「飛べるという事9」と 「飛べるという事9:冒険」の飛べないブト雛ちゃん。
Twitterではもうお馴染みさんになっているよね。
改めて飛べないブト雛ちゃんの経過をまとめたいと思う。
以前の投稿とダブルけどね。
8月の中旬頃の飛べないブト雛ちゃん。(真ん中)
隣の縄張りのブト雛と兄弟と一緒。
この時はまだちゃんと飛ぶ事が出来た。
翼や尾羽も今よりずっと長い。
これは11月中旬頃の飛べないブト雛ちゃん。
既に飛べなくなっている。
風切羽の先に残っていた茶褐色の羽。
親から食べ物をもらっている。
でも自分で食べ物を採る事が出来るんだよ。
巣立ったのは6月で飛べなくなるまではちゃんと普通のブトの生活していたのだから。
最近は更に翼も短くなってしまった。
飛べないから翼をタパタパしてしまい枝などに当たり擦れてしまうのだ。
でも足が丈夫だから樹高が20m位でも平気でてっぺんまで上がる事が出来る。
飛べないブト雛ちゃんは人馴れしていない。
人馴れしている方が食べ物が貰えて良いって思う人もいるかもしれない。
しかし私はそうは思わない。
人馴れしていなくて人が近寄ると逃げてくれる方が遥かに安心である。
今年の冬は例年と比べると厳しい。
毎日無事かどうかを確認するのが日課になってしまった。
カラスの家族愛の深さは有名だけどこの親子の場合は特別だ。
兄弟は10月~11月に掛けて独り立ちしている。
未だに子供に給餌をしているカラスは日本中さがしてもそうはいないと思う。
早く冠羽して飛べるようになって欲しい。
飛べないブト雛ちゃん、なんとかがんばってほしいです。
足だけで20mもの樹上に登るって、
羽を動かしてジャンプしながら少しづつ上がっていくのか、
足と嘴でよじ登るように上がっていくのか、
どうなんだろうって、想像しています。
このHPに来るまでは、
集団で寝る塒なるものがあることさえ知らなくて、
どこか近くの雑木林などで普通に止まり寝してるのかなって、思ってました。
そんなたくさんの数のカラスの塒って、さぞ迫力でしょうね~。
今年もいろいろカラスのこと、
紹介してくださいね。
楽しみにしていま~す。
このブト雛ちゃんは翼も動かしつつジャンプして上がって行きます。
結構な勢いですよ。
下りる時は飛び降りて翼をばたつかせるので激突はしていないです。
塒は今が最盛期だと思います。
塒は林ならどこでも良い訳ではなくて北西風が防げる場所を好みます。
集まる時は騒ぎますがねてしまうといないみたいに静かになりますよ。(^^)