森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

年始のおさんぽ

2012-01-04 20:23:32 | デフォ
日が沈んだ後しばらく赤と青が入り交じる時間

アーバンっぽいハーモニカの写真だけで森のなかま達もなにも出てこないじゃん!プンスカプン!

とワイフに不評だったので今年始めてのお散歩記事でお茶を濁します。。お付き合い下さいませ。。
私としても本当は「あんな写真」や「こんな写真」も考えていたのですが力尽きました。。

1/3にようやく夫婦揃って今年はじめてのお散歩にでかけられました。スキップ!スキップ!スキップ!

堕落っくま(「だらっくま」と読んで下さい)も板についてきたのか、いつもより更に出足が遅いので「港が見える丘公園」の頂上に着いた時は既に日は沈んでしまっていました。。


随分前から咲いていたアロエの花です。暗くなって照明も付きだしましたのでパチリ。。。


最近気に入っている鉢植えのお花です。名前を調べないと。。

追記:ワイフ曰く「スノーボール?」との事。調べてみると確かにキク科のスノーボルのようです。同じ「スノーボール」という名前でも違う花もあるようです
2012.04.23 追記:スノーボルではなくノースポールでした。


遠くの灯がポワーンとボケてくれました。ポッカりと中に入って頂きましょう。


なんだか凛々しい感じになってしまっている噴水であります。


さすがに数が少なくなってきましたがバラも残っていました。


早くもスイセンも咲き始めました。


これは何?桜の木の表面が街灯で緑色被りをおこしています。なんか面白いので撮ってしまいました。


ダン、ダン、ダン、ダン。オリャ~。通るZe!
年末ワイフにパンチを喰らわせていたヤツです。


ぷい、ぷい。
またもや遊んでもらえませんでした。ステディーさんがいるんですよね。


街灯に照らされる葉っぱもキラキラしていて何となく見過ごせません。


レンズを交換しているとワイフが消えます。。。寒さのあまり街灯の根元で風をよけているようです。そして私が気が付くとニンマリとするのであります(笑)。


この時期本来の人気の無さです。


マグノリア達の芽がどんどん増えてきました。あまりに暗いのでライトでこんばんわ。


Queen's squareのイルミネーション「GLITTER with Cherry Pink」の一部であります。
折角なので年始の初売りの雰囲気を味わいに「みなとみらい」に出てみました。
例年「青」が多いのですが今回は暖かみを感じるピンク(マゼンタ?)が主役でした。
なんだかんだで夜に「みなとみらい」に寄れなかったので実はこの冬始めて見るイルミネーションでした。

さて、もうお仕事を始められている方、来週までお休みの方もいらっしゃるかと思います。森のなかま夫婦は明日から仕事初めです。多分。。

頑張っていきましょう!

それでは!



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HOHNER Marine Band Thunderbird

2012-01-04 17:15:59 | ハーモニカの機種
Joe Filiskoさんのシグネイチャ、雷の精霊の名を冠したThunderbirdがやってきました。

Marine Band CrossOver発売当時、ローキーが予定されていたので予約をしていたところキャンセルとなり残念に思っていたところ、突如アナウンスされたThunderbird。改めてLow-Cを予約し直したのは6月でした
幾つかのキーは既に日本にも入っていたのですがLow-Cはなかなか入ってきませんでした。

LC(Low-C)はSeydelのSessionSteelで手に入れたので、変更が効くなら「LLFにしようかなぁ」と思いつつもなかなか連絡を入れられずいたところ去年の12月初旬にLCが国内に入った事を知りました。

年末のバタバタや運命のいたずら(笑)から「年内に手にするのは無理かな?」と思っていたのですが1日早めに仕事を納めだった森のなかまは、ワイフがお仕事中の12/29に「おっちゃん」のところに単身とりに出かけてきました。
おっちゃんもこの日が仕事納めでありました。

こうやって思い返してみると随分長い間待った事になるのですね。


箱とインストラクションです(笑)。。

今更説明書等読まなくても良いとお思いの方も多いかと思いますが、森のなかまは読みます。読みます。読みます。。ハッ!何だコレは?

After playing, DO NOT tap the channel openings out into the palm of your hand, as this may put the heavy super-low reed out of alignment or gap.

-- 付属説明書からの引用です(ゴシック部は原文通りです)


普通、吹き終わった後に、歌口(穴が開いている面)を下にして、掌にトントンとやり水分を落とします。普通の機種はこれが推奨されています。

しかし、Thunderbirdの説明書では「トントンしないでね!」と書いているのです!

