柳沼方面からやってきた家族が弁天沼の前で立ち止まります。。「あおいよぉー。あおいよぉー」
日曜日は夕方から冷たい北風がゴォーッと吹き出しました。昼と夜で気温差が激しいですね。いかがお過ごしでしょうか。
今回はGW裏磐梯旅行二日目の五色沼の後半になります。
「森のなかまさんにしてはやけに淡々と紹介しているけれど。。」
と思われるかもしれません。えへへ。。ひみつ。。
小人さんとキノコ採りをしてすっかり泥だらけになってしまう妄想をしながらあるくと一気に視界が開けます。弁天沼に到着です。
エメラルド、
ターコイズというと語集の少なさが悔やまれるくらい綺麗です。風が水面に足跡を残すとそこから色が変わり、そして戻っていきます。
五色沼に来てなんで林道の写真を撮るの?と言われてしまいそうですが木々が作り出す影や光は歩いていて気持ちが良いのであります。ワイフも上を向いています。鳥を探しているのかな?
弁天沼の綺麗な水面をバックに葉っぱくん。葉っぱ好きには嬉しいロケーションであります。
葉っぱの天井。上に下にと首がフル回転します(笑)
見晴らし台がある場所にやってきます。月並みですが日本とは思えないような光景です。うんうん。近くのカップルもそう言っていました。
以前は磐梯山と勘違いしていましたが吾妻連峰が望めます。赤松の林があることで、よりいっそう異国の風景のように思えるのかもしれません。
ジャバジャバ~と溢れ出る水がキラキラと光っています。
10:29 瑠璃沼にやってきました。
ラピスラズリのように濃い青色です。磐梯山がクッキリ。です。
先ほどのジャバジャバ~でキラキラからの水のポイントからは青沼が既に見えています。黄色いポツポツしているのはヤナギの花が船のようにたゆたっています。
10:49 青沼のビューポイントに到着します。弁天沼は左奥に。瑠璃沼は右側になります。
沼底に水面(みなも)に映る景色。水の色と混じり合って不思議な光景を作り出しています。
高層の雲に波状雲が現れていました。水と雲の間にある薄い
対流圏。水は状態を変えながら上にのぼったり下に降りたりしていると漠然と考えてみます。
魚は水中を上下に泳げるのに人間は上下するのは色々大変な思いをしないと行けないのは不公平だなぁ(笑)って魚には魚の苦労があるのかと思います。
柳沼と青沼の中間くらいに脇道があります。この奥に
遠藤十次郎(現夢)さんと奥さんが一緒に磐梯山噴火の慰霊碑の近くに眠っているそうです。
ワイフが遅れぎみだったので一人で行って手を合わせにいこうかと思ったのですが水が溢れていて渡る事はできそうにありません。
うまく言えませんが不思議と拒絶されたという感じはしませんでした。雪は降れば積もり。溶ければ水になって高い所から低い方へ流れ。夏になれば草も茂る。道があって先が見えていても行けない場所や時期があるだけなんだと思います。
森のなかまが行けなかったその場所は、きっと静かな場所ですが遠くから楽しそうな人の声がきこえてくるようなところなんだと思います。
さくらも入り乱れて、好きなものだけをてんこ盛りしたプレートのようになっています。ごちそうさま♪
11:12 父沼か母沼かと思います。右下の浮き島が人面蜘蛛みたいでダリの画に出てきそうなかんじです。ここまで来るともう五色沼探勝路の終わりは近いです。
11:13 ゴールはオオヤマザクラが迎えてくれました。
あさ8:15に毘沙門沼を出発して3時間。
コースタイムは70分程度だそうです(笑)
でも。。トイレ等を考えなければもっとゆっくりと歩き回りたいところです。
改めて柳沼です。紅葉の時期も見てみたいですが平日でも混んでいそうですね。
11:25 物産館裏にある喫煙所で水分を補給して一休み。モクモク濃い雲が流れていくのを見ているのでした。朝ご飯を食べたのが6:30頃。さすがにお腹がすきました。
それでは!