クリスマス前から
ヤングカップルの他に、もう一団
トントゥたちが住み始めました。もう。トントゥまみれ。。
年末年始。最後のお休みの方も多いかと思います。
昨日は例年になく初詣を早くも済ませました。森のなかま夫婦も明日から出動です。いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は昨年
THRUNITE社さんよりモニター提供して頂いた
TN4Aを紹介させて頂きます。
密林からはこちらから購入できます。
まずは新年らしく大きさのイメージです(笑)
最近お気に入りの「
ちっち」は単4電池1本の小さいライトということもありますが、TN4Aは結構大きい部類のライトになります。
ずんぐり。。標準的なエネループ4本込みで320グラムとずっしりしたライトです。缶コーヒーを長くしたような大きさです。
TN4Aは単三電池を4本使った高出力のライトです。他社からも
NITECORE EA4をかわきりに
EA41,
sunwayman D40A等の製品が出ています。
汎用的な単三電池。しかも取扱い易い4本単位でドライブするのが人気で森のなかまも一つ欲しかったのですがなんとなく手がでずに見送っていました。
テールにはスイッチはありません。座りが良いように溝が掘られていて立てたときの安定感は無類であります。
例によってTHRUNITEさんのページをチェックしていたところ、この製品を知りました。Midが使い易そうだしHighとTurboも違いが分かる配分なので「購入しようかなぁ」と思っていた矢先にモニターのお話を頂きました。
チタンカラーの梨地のベゼルは特に表記はありませんがステンレス製かと思われます。ズングリしたルックスも見慣れてくるとなかなか精悍なルックスです。キリリとしたナーリングもさることながら余計な装飾もなくシンプルなデザインだからだと思います。
1インチや細身のライトに慣れているマニアからすると太いなぁと思われるかもしれませんがなかなか握り易いです。
むしろ昔の大きな懐中電灯しかしらない方からするとこれぐらいの太さの方が大いなる安心感があるかもしれません。
そこそこの重さがあるのでランヤードやストラップを取り付けられると、より一般的の方から喜ばれるのかなと思いました。
ボディは接点もないただのケースです。深くしっかりしたナーリングはとてもグリッピーです。翼が取り付けられそうな溝も丁寧に面取りされています。
電池はホルダーに入れるのですが、これが結構キツいです。
入れるときはスプリングを「コナクソッ!(失礼)」と押しながらガッチリと入れます。
外すときはプラス側に何か細い物(マイナスドライバー等)を入れて電池をずらして取り外します。一本抜ければホルダーの内側から「おっぺす」すれば取り出す事ができます。
エーン。誰か探しにきてよぉ~
コンパクトに軽く作るあまり電池室はタイトですが太めの充電池でも使えますが、使用中ずれてしまうとホルダーを取り出すのが困難にならないための配慮なのかもしれません。でも、一般の方が使うにはちょっと固過ぎるかもしれません。
難しいですね。
接点は全てヘッド側に集中しています。面白いのは電池ホルダーをどちらの向きに挿しても動作します。こういったところは凄くフレンドリーです。
CREE社のXP-L CWを載せています。THRUNITEさんというとFireflyモードを直ぐに思い浮かべますが、最近はXP-Lをどーんと奢ってくるメーカのイメージが強くなってきています。
XP-LにもNW, WWもあるようなのですがCWのみの製品展開のようです。
手のひらにベゼルをギューギューに押し当てて捻るとベゼルが外れます。Oリングはガラスとリフレクターの間に入ります。白いナイロンワッシャーはガラスとベゼルの間に入ります。
上段中央の白い樹脂製パーツは何だろうと思ったのですがなかなかの優れものです。
リフレクタの穴にパコッとハマります。もうお分かりかと思いますが。。。
こちらが素っ裸(失礼)のXP-Lさん。
こちらは樹脂パーツをはめたXP-Lさん。このパーツのお陰でXP-Lさんがリフレクターのセンターに配置されます。もしリフレクターがハマらないようでしたら取り付け位置がズレていることを組立中に見つけることが出来ます。また、リフレクターを確り基盤と接続するようです。
森のなかまはこれだけ大きなライトをもっていないので他社製品はわかりませんが、よく出来ているなぁと感心してしまいました。
ちょっと前後しますがガラスも分厚いです。とても綺麗なパーツです。
ねっ♪
ベゼルがねじ込み式ですがブッといOリングにリフレクタを確り支える樹脂パーツによりきちんと締めておけばガラスが脱落するなどといった間抜けな事は無さそうです。
Moonlight:0.5Lumens(80Days), Low:15Lumens(93H), Mid:139Lumens(14H)m High:550Lumens(150M), Turbo:1150Lumenz(56M)
配光例です。やや強めのスポットをもちます。薄くはない濃いめの周辺光もありますので遠方はもちろん幅広く使える配光だと思います。
森のなかまはキャンドル立てでのMidで毎日延々つかっています。殆どあつくなりません。Highからはそこそこ熱をもちます。Turboの明るさは圧巻ですが、それなりに熱くなります。
ITC(Intelligent Temperature Control) という機構があるそうで熱センサーによる制御を行うようです。High, Turboでの長時間連続点灯はしていないので今のところITCによる減光は体験していません。
こちらは
LEE Filter(#152 PALE GOLD)を入れてNWっぽくした配光例です。
改めて
メーカのページをみましたがFireflyがMoonlightという表記に変わりつつあるようです(一部Fireflyも併用しています)。「蛍」を見たことが無い人でも「月あかり」ならイメージし易いのかもしれませんね。
森のなかまはリフレクターとOリングの間にフィルターを入れてみました。
さて、随分後になりましたが。。「UI(User Interface)」について書いてみたいと思います。
TN4Aを手にしてから数分いじって「おぉ。。」と思ったのは明るさでも、コストパフォーマンスでもなくUIでありました。
UIについては使う人、用途によって様々な意見があるかと思います。万人が納得するような正解はないのかと思います。あくまでも森のなかまの個人的な考えとして見て頂ければと思います。
でも、同じような好みを持つ方には喜んで頂けるものかと思います。森のなかまがTN4Aについて一番書きたかった事であります。ちょっと風呂敷を広げ過ぎたかな(笑)。。
操作はこのスイッチ一つで行います。点灯中は微かに青く光ります。パイロットランプというやつですね。電池が切れそうになると赤。もうダメ。。。となると赤が点滅します。
ちなみにMoonlightモードではスイッチのランプは点灯しません。。
さすがです!
必要ない方からは色々言われるFirefly, MoonlightモードですがTHRUNITEさんはきちっとした哲学があって搭載している事をあらためて感じさせてくれます。
眩し過ぎるパイロットランプやパネルを搭載する家電製品が多く「
こんな商品」が出回る時代にも関わらずTN4Aの青いパイロットランプは暗闇でも眩しくない僅かな明るさです。
しかし、Moonlightモードを使うときはTN4Aはストイックなランプさえも消灯します。
「ただでさえ点灯しているかどうか分からないFireflyなのにパイロットランプが無ければ誤点灯で電池消耗しちゃうじゃないか!」
おっしゃる通り。。しかし微弱なパイロットランプさえも邪魔になるような時に使うのがMoonlightモードです。誤点灯はヘッドを緩めればロックアウトできます。
要は「何を優先させるか」かと思います。好き嫌いはありますが森のなかまは、この仕様が気に入っています。
イメージ写真が出てきました。そろそろ終盤です(笑)
つい「力」が入ってしまいました(笑)さて肝心の操作方法ですが。。メーカ操作方法を引用しますと。。
ボディ部のプッシュボタンで操作します。
プッシュボタンを押すと点灯します、 再度押すと消灯します。
Low、Mid、High(メモリー機能搭載!消灯時の明るさで、再点灯可能です)+Moon+Turboモード+Strobe
1)点灯時に、プッシュボタン長押しでLow→Mid→Highの点灯切替ができます。
2)消灯時に、プッシュボタン長押しで、Moonモードになります。
プッシュボタンを素早くダブル・クリックするとTurboモードになります、再度プッシュボタンを素早くダブル・クリックするとStrobeモードになります。
となります。「力」を入れている割には拍子抜けするような手の抜きようです(笑)
後発ながらもお手頃価格だけではない確固たる哲学のあるところが好きになりつつあります。
操作出来るのは上に挙げた事のみです。しかし、これだけでは読み取れない事もあります。
■長押しによる調光は常にLowから始まります
たとえMidでも調光を始めると一旦「Low」になります。
Highにするまでに必ずLow, Mid, Highと待たなければなりませ。まどろっこしいですがメモリが効きますので一旦Highを選択してしまえば次回からは1クリックでHigh点灯できます。
勿論「Low」の時には「Low, Low, Mid, High」のような間抜けな事はありません。
■Moonlightモードから調光する事ができます
不要な方は消灯時からの長押しをしなければMoonlightモードを見る事はありません。
必要な方は消灯時から長押しすれば必ずMoonlighからスタートできます。
そして、一旦スイッチから手を離し再び長押しをするとLowから調光する事ができます。
MoonlightモードはMid, Highと切り離す事で効果を発揮すると森のなかまは考えているので操作はとても理にかなったものだと思います。
また、前回どの明るさで消灯したのか分からないけれど確実に
暗順応を保ちたい時。一時的にでもHighによる電池消耗を押さえたい時に頼れるUIであります。
最後もトントゥまみれです(笑)
ダブルクリックでTurbo。1クリックで常用の明るさ。Moonlightスタートで暗順応優先。
調光はクイックではありませんが、多くの方の要望を叶えつつMoonlightの存在意義はびた一文譲らないTHRUNITEにピッタリのUIだと思います。
たった、これだけの事ですが森のなかまがTN4Aを気に入った理由はここにあります。
好きになるのに理由は必要ありませんが、好きになった理由を考えてみるのも楽しいことであります。
玄関に「ドン」と置いておきたいライトの一つであります。
それでは!
P.S.
Googleで調べると既に多くの方のレビューが出ていました。既にご覧になっている方が殆どかと思います。
「
スルーナイト(ThruNite) TN4Aレビュー」トップは「
モモンハン日記」さん
「
ThruNite TN4A / CREE XP-L V6」トップは「
roomX.jp」さん
「
4AA ThruNite TN4A XP-L V6 1150ルーメン」トップは「
LED懐中電灯 買物日記」さん
「
ThruNite TN4A」トップは「
タクティカルライトのある生活」さん
森のなかまはこの記事を書くまで。。「ちょっとだけ」とスクロールしては。。。ガマンガマン。。。とガマンしていました。今夜解禁であります(笑)