レポーター:K
監督 テイラー・ハックフォード
製作総指揮 ウィリアム・J・イマーマン 、ジェイム・ラッカー・キング
音楽 レイ・チャールズ 、クレイグ・アームストロング
脚本 ジェームズ・L・ホワイト
2004年6月11日に亡くなった“ソウルの神様”と呼ばれたレイ・チャールズが音楽で成功を収めるまでの心の葛藤を真実に基づいて描いた人間ドラマ。非難を浴びながらも教会音楽とR&Bを融合させ、黒人のルーツをたどりつつ「魂」を弾き語るジャンルを確立した音楽界のパイオニア。この作品で何よりも素晴らしいのは少年時代の回想シーンだ。
ジョージア州で幼くして失明した彼を毅然とした態度でしつけた母の教えと、トラウマとなった弟の溺死。ハンディを背負いながら生きてきた苦を見せつけず、時折フラッシュバックで挿入される母と大地の原風景が、常にレイを鼓舞する。
人種差別に立ち向かい、仕事に没入する一方で、クリエーティブを優先して家庭を放り出し、ヘロインと女に溺れた。それは人間レイを描くうえで必要不可欠なエピソードだ。ヒットを連発し、次を期待されればされるほど、破滅的になっていく様が痛ましい。そんな人生のあらゆる局面が歌詞となり、リズムになっていく。彼自身から紡ぎ出される聖と俗が同居した音楽。豊富な音源で構成されるエピソードの数々。私はこの映画をみて、レイ・チャールズの本当の姿、素晴らしさを観た。ぜひこの作品を見て、いかにレイ・チャールズが偉人だったか知ってもらえたら嬉しい。
モデレーターのコメント
レイ・チャールズの存在は誰でも知っていますが、その彼の人生を表現した映画として貴重ですね。人間は常にプラスとマイナス面を持っていて、それをどのように自分の中でコントロールしていくのかが問われます。存在が大きければ大きいほど葛藤も大きいものになります。彼の葛藤を知って私たちがどう生きていくのか考えたいですね。
ピースキー:
(1)生命の尊重 (3)助け合い (6)寛容と連帯
監督 テイラー・ハックフォード
製作総指揮 ウィリアム・J・イマーマン 、ジェイム・ラッカー・キング
音楽 レイ・チャールズ 、クレイグ・アームストロング
脚本 ジェームズ・L・ホワイト
2004年6月11日に亡くなった“ソウルの神様”と呼ばれたレイ・チャールズが音楽で成功を収めるまでの心の葛藤を真実に基づいて描いた人間ドラマ。非難を浴びながらも教会音楽とR&Bを融合させ、黒人のルーツをたどりつつ「魂」を弾き語るジャンルを確立した音楽界のパイオニア。この作品で何よりも素晴らしいのは少年時代の回想シーンだ。
ジョージア州で幼くして失明した彼を毅然とした態度でしつけた母の教えと、トラウマとなった弟の溺死。ハンディを背負いながら生きてきた苦を見せつけず、時折フラッシュバックで挿入される母と大地の原風景が、常にレイを鼓舞する。
人種差別に立ち向かい、仕事に没入する一方で、クリエーティブを優先して家庭を放り出し、ヘロインと女に溺れた。それは人間レイを描くうえで必要不可欠なエピソードだ。ヒットを連発し、次を期待されればされるほど、破滅的になっていく様が痛ましい。そんな人生のあらゆる局面が歌詞となり、リズムになっていく。彼自身から紡ぎ出される聖と俗が同居した音楽。豊富な音源で構成されるエピソードの数々。私はこの映画をみて、レイ・チャールズの本当の姿、素晴らしさを観た。ぜひこの作品を見て、いかにレイ・チャールズが偉人だったか知ってもらえたら嬉しい。
モデレーターのコメント
レイ・チャールズの存在は誰でも知っていますが、その彼の人生を表現した映画として貴重ですね。人間は常にプラスとマイナス面を持っていて、それをどのように自分の中でコントロールしていくのかが問われます。存在が大きければ大きいほど葛藤も大きいものになります。彼の葛藤を知って私たちがどう生きていくのか考えたいですね。
ピースキー:
(1)生命の尊重 (3)助け合い (6)寛容と連帯