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申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

LED LENSER H7

2012-01-29 23:59:59 | フラッシュライト
丸いでっぱりがスイッチなのよ~ん。

連日の寒さに富士五湖を震源とする地震が起きたりと。。いかがお過ごしだったでしょうか。
月曜日に「難解くん」と格闘の末、なんとか仕事が進み出しました。
残業中にワイフからメールが届いていた事に気付きます。文末に泣きマークが付いています。。

どうやらインフルエンザにかかってしまったようです。

一応夫婦で予防接種はしていたのですが「なる時にはなる」のです。
そして、森のなかまも火曜日に再び熱っぽくなり珍しく会社を定時に上がり会社近くの病院でインフルエンザ検査をしてもらいます。

「陰性です。でも風邪の症状があるから抗生物質出しておきます。12時間以内に高熱がでたら薬変えるからね」
「風邪なんですね。。ほっ」

ちなみに、先生が使っていたのは単2電池2本くらいの豆電球タイプの懐中電灯でした。年期が入っていました。

そして夜からそれらしい症状がガンガンと出てきました。もう体のあちこちが痛いです。ヒィーヒィー祭りです。これは発症したに違いありません!
会社を休んで近所の病院で診察してもらいます。事前に電話をしたところ。。

「インフルエンザみたいなんですが、裏口とかからまわるのですか?」
「普通にどうぞ。お大事に」

去年インフルエンザになった時に比べると破格の扱いです。
鼻からニョギーッと検査キットを入れてスポンと抜きます。そして待合室で結果を待ちます。

ちなみに、先生が使っていたライトは5mm砲弾LEDが5個ついたものでした。ロマンスグレイな先生はちょっと先進的です。

「先生!Gentos LU-185使ってみてよ!」
「おぉ~、これはイイ!森のなかまさん、これからも面倒みるよ!今日点滴やってくかい?」

等と妄想して約10分が経過(笑)。名前を呼ばれて先生のところにいくと。。

「陰性だね」
「こんなに症状あるのにですか?」
「だね。奥さんインフルエンザだから、一応薬出しとくよ」
「あーっ、はい。会社は行ってよいんですか?」
「発症してないからね」

出してもらった薬は「イナビル」というものでした。リレンザやタミフルと違い1回の服用でおしまいというお薬でした。5-6時間寝たところウソのように体の痛みが消えていました。

発症こそしてはいませんでしたが体内で菌が増殖していたのが薬で押さえられたからのなでしょう。。
ただ、通常の風邪の症状は残っていますので、こちらは抗生物質で対抗し続けます。完全なジャンキー体質になってしまいました。

そういえば、前日処方してもらった薬を見せたところ余計な薬は出さずに「それキッチリ飲んで治してや」と言われました。先生ありがとー!

その後なんとか平日を乗り切り、この休日も体力回復に努めワイフも何とか復活してきたようです。
やはり健康第一であります。

ということで病気もよくなってきたということで毎月後半になりつつありますが、夫婦揃ってMacの前に座り日本赤十字から今月の義援金を送金させてもらいました。義援金は100%被災地へ届けられているそうです

さて、前置きが長くなりましたが、本日は去年自分の誕生日に購入したLED LENSER OPT-7497B H7の紹介です。


発光部と電源が分かれたセパレートタイプのヘッデンです。森のなかまにとって初めてのLED LENSERの製品です。

色々と候補はあったのですが、灯具はスペックだけでは分からないところが結構あります。
森のなかまは主に屋内の蛍光灯下で細かい作業をする時に補助光として使います。できれば。。。

 均一な配光
 チラツキのない調光
 付けていて疲れない重さ、バランスのもの
 妙な高周波音がしないもの

言い出せば様々な要望があり、いずれもスペックに現れ難いものばかりです。
湯水のようにお金を使って買い続ければ、それなりに「アタリ!」といった製品にも出会うでしょうが、なかなかそうはいきません。

例によってネットで色々と調べ、最終的に二つに絞り込みました。
それぞれ一長一短があります。うーむ。
購入を前提にアカリセンターさんに相談をしてみましたところH7を奨めてくれましたので即注文。使ってみると。。

「わぉ!」

人生持つべきものは色々ありますが「相談出来るショップ」があると実にハッピーなのであります。


ヘッドはこんな感じで上下します。一応4段階くらいでクリックがあるのですが、途中でも止められるようです。

片手で軽く調整できます。かといって首を振った位ではデローンと垂れ下がったりはしません。なかなか扱い易いです。


後頭部にくる電源部です。単4電池を3本使います。軟質の樹脂というか、硬質のゴムの蓋です。

公称Hiモード170ルーメンで4時間のランタイムです。これも初期照度のまま4時間では無いでしょうが、H7には調光機能がありますので工夫次第でそれなりにランタイムは稼げるかと思います。

単4と言えど3本もあればそれなりの重さになりますがセパレート式のおかげでフロントヘヴィーにならず長時間の装着もそれほど気になりません。実際作業に熱中して1時間くらい付けっぱなしとかはよくありました。

