記念館から阿武隈川の見える展望台までの「愛の小径」をゆっくりと歩きます。
端午の節句です。強かった風もおさまり鯉のぼりも一休みなのどかなお天気なようです。いかがお過ごしでしょうか。
岳温泉旅行記も最終日(4/29)の続きであります。
岳温泉からバスに乗って20分程で二本松駅に到着します。おみやげでパンパンに膨らんだバッグをコインロッカーに入れてしまいます。車を持たない森のなかま夫婦にとってコインロッカーはマストアイテムであります。
さて、市内を巡るには足が必要です。
じゃーん。レンタサイクルなのであります。あだたら1号、4号です。
駅の観光案内所のお姉さんにいうと秘密の場所から自転車を出してきてくれます。なんと。。3時間200円です。しかも3時間を超えても8時間までなら300円です。
普段ヘルパーの仕事で電動アシストを使っているワイフにしてみるとペダルが重く感じるのかもしれませんが、ひさかたぶりの森のなかまにしてみれば有史以来初めて翼を手にした人間のような高揚感であります(笑)カモーン平地!
観光案内所のお姉さんに教えてもらった数あるお食事どころのなかから「やなぎや」さんでお昼にすることにしました。店内にはこうした可愛らしい民芸品がたくさん飾られているのですが雑多なかんじもせず心地よいのであります。
今朝たらふく食べたはずなのですが「ソースカツ重セット」であります。相変わらずボリューム満天でウマイ!
ワイフはミニセットにしましたが、それでも結構なボリュームがありました。
こちらに来てからよくみかけた「ソースカツ」を食べる事ができてニッコリ、そしてポッコリであります。
東北本線と平行して走る水路沿いに自転車を走らせますが、お腹いっぱいなので一休みします(笑)
金太郎さんの絵が書かれたEH500という貨物列車が走ってきました。
ワイフと二人で「にわかテツ」になります。そういえば昨日ゆるテツの中井精也さんのテレビを見ましたがいい写真を撮るのはとても足を使うのだなぁと思いました。自転車からヒョイは駄目ですね(笑)
この日はなんだか気になる雲が出ていました。すぐに消えてしまうのかなぁと思ったのですが二本松市内滞在中位置を変えずにずーっと出ていました。
これまた観光案内所のお姉さんの言う通り国道355号を二本松亀谷郵便局(にほんまつかめがいゆうびんきょく)で左に折れると一番緩やからしい坂を上ります。まぁ、これで一番緩やかなんだそうです。。。ゼェゼェ、ハァハァ。。
ちなみに「亀谷まつり坂」とよばれているそうで提灯祭りもここを通るようです。
二本松市内は東西に観音丘陵がありステキな遊歩道が整備されているのですが、これを自転車で超えるとなると結構シンドイのであります。
実際自転車で走っている人はまったく見かけませんでした。。アシスト自転車なら平気の平左でございます(ワイフ曰く「アシストでも結構きつい」と言っていました)。
登頂成功であります(笑)。帰りは気持ちよいですよー。
にしてもこの像たちはなんでしょうね。かわいいのや、怖い(笑)のやと色とりどりで面白く、坂道の苦しさが少し紛れるのであります。
ふと横をみるとこんな場所が。おそらく観音丘陵遊歩道の入り口だと思うのですが自転車を押して登ってきた森のなかま夫婦に余裕もなく先へ進む事になります。
「なーんだ。寄っていけばいいのに」と声をかけられているような気もします。
体がポッポしてきましたので上着を脱ぎます。
が、下り坂を疾走すると案の定「ヒョェー、さむーっ」であります。
脱いだり着たりと人気者は忙しいのであります(笑)
市内にはこういった水路が流れています。鯉川というらしいのですが。。
やはり自転車のスピードに慣れていないのか色々なものを撮り忘れているようです。名称を探していたところこちらの方が詳細に道中を記録されていました。
「旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 113 二本松・根崎~安達」トップは「悠々人の日本写真紀行」です。
福島県道129号は車の通りが多いので平行して走る街道を行きます。
鳥居が沢山みえたので自転車を止めました。生活に根付いているようなカンジですよね。「小六稲荷神社」と思われます。リンク先のトップは「神社探訪・狛犬見聞録」です。すごいなぁ。。
さてようやく「智恵子の生家・智恵子記念館」に辿り着きました。
「自転車でいらしたんですか?」
「停めてもよいですか?」
「どうぞ。なんでしたらお荷物もお預かりしましょうか?」
受付でお姉さんに言われて上着等を預かって頂きました。
復元された生家は写真撮影は良いそうですが、記念館は撮影禁止です。
お庭にでは久しぶりに「ハナニラ」たちとコンニチワしました。知っているお花に出会うのはやっぱり良いものですね。
イカリソウとスミレが何かを話しているようです。
正直な話、森のなかまは「智恵子抄」は読んだ事はありませんでした。ただ岳温泉に行く事をきめてから有名な「あどけない話」の「ほんとの空」という言葉だけをぼやんと頭のなかで繰り返していました。
空に「ほんと」も「うそ」もあるものなのかな?