LC程度ではさほどではありませんが、LLF等はリードの振動速度を遅くするためにかなりの量の「おもり」をリード先端に乗っける事になります。
これを「トントン」とすると予想外のモーメントが発生してリード自体の変形、リベット止めされている箇所が回転してしまったりするという事らしいです。

Poziドライブの事もありますが、やはり説明書はきちんと読んでおくべきと再認識させられるのであります。


CrossOverと同じようなケースです。ただ文字の天地が逆です。Thunderbirdは蓋を立てた時に正しい位置になります。

最近のMacBookと同じでユーザからの視点ではなく他者から見られる事を主眼に置いているようにも思えますが、ベルト通しを使った時に開口部が上になるようにするとロゴが逆さまになるのがイケていないという実践的なユーザ意見を元にした改良とも思えます。


"Low-C"ではなく"Clow"と表記されます。これもキーを表す文字を極力小さくしないデザインかと思います。

何やら青い光がチラチラとしていますが「伝説のサンダーバード」といえば「羽の色は雷」という事から青を配置してみたかっただけです。

雷というと「ピカーっ!」のピカチューの黄色もアリなのですが。。

イギリステレビ番組のサンダーバードに出てくる国際救助隊の隊員の制服も青!
・現在はF-16を駆るアメリカのエアロバティックチーム「サンダーバーズ」の紋章も青!
#個人的な思いとしてはF-4,14,15,16,18,20の時代が好きでありまして、F-35はどうも馴染めません。。ステルス、電装、ベクタースラストと時代の流れなのでしょうね。。

特にCrossOverから始まった"Marine Band"の名称の横に走る2本線はウイングマークを思わせ、Thunderbirdに至るのも当然なのかという思いが密かにありました(キムさんからFablous Thunderbirdsを連想される方が圧倒的に多いかとおもいますが)


青い紙を映し込んでみました。なんだか着色したみたいになってしまいました。

という事から黄色ではなく今回は「青い」で行く事にしましたので「青い」のにお付合い下さい(笑)


なかなか良い佇まいです。


普通の写真も今のうちに載せておきます(笑)。トップカバーは特に変わりはありませんが。。


ボトムカバーはちょっと普通ではありません。まぁ、御存知かと思いますが。。


カバーの厚みが低い音の方が厚く、高い音へいくに従って薄くなります。

ボトム側は「吸い」リードが外側に配置されるため「吹き」リードよりもカバー内側までの距離が短くなります。
低い音を出す為には長いリードがゆっくりと大きく振動します。このクリアランスが狭いとリードの先端がカバーに当たってしまい、ガビッとなってしまいます。ならば大きくしましょうというのがThunderbirdであります。

カバーのデザインはハーモニカカスタマイズで有名なJoe Filiskoさんによるものです。


Hoherの"Low"シリーズだと"lo"と刻印される位置にJoe Filiskoさんのシグネイチャが刻印されます。"Low"を表す刻印はいつものキーに"L"が配置されます。こっちのほうが分かり易いかもしれませんね。

このカバー。単にリードがヒットしないというだけではなさそうです。低音域に十分な容積を持つ事から少なからず共鳴や演奏のし易さにも繋がっているような気がしていまして、今後CrossOver等にも付け替えてみるとどうなるかなと思いつつもThunderbirdとして楽しんでしまうに違いないないでしょう。

さて最後にCrossOverを購入したのが何時だったか忘れてしまいましたが、竹コームシリーズも細かい所が改良されたようで、それらを受け継いでいるようです。

 
左から古いCrossOver。右がThunderbird。新しいCrossOverも右側にならっているようです。

カバーの端っこから尖った箇所が消えました!
ハープを口の中にすっぽり入れてしまうスタイルがありますが、そんなときに尖っていると痛いですよね。でも大丈夫!


細かいところですが、左のCrossOverのリードプレートは角を直線で切り落としていましたが、新しいのはアールで処理されています。
更に細かい(笑)ですが、彫金部分が滑らかになりました。特に創業者のマティアスさんの顔はクロスで拭くと引っかかる位だったのですが、実にスムーズです(本当に細かい事で申し訳ない)。。


一番水分に晒されるコーム先端は重点的に塗装がなされています。


でも、それ以外は皮膜がないくらいにラッカーが落とされています。
よーくみると、繊維にそってラッカーが残っているところがあることから、一旦塗ってから削っているのではないかと思われます(もしくは浸透していまうぐらい薄いのかもしれません)。

これはプレートと接触する面についても同様でした。CrossOver発売当初は全面テランテランに塗装をされていました。
通常のMarineBandやDeluxeはプレートとの接触面が塗装されておらず、これが微妙なフィーリングの差になっていました。
どちらも持ち味なのですが、森のなかまは接触面に関しては塗装されていない方が好みなので嬉しい限りです。

多少は水分を吸ってくれ、そして吐き出してくれるますし、竹コームは水洗いしても、そうそう変形はしません(保証はしませんが)。


Joeさんのシグネイチャを撮影するためDA35 F2.8 Macro Limitedを付けていますので、折角なのでネジに迫ってみました(笑)

例によってPozi#1がピッタリでした。クロスした箇所にさらに微妙に凹みがあるのが見えるかと思います。これがPoziネジの特徴です。
デザインからするとマイナスがピッタリくるのですが。。それにしても工芸品のような美しいネジです。


「青い」に戻ります(笑)。

さて、いかにも「森のなかま的」なThunderbirdの紹介でしたが。。
ちょっと生意気ですが吹いた感想を書かせて頂きます。

これまで、MarineBand, SBS, 12穴364, Special20, MilteauModel, Seydel SessionSteelのローキーを吹いてきました。どれも悪くはありません。

でも、このThunderbirdは一息目からビーンとメータが振り切れました。
チャギング、バンプをした時の楽しさはこれまでに無い経験です。

Out of the box。。まさに箱から出したての何もしていない状態です。
とても素晴らしいです。
あまりに楽しいので2-3時間吹いてしまってからバラしてみました。

工作精度がかなり高いようなのでエンボスは一切しない事にしました。
OB/ODはセッテイングいじればそれなりに出るのかもしれませんがトレードオフになるものを考えると今現在は無理をしなくてよいかなと考えています。

一部のリードがチューニング時によるバリが僅かにひっかかっていたのでシックネスゲージでバリ取りをしたり、レンチでリードのセンターを合わせました(実は結構激しく「トントン」やってしまっていました)。

リードは結構柔らかいのか強くプリンキングすると直ぐに変形してしまいましたが何度かやっているうちに落ち着きました。
確かにリードプロファイルをご自分で作らないのであれば説明書通り演奏後の「トントン」は避けたほうが良さそうです。

湿気が残るのを気にされる方はカメラ用のブロワーでシュッ、シュッとされると良いかと思います。

なお、森のなかまはリスクを承知のうえでトントンと綿棒を中にいれてフキフキしてしまっています。高価なものなので各自のご判断でお願いします。

なお、リードレンチはHohnerのService-kit(MZ9933)にもあるのですが、お高いので「楽しきかなハープ調整の道具達」で紹介している3.2mmのレンチがあると、いざという時に心強いかもしれません。

2番の2ステップベンドは喉をきちんと開かないとシンドイのでありますが、そんなときは椅子に座るのを止めて、背筋を伸ばして立ってみましょう。
頭は少し上をむけて、なんならハープのお尻を角度をつけていつもより突き上げれば喉は拡がってきます。アゴを心持ち前に突き出せばさらに広がります。

ただ拡げるだけでも音はどんどん良くなるのですが、口の開け方や舌の位置、呼吸方法を変えると更に共鳴の仕方が変わってきます。どの音がよいのか最初は戸惑うのかもしれませんが、自ずと貪欲になるので何が良いのかは自分の耳を信じればよいのだと思います。

体をリズムに合わせて動かしながらリードで振るわされた空気がスリットを抜け、舌の上を通りすぎて喉ちんこに直撃する感覚は軽いトランスに近いものがあると思います。

また高い音域も忘れてはいけません。普段出しづらい10番1ステップベンドなども軽々と出せるので、ファーストポジションを始め様々なポジションで高音域にチャレンジしたくなるのであります。

時々通常キーのGやF等を織り交ぜながら吹いていると、新しい発見がありワイフが栃木から帰るのを待っている5-6時間があっという間に経ってしまいました(お正月で隣人がいない事を確認済みです)。

他のシリーズに比べて高価な事は確かでありますが、工業製品としてこれだけのハープを誰もが入手出来るというのは素晴らしい時代です。

「出来る事なら全キー欲しくなってしまう」

というのが感想であります。



体長が5mを超え雷を自在に操り獲物を仕留める雷の精霊サンダーバード。
バサッとはばたくかせる翼の音をイメージするか、雷のようにシビレる音を求めるのかは人それぞれ。。

