック教徒に偽装して生き延びようとする少年には、村人や村の子どもからのいじめもあったが、一緒に暮らす兄弟の兄のヴラデックは冷淡だが、幼い弟のトロは主人公を助けてくれる。村のカトリック神父も、キリストがユダヤ人であったことを子どもたちに教え、ロメックを守ってくれた。
強制収容所行きの列車から飛び降りて逃げようとするユダヤ人から略奪をする村の少年を目撃したロメックとフラデックは、ナチス将校から、略奪者と誤解され歓迎を受ける。生き延びるために皮肉にも略奪者の役割を演じなければならなかったロメックの姿に、ナチスの弾圧のすごさがあぶり出される。自己犠牲に殉じるトロとの姿は、驚くほど意外な結末であったが人間の罪をあがない良心を守ろうとする愛の精神をあらわしている。

モデレーターのコメント
まったく先が見えないストーリーで特に最後のトロが取った行動には驚きました。ですがトロのこの行動があったからこそ、この映画のテーマがはっきりと浮き彫りになっているのだと思います。

ピースキー (1) いのちの尊重、(2)助け合い

「仮面ライダー」

2005-11-24 20:01:56 | 映画・ビデオ
毎週日曜日朝8:00~8:30 テレビ東京にて放映中 
作品名 「仮面ライダー龍騎(リュウキ)」
また、「仮面ライダー」 「仮面ライダーV3」他13作品
バンダイビジュアルよりビデオショップにてレンタル可能

ホームページ:仮面ライダー龍騎

レポーター:にしやん

仮面ライダーとは、悪が居て、正義が居て戦って最後は正義が勝つというストーリーです。これを見ると、八つのキーの一つ「非暴力」に反していると思われてしまうかもしれません・・・。しかし、僕が言いたいことは、正義と悪とを正しく判断し、悪を倒すまでのプロセスなのです
なにが悪で、なにが正義なのかを判断する判断力!そして、悪い事は悪いと言える勇気!それらを踏まえて仮面ライダーは悪の組織と戦うのです!!このプロセスを経て、上記の様なストーリーを形成して行くのです。  この「仮面ライダー」という作品は、子供を対象にした番組なので、全体的にストーリーが子供に解り易い内容になっています。ですが、それ故に子供に与える影響は大きいのです。だから、この作品は善と悪がハッキリ区別されているのです。
  現在少年による犯罪が頻繁に行われています。彼等は恐らく、善悪の判断が曖昧になっているのではないか・・・と思われます。もし、彼等が「仮面ライダー」と言う作品を見ていたらもしかしたら、犯罪に手を染めなかったかも知れません・・・。 これはある俳優さんの有名な言葉で、「ヒーロー番組は教育番組である!」という言葉があるとおり、仮面ライダーに限らず、善と悪を題材にした作品は全部、「何が悪で何が正義なのかを判断する力を育むもの」と僕は考えております。「子供の番組じゃないか、」と侮らず、一度観てみることをお薦めします。考えさせられるものがきっとあるはずです。

    「時代が望む時、仮面ライダーは必ずやって来る!」 変身っ!!

モデレーターのコメント
ぼくも、「正義が勝つ」というストーリーは子供によい影響を与えると思います。子供がこの番組を楽しく見ながら、正しいことと悪いことを判断する力を養っていってくれるといいですね。

ピースキー (3)助け合い (5)かけがえのない地球を守る

記録映画「人間の住んでいる島」

2005-11-24 20:00:30 | 映画・ビデオ
1996年 VHS 32分 
「人間の住んでいる島製作委員会」
監督・橘祐典

レポーター:菊地

 阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう)さんは、伊江島に住み、アメリカ軍と闘い続ける語り部で、沖縄の戦後史の生き証人です。阿波根さんのもとへ、全国の児童生徒や若者が話を聞きに訪れます。
 この記録映画は、第二次大戦と戦後における沖縄の島民とアメリカ軍との戦いを伝え、島民の中心となって闘った阿波根昌鴻さんの生き方を描いています。
 沖縄の人々は、今でも戦時中の沖縄について話したがらない、というナレーションがありました。思い出すことで体や心の痛みがよみがえるからだそうです。でも、阿波根さんは、第二次大戦や戦後の闘いを知らない若者たちに、それを伝えるために語っています。そして、命の大切さ、助け合って生きていくことの大切さを訴えます。