福島に来てから「福島の空」は好きになりました。霞ヶ城でみた空、安達太良山の空、虹やハロを見せてくれた空。みんな好きです。
ただ、デスニャー達がいる港が見える丘公園の空や、アパートから見える夕日だって好きであります。
多分自分の中には「ほんと」も「うそ」の空もないようです。たぶん「うそ」という反対語を持ってくること自体がこの詩をわからなくしているのかもしれません。
ただ。。空に「ほんと」と区別をつけないといけない「生」があるとすれば、それはとっても哀しい事なのかもしれません。
昨日、青空文庫で「智恵子抄」を読んでみました。ブラウザで読むのであればXHTMLファイルが良いでしょう。
危ういながらも美しい。でも色んな意味で哀しい話だなぁと思いました。
どんだけ距離をおいても一人で思うままに生きることはできず生活をしていれば本来望んでいない方向へ突き動かされ、流されることは必ずあります。
不本意に傷つけ合う事もあるかもしれません。人間にはそういう側面があるのだと改めて思わされます。
ただ、エゴイスティックでありながらも互いを気遣い合う姿に普遍的な美しさを感じられるかと思います。「これこそが純愛」というような事を言うつもりは毛頭ありませんが、そういった美しさの片鱗を感じるのであれば、同じものが自分の中にあるのだと思います。
純粋に研ぎすます必要はなく多少埃や汚れがついたままでも寄り添っていくこと。。それは「あどけない話」かもしれませんが「おとぎ話」や妄想ではないのかもしれません。
さて、ゴニョゴニョと書きましたが「智恵子の杜(もり)」に出発です。
記念館の方に行き方を教わりました。車で直接行くルートと徒歩でいくルートがあります。もちろん徒歩ルートです。
後からネットで見つけたマップですとこのようなカンジです。
稲荷八幡神社を抜けると、そこは「愛の小径」と呼ばれる静かな道です。
なお表題を「あじさいロード」としたのはこんな資料を見つけたからです(リンク先はPDFです)。
「ふれあい広場」にまでやってきました。ここら辺から「智恵子の杜公園」になるそうです。
更に進みます。降りて、登って。。
お寺のヤカンがぶら下がっていました。ブラン。
丘というカンジでしょ?展望台まであともう少しです。
詩碑の丘と呼ばれる場所にでました。
阿武隈川も見えますね。駐車場からは近いらしいのですが「愛の小径」を通ってくれば、それだけ愛は深まります。。。ですよね?
気になる雲は波状模様が出てきていますが場所は変わらないようです。
ワイフもちょっと疲れてきたのかグイグイ前を先行しません(笑)。ホテルから出てバス停でつけてあげたウサギのストラップがウッサ、ウッサと揺れるたびに鈴がチリリン、チリリンと音を立てる小径なのでありました。
再び記念館の受付に戻ります。
先ほどのお姉さんとは違うお姉さんがいたのですが、森のなかま夫婦が行くと、こちらが何も言わずに預けていた荷物を出してくれました。しかも福島美人の笑顔です。ありがとー。
再び坂を上り、下り二本松駅周辺まで戻ってきました。
そろそろ旅の終わりも近くなってきました。
それでは!
