よく見るネット新聞の「市民記者」に登録してみました。早速記事を書き投稿したら掲載されました。こちらの内容も当然ながら「カラス」です。少しでもカラスの事を知って欲しいという気持ちで一杯です。是非とも読んで見て下さい。でもいつもブログを見てくれている方々には聞き飽きた内容に感じるかも知れませんね。
「市民メディア・インターネット新聞JANJAN」「カラスの未来は?」
皆さんも「市民記者」に登録してみませんか?面白いですよ!!
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現在56歳になりますが、この時のカラスとの出会いが忘れられず。又再び飼いたいと思うようになってきました。カラスと仲良くなりたいのです。巣はどの辺に掛けるのか教えていただけませんか。雛から飼いたいのです。それともこういうことをしてはいけないのでしょうか。
子供の頃にカラスを飼育なさっていて、その思い出が蘇り今再び「飼いたい」と思うようになったのですね。
お気持ちは良く解かりますが、カラスは野鳥なので無許可で捕獲や飼育する事は出来ないのです。一時的に保護して野生に戻せない場合に許可を取り飼育なさっている方はいます。
義久さんの仰る通り昔は許可なく飼育をしていた話は耳にします。しかし現在では個人の趣味では飼育許可は取れないのです。どうかその辺をご理解下さい。
カラスを飼育するのではなく、野外でカラスを観察していても十分その可愛さや賢さは実感できると思います。長年同じカラスを見ていると顔見知りにもなり、餌付けをしなくても側に近寄って来るようになりますよ。
>殺すよりも、飼ったほうが、何百倍も、カラスのためになると考えます。こうして、飼って飼いならしたカラスを使って、他の野生のカラスとも仲良くなりたいと思うのです。
この考えははっきり言って間違っていると思います。一旦人に飼われて人に馴れてしまったカラスは野生に戻す事はほとんど無理だと思います。私の写真がアップなのは、確かに至近距離から撮影出来ているからです。(写真によってはトリミングをしています)しかし決して彼らに触れる事は出来ません。何年も掛けてお互いに「無害」という認識が持てているからだと思います。どんなに近寄って来ても彼らに触れる事は出来ません。それが野生のカラスというものなのです。
一旦人に馴れてしまったカラスは野生のカラスの仲間に入る事も難しいですし、逆に苛められてしまいます。我々人間がカラスに野鳥としての生き方を教える事は出来ないのです。それが出来るのはカラスだけです。カラスの親だけです。我々人間が考えている以上に野生の世界は厳しいのです。
仮に義久さんが、巣にいる雛を連れて来てしまったら、親の立場からすると「誘拐」された事になります。カラスは人に何かをされると鮮明にその記憶が残ってしまい、人に対して過剰に反応するようになります。そうなると繁殖期に親が人を攻撃して来て「危険」と見なされて巣を撤去される事になります。
>どうして駆除するのでしょうか?
この理由はいろいろとありますが、一番多いのは「繁殖期に人を攻撃する」からです。ではどうしてカラスは人を攻撃するのかと言いますと、答えは簡単です。「雛を守る為」なのです。
カラスの雛や卵も数え切れない程、捕獲されて処分されています。カラスの為になる事は「カラスを悪者にしない」という事です。「悪者」になってしまう理由の根源は「人間側の身勝手」だと思います。自己満足の為に餌付けをして人馴れさせておきながら、いざ繁殖期に攻撃されると「危険」というレッテルを貼られてしまい処分されてしまうのです。カラスを悪者にしない為に出来る事は「飼育」ではありません。「カラスとの適正な付き合い方」を推進する事だと思います。
どんな生き物も飼い馴らせば可愛いと思いますが、カラスは愛玩動物ではなく野生動物なのです。その辺をちゃんと割り切ってカラスを見守って欲しいと思います。