現代に蘇る伝説の鳥に胸(翼?)を借りてみるのも悪くない年のスタートです。

それでは!
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あけましておめでとう 2012

2012-01-02 15:31:18 | デフォ
毎年元旦に撮る新宿サザンテラス入り口の看板です。

あけましておめとうございます。

例年の如く大晦日から栃木市にあるワイフの実家に帰省していました。
例年は浅草か、北千住で東武日光線でダラ~んとカタコトと行くのですが、ワイフがネットを駆使すると湘南新宿ライン快速で小山へ出て両毛線というコースを見つけました。

東武線に乗り換えるために銀座線フル乗り(約30分)をスキップできるだけでもヤッホーなのであります。
両毛線は2区間しか載らなかったのですが、暖房が無駄にならないようにドアの開閉をスイッチで行うタイプの車両で良い雰囲気でありました。

近所で打ってもらうお蕎麦。おかあさんの作る精進揚げ。。
毎年避けていた2007年くらいに賞味期限のきれた缶ビールをおねーちゃんが発掘してきます(笑)。
県南とはいえ底冷えのするなか、こたつに入って紅白歌合戦をみながらベラベラとおしゃべり。

深夜のお笑い番組にトリハイ吉高由里子さんが出ていたので見てみました。
熱でうなされるとシナプス結合が更に妙にになる森のなかまですが、年末熱でうなされていた時にあまり知らない吉高由里子さんが頻発で出てきたのでちょっと気になっていました。

芸人がお尻でバナナの皮を剥くという「超お下劣ワザ」を見ていると少しずつ年末年始を実感してきたような気がします(笑)。

何故バナナが枝豆のように?!
ピーナッツ飛ばしも凄かった!こーいうのは割とスキです(笑)


元旦。食べるものを食べるとテクテクと日限冨士浅間神社に初詣。


ジャバラのように鳥居が並んでいます。


まだ、こんなに柿がついていました。日吉はカラスが多くパクパクされてしまうので熟した実が残っているのを見るのは新鮮です。


懐かしい手押しポンプ。いい形をしています。

初詣から戻るとムニャムニャとするので、冷たくなった布団に自らの体力を信じて潜り込みます(笑)。ほどなくムニャ~。。

ブルブル。。。ドドドド。。。

年末にかけて日吉では下水道工事が行われています。震災を受けての強化工事のようですが、休みでも行われているようでアパートがあんま機のようにガタガタと振動します。

「栃木も元旦から工事やってるの?工事のひと大変だよなぁ」とボケた頭で考えていると地震でした。
当初震度3と発表されていたようですが後に震度4に修正されていたようです。

笑点を1時間程みて私一人先に帰ることになります。ワイフはもう一泊していきます。これも例年通り。。

ここ数年帰りは切符が取れれば特急「日光」を使っています。
JR直通運転で新宿が終点なのです。ちょっとお高いのと本数が少ないのが何ですが。。。


なんの写真だかさっぱりわかりませんね(笑)。


年末は人、人、人で賑わう新宿サザンテラス口のイルミネーションですが、19時で殆ど人がいません。これも元旦。


アベック用に何やら儀式をするためのツリーのようですが、今夜は一人なので外野から。。ビルに写った姿を撮ってみたのですが、ビル内の手すりの下にも星が写っていました。


例年、雪だるまや動物たちの楽しい形で賑わう高島屋のイルミネーションはおやすみです。


紀伊国屋に続く橋もこの通り。。これも元旦ならではの光景ですね。


日吉駅の銀玉周辺もこんなかんじです。元旦、元旦。

つかの間の静けさが漂う元旦。

帰省ラッシュは本日がピークのようです。帰省されている方はお気をつけてお帰り下さいませ。そうでない方はもう少し堕落っくまをお楽しみ下さい。

本年も宜しくお願い致します。

それでは!

P.S.
いつもは行列という「東京チカラめし」の日吉店に入ってみました。
やはり人が多かったのですが席に空きがあったので「焼き牛丼 大盛り」を食べてみました。ガツンガツンしていて美味しかったです。

兄弟が多くてナポリタンをオカズにご飯を食べていた森のなかまとしては、あれだけのお肉が載っているのでもう少しご飯が欲しかったところであります。。

コメント (8)
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