TULIP業務日誌

アパレル縫製工場で培っ技術で楽しみながら 型紙・パターン作成 らくらく簡単なスローソーイングを公開

ボタン付け糸の太さと構造 ボタン付け用の糸を作る

2009-08-28 20:22:41 | 13】 縫製便利技・小技集

ボタン付け糸の太さと構造の続編

ボタン付け糸などの糸のより方・・・フィラメント糸を使用した場合

2コード1本の場合まず、目的の糸の太さになるほどのよってない繊維を(注※ 撚ると太く短くなります。)2つに分けます。

Z撚りを作る場合、2つに分けた糸をS撚りに撚りをかけます。

すると撚られた繊維は戻ろうとしますので、今度は2本を束ねてZ撚りします。

2コードのZ撚り糸の完成です。

3コードの場合、3つに分けて同じように作ります。

なぜ、このような説明をするかというと、少ししか使わないボタン付けなどの糸をわざわざ買わなくても、細いミシン糸から、ボタン付け用の糸が作れるということです。

Ito98028095

写真は80番テトロン糸と80番テトロン糸を6本束ねて作った2コードのボタン付け用糸

注※ 通常アパレル業界でテトロン糸と呼んでいますが、正確には、「ポリエステル フィラメント糸」


ネットショップ縫製工場 ・ネットショップあまくさ宝島 ・TULIP総合案内
工業用ミシン ・アパレル道場 ・まいぱたん ・あまくさ宝島


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 縫製工場におけるパターン修... | トップ | 縫製工場における良いミシン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

13】 縫製便利技・小技集」カテゴリの最新記事