なお、ほぼ同じ機構で充電池と充電ジャック、充電時のシグナルLEDがついたH7Rという製品もあります。充電中のギミックがカッコイイのですがエネループもありますので、その分はというと。。LU-185に化けたのであります。


男の子ならグイグイ動かしたくなるレバーがついています。

これがH7の特徴でもある無段階調光用の操作レバーです。
SUNWAYMAN V20Aのような磁気コントロールではなく抵抗器のようなものかと思いますので、それなりに経年劣化してはいくかと思いますがそれ程気にはしていません。

中間域を超えると体感的に明るさがそれほど変わらなくも見えるので、自分が必要な明るの分だけレバーを操作すれば良いのです。

特筆すべきと思われるのは、調光してどの光量にしてもチラツキを全く感じません。
よくあるLEDを超高速で点滅させて時間当たりの光量を調節する「PWM調光」ではないようです。
少なくとも森のなかまにはチラツキを感じませんでした。これはウレシイです。
また、妙な音もしていないのか、はたまた気付かない程度のもののようです。


リューズがあります。これを溝に合わせてクイクイ動かすとフォーカスを調整できます。

H7のもう一つの特徴がこのフォーカス機能です。LED LENSERでは「Advanced Focus Ststem」と呼んでいるもので。。
目の前にバーンと巨大な円形の平面を出現させたり、ギリギリ絞ってビームを飛ばすという相反する配光を実現させます。

では配光をみてみましょう。条件は未だに「電球な週末」と同じです。。


出っ張った状態がスポットです。

 
スポット側でのMin, Maxです。
Minでも集光する事で照射面をかなり明るく照らします。
Maxでは周辺光が漏れでていますが、メインは中心のスポットです。
これがギュイーーーンと遠方を照らすのです。


引っ込んだ状態がワイドです。

 
ワイド側でのMin, Maxです。
Minは暗く見えますが、足下なんかはこれでも全然十分であります。
ワイドは均一な面が広く、近距離ではかなり使い易いのであります。
6帖だとMaxでも眩しいので調光が活きてきます。

MiniMag2AAでもフォーカス機能がありますが、ダークリング、スポット等から配光に関してはいま一つでした。H7のスポットもそれほどではありませんが、ワイド側の使い勝手はかなりのものだと思います。


Advanced Focusの肝となるリフレクターレンズです。一応Oリングが付いています。定期的に汚れを拭取り、シリコングリス(又はシロワセリン)を薄く塗る事で防滴性を維持出来るものと思われます。


スッポンポン!(失礼。。)

本来の使い方ではありませんが、リフレクターレンズを外した状態で照射してみると相当ワイドで均一な配光が予想されます。

 
スッポンポンでのMin, Maxです。
写真ではMinは真っ暗ですが、実際にはもっと明るいです。
Maxに至っては蛍光灯みたいです。

やっぱり。。。ZebraLight H501wBayco Quadバリの超ワイドで均一な配光になりました。これは近距離、作業用にはもってこいではないですか!

「なんで、最初からそうしないの?」

残念ながらリフレクタ、レンズで集光しないと、その分明るさが落ちますし近くしか照らせなくなってしまうからと思われます。
ヘッデンの用途としてハンズフリーだけを優先させるのであれば、こういうパターンも「アリ」かもしれません。
H7のワイド側は十分均一な配光ですし、強力なスポット光は遠方を照射しなくてはならない作業を行う方にとっては魅力的です。それを1台でこなしてしまうのですから。。

「ZebraLight程造りの良さは必要ないけど、あの均一な配光が必要なんだ!」

という方にはH7のリフレクターレンズを外し適当な風防を付けてみるのも悪くはないと思います。書いていたらちょっと興味でてきました(笑)。

さてハンズフリーで便利なヘッデンですが、使わないときはヘッドバンドがビロビロしていてちょっと困りますよね。
H7にはネオプレーンのような素材でできたソフトケースが付属します。縫製も結構綺麗だったり、それなりにサマになっているモノです。

ただ、この手の付属のケースというのはコンパクトに魅せるために結構ギリギリに作られていたりしてガサツに「ボン」と放り込むような大きさではありません。。。

もっと良いしまい方があるのかも知れませんが、自分なりに頑張ったので(笑)写真に撮ってみました。


よく分かんないですね。。。

一応ケースに入れた時電源ケーブルが自重で押されたりしないように上に逃がしています。


ポイッ!

あふれたヘッドバンドを無造作に折り重ねて入れていくと空間ができますので、そこにケーブルが逃げていけば多少外から力が加わっても平気でしょう。
ただハードな扱い方をする方にとっては少し頼りないかもしれません。その場合は別途ハードケース等を探した方が良いでしょう。


ハイッ!

Petzl e+LITEからヘッデンの便利さに目覚めてしまった森のなかまですが、H7も大変気に入ってしまいました。

小回りが効いて芸達者で高性能。おまけに赤と黒で結構ハンサム!
まるで「森のなかま」のようじゃありませんか!!

すみません。。。まだ熱があるようです。。。

来週は健康な1週間でありますように。

それでは!
コメント (2)
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