端午の節句です。強かった風もおさまり鯉のぼりも一休みなのどかなお天気なようです。いかがお過ごしでしょうか。
岳温泉旅行記も最終日(4/29)の続きであります。
岳温泉からバスに乗って20分程で二本松駅に到着します。おみやげでパンパンに膨らんだバッグをコインロッカーに入れてしまいます。車を持たない森のなかま夫婦にとってコインロッカーはマストアイテムであります。
さて、市内を巡るには足が必要です。
じゃーん。レンタサイクルなのであります。あだたら1号、4号です。
駅の観光案内所のお姉さんにいうと秘密の場所から自転車を出してきてくれます。なんと。。3時間200円です。しかも3時間を超えても8時間までなら300円です。
普段ヘルパーの仕事で電動アシストを使っているワイフにしてみるとペダルが重く感じるのかもしれませんが、ひさかたぶりの森のなかまにしてみれば有史以来初めて翼を手にした人間のような高揚感であります(笑)カモーン平地!
観光案内所のお姉さんに教えてもらった数あるお食事どころのなかから「やなぎや」さんでお昼にすることにしました。店内にはこうした可愛らしい民芸品がたくさん飾られているのですが雑多なかんじもせず心地よいのであります。
今朝たらふく食べたはずなのですが「ソースカツ重セット」であります。相変わらずボリューム満天でウマイ!
ワイフはミニセットにしましたが、それでも結構なボリュームがありました。
こちらに来てからよくみかけた「ソースカツ」を食べる事ができてニッコリ、そしてポッコリであります。
東北本線と平行して走る水路沿いに自転車を走らせますが、お腹いっぱいなので一休みします(笑)
金太郎さんの絵が書かれたEH500という貨物列車が走ってきました。
ワイフと二人で「にわかテツ」になります。そういえば昨日ゆるテツの中井精也さんのテレビを見ましたがいい写真を撮るのはとても足を使うのだなぁと思いました。自転車からヒョイは駄目ですね(笑)
この日はなんだか気になる雲が出ていました。すぐに消えてしまうのかなぁと思ったのですが二本松市内滞在中位置を変えずにずーっと出ていました。
これまた観光案内所のお姉さんの言う通り国道355号を二本松亀谷郵便局(にほんまつかめがいゆうびんきょく)で左に折れると一番緩やからしい坂を上ります。まぁ、これで一番緩やかなんだそうです。。。ゼェゼェ、ハァハァ。。
ちなみに「亀谷まつり坂」とよばれているそうで提灯祭りもここを通るようです。
二本松市内は東西に観音丘陵がありステキな遊歩道が整備されているのですが、これを自転車で超えるとなると結構シンドイのであります。
実際自転車で走っている人はまったく見かけませんでした。。アシスト自転車なら平気の平左でございます(ワイフ曰く「アシストでも結構きつい」と言っていました)。
登頂成功であります(笑)。帰りは気持ちよいですよー。
にしてもこの像たちはなんでしょうね。かわいいのや、怖い(笑)のやと色とりどりで面白く、坂道の苦しさが少し紛れるのであります。
ふと横をみるとこんな場所が。おそらく観音丘陵遊歩道の入り口だと思うのですが自転車を押して登ってきた森のなかま夫婦に余裕もなく先へ進む事になります。
「なーんだ。寄っていけばいいのに」と声をかけられているような気もします。
体がポッポしてきましたので上着を脱ぎます。
が、下り坂を疾走すると案の定「ヒョェー、さむーっ」であります。
脱いだり着たりと人気者は忙しいのであります(笑)
市内にはこういった水路が流れています。鯉川というらしいのですが。。
やはり自転車のスピードに慣れていないのか色々なものを撮り忘れているようです。名称を探していたところこちらの方が詳細に道中を記録されていました。
「旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 113 二本松・根崎~安達」トップは「悠々人の日本写真紀行」です。
福島県道129号は車の通りが多いので平行して走る街道を行きます。
鳥居が沢山みえたので自転車を止めました。生活に根付いているようなカンジですよね。「小六稲荷神社」と思われます。リンク先のトップは「神社探訪・狛犬見聞録」です。すごいなぁ。。
さてようやく「智恵子の生家・智恵子記念館」に辿り着きました。
「自転車でいらしたんですか?」
「停めてもよいですか?」
「どうぞ。なんでしたらお荷物もお預かりしましょうか?」
受付でお姉さんに言われて上着等を預かって頂きました。
復元された生家は写真撮影は良いそうですが、記念館は撮影禁止です。
お庭にでは久しぶりに「ハナニラ」たちとコンニチワしました。知っているお花に出会うのはやっぱり良いものですね。
イカリソウとスミレが何かを話しているようです。
正直な話、森のなかまは「智恵子抄」は読んだ事はありませんでした。ただ岳温泉に行く事をきめてから有名な「あどけない話」の「ほんとの空」という言葉だけをぼやんと頭のなかで繰り返していました。
空に「ほんと」も「うそ」もあるものなのかな?