モデレーターのコメント
戦争を体験した人が少なくなり、この阿波根昌鴻さんも先日(2002年3月に)101歳で亡くなられました。生涯を通して平和運動をした阿波根昌鴻に学ぶ事も多いでしょう。

ピースキー (1)すべての生命の尊重 (2)非暴力 (3)助け合い(8)民主主義

『教えられなかった戦争・沖縄編 阿波根昌鴻・伊江島の戦い』

2005-11-24 19:51:03 | 映画・ビデオ
1998年度キネマ旬報ベストテン文化映画1位受賞作品
1時間50分 (30,000円)
企画・製作・著作: 映像文化協会

協力: 伊江島反戦平和資料『ヌチドゥタカラの家』・
沖縄反戦地主会・沖縄一坪反戦地主協会・
『教えられなかった戦争』製作上映実行委員会

問い合わせ先:映像文化協会1 (電話:045-981-0834)

レポーター:Blitzen(プリッツェン)

この映画は伊江島に住んでいる阿波根さんがゆったりとした口調で自分の半生、自らが実行してきた平和運動を語っていくのを中心に、沖縄の歴史、なぜ基地があるのかなどについて取り上げていくドキュメンタリー映画です。
戦後沖縄はアメリカを中心とする連合軍によって、占領されることになりました。その時阿波根さんの住んでいた伊江島の土地や家が米軍に取り上げられ、演習地にされてしまいます。農地や家をも奪われたことにより生活の糧が無くなり、栄養失調になる人もいたこの苦しい状況を見て阿波根さんらは立ち上がり、「私たちの土地を返せ」と米軍前で座り込み、デモといった土地奪回運動をするようになります。この土地奪還運動がしだいに米軍基地撤退要求運動に発展していきます。
しかし阿波根さんの願いは沖縄から米軍基地を無くすことだけに留まりません。「平和憲法を世界に広め、地球上から戦争も武器も無くす。そして地球の資源をすべての人に平等に分け合える社会、能力に応じて働き、必要なだけ受け取れる社会を築くまで続けるのです」
と語っています。

モデレーターのコメント
101歳で亡くなるまで、現役で平和運動を続けていた阿波根さんの姿からは、すさまじい思いが汲みとれます。また、戦後の沖縄の実態には大きな衝撃を受けました。平和運動を続けてきた人たちの、生々しいこの記録を多くの人が見て、平和について考えることができればと思います。

ピースキー (2)非暴力(3)助け合い(8)民主主義

『アイ・アム・サム』

2005-11-24 19:49:12 | 映画・ビデオ
ロードショウ全国上映中
ウェブサイト:http://www.iamsam.jp/

レポーター:たけやん

ロスアンゼルスで喫茶店の店員として働いているサムは病院へ行き、初めての女の子の誕生に立ち会います。母親はサムに赤ちゃんを預けたまま蒸発してしまいました。サムの父親(兼母親)の苦労がはじまりました。サム自身養育施設で育てられ、自閉的な傾向を持ち、精神年齢は7歳と言われていたのでした。
ビートルズの曲にちなんでルーシーと名付けられた女の子は、隣家の女性の親切もあり小学校入学までは、一緒に暮らすのですが小学校から福祉施設にルーシーを預けた方がよいと判断されてしまいます。施設にいったんは送られたルーシーを取り戻すため家庭裁判所での抗争のため、女性の弁護士が協力することとなります。
キャリアウーマンながら家庭に問題を抱えている彼女自身が、サムの優しい心に癒されていきます。裁判の口争で負けたかに見えるサムの優しい正直な心が、一見敵とさえ見える周りの人々の心をも動かしていきます。
隣人と友人とに恵まれたサムのやさしさからは、大江健三郎氏が息子から「やさしい人になりたい」と言うのを聞いて人間の価値はやさしさにあると小学生に語りかけるように書いている文章(『「自分の木の下で』朝日新聞社)を思い出しました。身体や心の障害は、足りないところを助け合うやさしさによって、障碍ではなくなるのだということを実感できました。いのちの尊重ということの重さと暖かさを感じました。

モデレーターのコメント
やさしい人になるというのは自分中心に物事を考えるのではなく、他人の事を思いやり、助け合う事が出来る事だと思います。もし世界中の人達が他国の人や他人を大切にし、サムのようなやさしさを持って人に接する事が出来れば利益を追求するだけの世界から抜け出し、平和な世界が築けるのではないでしょうか?どのようにしたらみんなやさしい人になっていけるのでしょうか?

ピースキー (1)いのちの尊重

映画『with…若き女性美術作家の生涯』

2005-11-24 19:46:26 | 映画・ビデオ
文部科学省特別選定作品 全国上映中
監督 榛葉 健
配給 プランニング21
ビデオ発売中
ウェブサイト: http://www.with-ambitious.com/

レポーター:今泉

毎日放送が阪神大震災後、色々な人を取材し作ってきたドキュメンタリー番組Withシリーズの第3作目が、若い美術作家佐野由美さんの生涯を描いたものです。この全国上映活動は榛葉健監督らの市民レベルのネットワークによって実現しています。佐野さんは19歳の時に阪神大震災に遭い、自宅が全焼しますが、自分がやってきた美術で何かができればと思い、大阪芸術大学卒業後から1年間、ネパールの貧困地域で美術教師としてボランティアで活動します。言葉もできず知人もいない中で、元気に美術を子供達に教えていましたが、帰国直前の交通事故により、二度と帰らぬ人となりました。
ネパールは差別が社会の中で当たり前なものであり、佐野さん自身も差別を受けたり、無意識のうちに差別をしていたりという経験をしました。差別撤廃は口で言うのは簡単ですが、社会構造から差別が根付いている場合、それを取り払うのはかなりの努力が必要だと思いました。

モデレーターのコメント
今までボランティアという行為にあまり関心が無かったのですが、このドキュメンタリーを見てボランティアの必要性や意義を再確認しました。それはネパールという日本とは全てが違う他国の中で必死に頑張っている姿を見たからだと思います。佐野さんが得意な美術をボランティアに利用しているように、今、自分自身は何が出来るかを考えさせられる番組でした。

ピースキー (1)いのちの尊重 (3)助け合い (6)寛容と連帯

映画 「この素晴らしき世界」

2005-11-24 19:44:13 | 映画・ビデオ
東京・岩波ホールにて 6月29日(土)よりロードショー
ウェブサイト: http://www.daiei.tokuma.com/kono-suba/index.html

レポーター:今泉

「この素晴らしき世界」は、第二次世界大戦中の実話から生まれたチェコの映画で、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。この映画は、チェコがナチス支配から解放されるまでの厳しい歳月、人々が生き抜いてゆく姿を笑いと涙をまじえて描いている。チェコの小さな町に住む、子宝に恵まれないヨゼフとマリエは、収容所から逃げてきたユダヤ人青年ダヴィトをかくまうことになり、反ナチスのヨゼフもナチスに協力している振りをしながらナチス支配の終わりまで彼を守り続ける。戦時中ともなると、自分や他人の命を救うために自分の信条を曲げたり、ヨゼフのように、妻のマリエにダヴィトとの子を作ってもらうことで危機を乗り切るなど、普通の生活では考えられないようなこともしなくてはならない、ということがとてもよく伝わる。戦争中の悲惨な状況が、逆に平和を作っていかなければならないと語りかけてくるような映画だ。また人々の協力なしに戦時中を乗り切ることは難しく、いかに信頼し会える仲間を持っているかで変わってくると思う。戦時中は多くの人が自己中心的になり、自分が助かれば他人はどうなってもいいという考えがはびこり、多くの裏切りや人間の汚い面が見える。しかし、ヨゼフと彼の元同僚でナチス信奉者のホルストとのいざという時の助け合いを見ていると、相手を裏切らず、助ける気持ちを忘れなければ、向こうもわかってくれて、信頼関係が成り立つのだと思った。助け合いは人々の信頼の上に成り立ち、さらに助け合いなしには平和は訪れないと思う。

モデレーターのコメント
戦争の厳しい状況での助け合いをユーモアたっぷりに描いた楽しい映画ですね。人間の醜い姿を描く映画もありますが、この映画をみるとは心が豊かになるような気がします。音楽も大変きれいでした。

ピースキー (1)いのちの尊重 (3)助け合い (6)寛容と連帯

ビデオ 「帰ってきたスターウォーズ~暴走する軍産複合体~」

2005-11-24 19:42:37 | 映画・ビデオ
VHS29分 定価:3000円(税込み)
日本語版製作:プルトニウム・アクション・ヒロシマ
ウェブサイト: http://www.jca.apc.org/stopUSwar/ Movements/hiroshima_act20020320.htm

レポーター:スネオ

アメリカの宇宙支配と、宇宙軍拡競争の激化に対して警鐘を鳴らす作品です。このビデオでは、アメリカ・スペースコマンドが報告した「2020年への展望」に記された計画が明らかにされています。
米軍部の報告によると、米軍は宇宙を管理下に置き、宇宙からその下にある地球を支配するために宇宙に兵器を打ち上げたいと考えています。現在、ブッシュ大統領とチェイニー副大統領が権力を握り、この政権は企業や悪質な保守勢力の利益と密接な関係を持っており、軍部はこういった勢力と一緒になって宇宙を戦場にしようとしています。この計画を阻止することは難しく、ほかの国々もアメリカに対抗することで軍拡競争となり、究極的には宇宙での戦争につながるでしょう。
そして、宇宙の利用を平和目的に限定し宇宙での戦争を禁止した1967年の国際条約「宇宙空間平和利用条約」の強化も非常に困難です。米国の軍事活動を計画し調整するスペースコマンドの報告書「2020年への展望」には米国の戦争計画がはっきりと語られています。
この計画を阻止するために、世界的な活動によってアメリカ国内に強い反対意識を起こさせ、政治方針を変える必要があります。
知らないところでこのような計画が進められていたことに驚きました。戦争の悲惨さを知っているはずなのに、また新しい戦争を起こそうとしているアメリカ政府が理解できません。

モデレーターのコメント
宇宙を軍事的に利用する計画があるなんて知りもしなかったです。このままだと本家スターウォーズのように宇宙で戦争が始まり、アメリカは暗黒の”銀河帝国”になってしまうかもしれません。それを食い止めるには私たち一人一人が反対をしていく事が大切だと思います。

ピースキー (1)生命の尊重 (2)非暴力

映画 「チンパオ(陳宝的故事)」

2005-11-24 19:41:15 | 映画・ビデオ
日中平和友好条約締結20周年記念企画作品
監督:中田新一
原作:黒藪次男「少年の目」
(新日本出版社)

ホームページ
http://www.citizenfilm.net/eigashokai/html/chinpao.html

レポーター:にしやん

この映画は太平洋戦争時に中国に遠征に来た日本軍の相澤伍長とそこで暮らすチンパオとチンホイの幼い兄妹との物語です。チンパオ兄妹は両親と共に桂林の近くの村で暮らしていました。1945年そこへ人民軍との戦闘に敗色濃厚となった日本軍がやって来たのです。日本軍は食料調達のため、中国農民の家畜や穀物などを略奪しました。
その時チンパオ兄妹の両親が殺され、そしてチンパオ兄妹が宝物のように大事に育てた牛をも略奪されてしまいました。
チンパオ兄妹は牛を返して貰おうと、日本軍に必死に抗議をしますが、日本軍は「せっかく手に入れた食料を返すものか!」とチンパオ達を追い出します。その時、一人の日本兵が「かわいそうだから、返してやろう」と上官の命令に背き、牛を返してあげたのです。その人が相澤伍長でした。初めは日本人を恨んでいたチンパオ兄妹も、相澤伍長にだけは心を開いたのです。しかしその後戦争が激化して行き、戦いに狂った日本兵の手によってチンパオは殺されてしまいました。
この映画は中国での体験を元に元小学校教論・黒藪次男氏が書いた児童文学「少年の目」をベースに作られました。日本側の舞台である熊本で製作協力運動が持ち上がり、中国・桂林市との姉妹提携両都市を舞台とする企画に発展し、中国・日本両国の製作者が費用を双方負担しあっての初めての日中合作映画なのです。この映画は戦争の恐ろしさと、極限状態の中でも良心を忘れない人とが織り成す、人間ドラマです。いつの世も、争いは耐えません。そして、被害者はいつも幼い子供なのです。本来守られるべきはずの子供を平気で手に懸ける大人とは、いかに罪深いのだろうか・・・。今の世にチンパオと同じ運命を辿った子供ははたして、何人いるでしょう?もう我々はこれ以上、チンパオを増やしてはならない、私怨のためだけに子供を悲しませないで欲しい。私はこの映画を見た時、強く思いました。

モデレーターのコメント
最後のシーンで相澤さんとチンホイが再会するシーンがあります。両親や兄のチンパオを日本兵に殺されたチンホイは相澤さんを責めようとはしませんでした。真の友好関係を達成するには相澤さんとチンホイのようにお互いを認め合うことが大切だと思います。この映画は日本だけでなく、まだ上映されていない中国でも上映して欲しいです。

ピースキー (2)非暴力、(3)助け合い、(6)寛容と連帯

映画 「ノーマンズランド」

2005-11-24 19:39:12 | 映画・ビデオ
1994年・ヨーロッパ 98分
監督・ダニスダノヴィッチ

レポーター:西寺 拓史

傍観することは加勢することと同じ」~国連軍兵士の言葉より~
 負傷したボスニア軍兵士チキとセルビア軍兵士ニノ、そして背中の下に地雷を仕掛けられ動けないボスニア軍兵士ツェラは両軍の中間地帯(ノーマンズランド)にとり残されて、動けなくなる。両軍の指揮官は、中立を守りつづける国連軍に協力を求めるのだが・・・。
『ノー・マンズ・ランド』が意図するのは、責任追及ではない。悪いことをしたのが誰なのかを指摘する映画じゃないんだ。僕が言いたいのは、あらゆる戦争に対して、異議を唱えるということだ。あらゆる暴力に対する僕の意志表示なんだよ。 -ダニス・タノヴィッチ監督-
 世界中の全ての人に観て欲しいと思いました。戦争に対する批判と、ユーモアにあふれた、笑えて、泣ける映画です。

モデレーターのコメント
テーマと内容が端的に書かれ、監督の言葉が添えてあるのでメッセージにインパクトがありますね。

ピースキー (1)生命の尊重 (2)非暴力

映画 「『ライフ・イズ・ビューティフル』を見て」

2005-11-24 19:37:08 | 映画・ビデオ
1998年・イタリア 117分
監督・ロベルト・ベニーニ

レポーター:金丸裕紀

 これは最近の映画ではないのですが、僕が見た中で最も心に残った映画なので紹介したいと思います。ちなみに僕はビデオで見ました。
この映画は、第二次世界大戦中にナチスドイツよってユダヤ人大量虐殺が行われたアウシュヴィッツ収容所での悲惨な出来事とその中で必死に生き抜こうとする三人の家族の愛と絆の物語です。
主人公は、まだ物心もつかない小さな男の子とその父親です。ある日、幸せに暮らしていた家庭に突如不幸が訪れます。ユダヤ人であるということがバレ、三人とも収容所へ入れられてしまうのです。小さな男の子はこれからどこへ連れて行かれるということもわからず、収容所行きの列車のなかで父親にこう聞きます。「これからどこへ行くの?」父親は、子供が不安や恐怖心を持たないようにこう答えます、「これからとっても楽しいところにいくんだよ」と。収容所では男と女は別々に収容されてしまうため、父と子供は母親とは別々になってしまいます。ここでもまた子供が父親に質問をします、「なんでお母さんと別々なの?」父親はこう答えます、「これはゲームなんだよ、点数を集めるとここからも出られるしお母さんとも会えるんだ」と、「どうやったら点数を集められるの?(子供)」「それはおまえがいい子にしてたら点数がもらえるんだよ(父親)」
父親はどんなにつらいことがあっても子供の前ではいつも明るく接してきました。父親はどうにか子供と脱出しようと試みるのですが、それがバレてしまい結局最後には殺されてしまうのです。しかし、最後まで子供を守り抜き最後まで明るく接した父親はほんとにすばらしかったです。父親のおかげで子供と母親は再び会うことができ、無事収容所からも出ることができたのです。
なぜ、この映画が印象に残ったかというと、実は去年の3月に実際にポーランドに行きアウシュヴィッツ収容所を見てきたからです。そこで僕は収容されていた人の大量の遺留品や施設などを見て非常に衝撃をうけました。たった50年前にこんな悲惨な出来事が起きたのかと。命の大切さをあらためて実感しました。とても勉強になったので是非行ってみてください。

モデレーターのコメント
映画の内容も、また関連するアウシュビッツでの体験もインパクトがあります。平和を願う人は誰でも見て欲しい気持ちが伝わってきます。

ピースキー (1)生命の尊重 (2)非暴力

映画 「レインマン」

2005-11-24 19:34:51 | 映画・ビデオ
1988・アメリカ 
監督・バリー・レビンソン
DVD発売中

レポーター:山舘 美桜

先日映画レインマンを見た。この映画は自閉症者の兄とその弟が主人公で、お互いに存在を知らなかった兄弟が少しの間旅をする。弟を演じるトム・クルーズは初めは財産目当てで旅に連れ出す。ところが目的地に着いたころは兄を引き取りたいと言い出すのである。
兄は障害を持っていても昔少しの間だけ一緒に暮らしてた小さかった弟を覚えていたのである。私は自閉症者と関わるアルバイトをしているので、自閉症者を演じているダスティン・ホフマンがとてもよく観察されていると感じた。私はこのバイトをするまで電車の中や町などで変わった声を出したりおかしい行動をしたりしている人を明らかに「何この人変、恐い」というような目で見ていた。それが今は少し変わった。自閉症やその他の様々な障害者とその家族や周りの人にとってそうした視線というものがどれほどつらいものかということを私は自閉症者が暮らすグループホームで元気に生活する利用者たちを見ていてそう思った。すべての人が違いを受け入れ障害者もそうでない人もあたりまえのように生活できる世の中になればよいと思う。

モデレーターのコメント
人と違うだけで差別されたり、変な思いで見られるということがあります。映画でこうしたことをテーマにして考えさせることは大切ですね。内容もわかりやすく書かれています。

ピースキー (1)生命の尊重 (4)傾聴

映画 「ボディガード」

2005-11-24 19:32:08 | 映画・ビデオ
1992・アメリカ 
監督・ミック・ジャクソン

レポーター:斎藤裕子

いつだったかの土曜の夜、9時からテレビでやっていた映画です。普段映画などを見る方ではないのですが、見ているうちについつい面白くて見入ってしまいました。
 主演はケビン・コスナーで、大統領や政治家、芸能人などをあらゆる危険から守るボディガードの役をしています。
 映画の内容としてはボディガードという仕事で依頼人を好きになってしまったら・・・?という感じでしょうか。(映画では、ボディガードの仕事は常に冷静で感情に流されずに依頼人を守ることが重要だとされていました。)
 しかしこの物語の主人公は依頼人である女性に恋をしてしまいます。愛しているひとが危険に晒されている場面で果たして冷静でいられるのか・・?
 結局は2人は離れ離れになることを選びます。離れてもずっとあなたを思っています・・とラストは悲しいのですがこれも1つのハッピーエンドの形なのかなと思いました。
 相手を思うからこそ別れを選ぶ。実際自分の立場になったらどうだろう?と考えましたがやはり答えを出すのは難しかったです。
これを平和の文化の視点から考えてみると今の社会、世界全体では、相手を思って行動するという事をもっと重要視していかなければならないと思います。
 個人という小さな単位から相手を思って行動するということを謙虚に考えていけば、戦争という行為もなくなっていくはずだと思います。しかし今の現状を見つめると、相手を思って行動するということの難しさがよくわかりますが・・・・

モデレーターのコメント
相手を思って行動することはとても大切なことですね。そしてそれが自分の気持ちに反しているとすればつらいことです。それくらい相手のことを思えたらいいですね。

ピースキー (3)助け合い