福島に来てから「福島の空」は好きになりました。霞ヶ城でみた空、安達太良山の空、虹やハロを見せてくれた空。みんな好きです。
ただ、デスニャー達がいる港が見える丘公園の空や、アパートから見える夕日だって好きであります。
多分自分の中には「ほんと」も「うそ」の空もないようです。たぶん「うそ」という反対語を持ってくること自体がこの詩をわからなくしているのかもしれません。
ただ。。空に「ほんと」と区別をつけないといけない「生」があるとすれば、それはとっても哀しい事なのかもしれません。
昨日、青空文庫で「智恵子抄」を読んでみました。ブラウザで読むのであればXHTMLファイルが良いでしょう。
危ういながらも美しい。でも色んな意味で哀しい話だなぁと思いました。
どんだけ距離をおいても一人で思うままに生きることはできず生活をしていれば本来望んでいない方向へ突き動かされ、流されることは必ずあります。
不本意に傷つけ合う事もあるかもしれません。人間にはそういう側面があるのだと改めて思わされます。
ただ、エゴイスティックでありながらも互いを気遣い合う姿に普遍的な美しさを感じられるかと思います。「これこそが純愛」というような事を言うつもりは毛頭ありませんが、そういった美しさの片鱗を感じるのであれば、同じものが自分の中にあるのだと思います。
純粋に研ぎすます必要はなく多少埃や汚れがついたままでも寄り添っていくこと。。それは「あどけない話」かもしれませんが「おとぎ話」や妄想ではないのかもしれません。
さて、ゴニョゴニョと書きましたが「智恵子の杜(もり)」に出発です。
記念館の方に行き方を教わりました。車で直接行くルートと徒歩でいくルートがあります。もちろん徒歩ルートです。
後からネットで見つけたマップですとこのようなカンジです。
稲荷八幡神社を抜けると、そこは「愛の小径」と呼ばれる静かな道です。
なお表題を「あじさいロード」としたのはこんな資料を見つけたからです(リンク先はPDFです)。
「ふれあい広場」にまでやってきました。ここら辺から「智恵子の杜公園」になるそうです。
更に進みます。降りて、登って。。
お寺のヤカンがぶら下がっていました。ブラン。
丘というカンジでしょ?展望台まであともう少しです。
詩碑の丘と呼ばれる場所にでました。
阿武隈川も見えますね。駐車場からは近いらしいのですが「愛の小径」を通ってくれば、それだけ愛は深まります。。。ですよね?
気になる雲は波状模様が出てきていますが場所は変わらないようです。
ワイフもちょっと疲れてきたのかグイグイ前を先行しません(笑)。ホテルから出てバス停でつけてあげたウサギのストラップがウッサ、ウッサと揺れるたびに鈴がチリリン、チリリンと音を立てる小径なのでありました。
再び記念館の受付に戻ります。
先ほどのお姉さんとは違うお姉さんがいたのですが、森のなかま夫婦が行くと、こちらが何も言わずに預けていた荷物を出してくれました。しかも福島美人の笑顔です。ありがとー。
再び坂を上り、下り二本松駅周辺まで戻ってきました。
そろそろ旅の終わりも近くなってきました。
それでは!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます