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何様のレストラン

食べ物に執着している人間の、食べ物中心のブログ。イラストレシピもあります。

みのる食堂の「ごろっと野菜と熟成ベーコンのことこと煮」を作りました

2015-11-04 22:04:39 | 作ってみた
銀座三越にある、「みのる食堂」に行ってきました。
JA全農が運営する「みのる食堂」と、「みのりカフェ」(銀座三越の同じフロアにあります)では、
旬の国産食材を活かしたメニューが食べられます。

みのるのごちそうコースを食べましたが、このコースときたら。
野菜を使った総菜3種、2種類のソースで食べるバーニャカウダ、ミニポトフ、
鉄板トンテキ、お釜で炊いた白飯、味噌汁、漬物と、
これだけ盛り沢山で、2214円です。
夜に行っても、席料はかかりません。
銀座でこのお値段は、かなりお値打ちだと思うのですよ、奥さん。
お酒を飲まない、だが食べる!人たちと会食する時におすすめです。

このコースのミニポトフが美味しいんです!
スープが絶品なのですが、何でだしを取っているのか、さっぱり分かりません。
そもそもそんなに鋭い味覚を持っていないんで、味の分析は諦めていましたが

こんな本がありました。(∩´∀`)∩ワーイ
「みのりカフェ みのる食堂の食べごろ旬野菜レシピ」です!

「みのりカフェ」と「みのる食堂」の人気メニューをはじめ、
旬ごとの野菜を使ったお総菜が紹介されているこのレシピ本で
目的の料理を見つけました。

「ごろっと野菜と熟成ベーコンのことこと煮」、本の表紙にもなっています。
みのる食堂の人気No.3のメニューのようです。
コースを頼むと、これのミニバージョンがついてくるんですね。
それにしても、メニュー名が長いので、以下「ことこと煮」とします。

「ことこと煮」の味のベースになるのは
鶏ガラとベーコンをメインにして作る、ベーコンスープです。
ベーコンのブロックを惜しげもなく500gも使い、1~2時間かけて煮出します。

「ことこと煮」の具にも、ベーコンを使います。
だしに使ったベーコンが、カッスカスになることを考えると
具になるベーコンは、改めて用意しなければならないでしょう。
…。
すみません、だしに使ったベーコンの末路を思うと
ちょっと本の通りのレシピで作るのはキツイです。
お財布が痛いだけではないです。

自分流にアレンジして取ったスープの材料が、こちらです。
手羽元…4本
煮干し…2匹(頭とワタを取る)
ねぎの青い所…1本分
にんにく…1かけ
しょうが…1かけ
こんぶ…5×15cmくらい
ベーコン…2枚
牛脂…1かけ
黒粒コショウ…10粒
塩…小さじ1/2
水…1400ml

手羽元を軽く湯通ししてから、すべての材料と一緒に1時間ほど煮ます。
本家に比べると、貧相な材料ですが
せめてていねいにアクを取り除いて、透明なスープを作りました。

このスープで、野菜を煮ていきます。
にんじん、たまねぎを入れて煮込み、柔らかくなったら
続いて、厚切りのベーコン、じゃがいもを入れて煮ます。
トマトは食べる直前に入れて軽く煮ます。
別ゆでしたブロッコリーは、煮込んでしまうと色が悪くなるので、後から加えます。


レシピにはない、かぶとれんこんも追加しました。野菜がごろごろしています。

さて、お味の方は…
スープの染み込んだ野菜がおいしいです。
スープの味も、具材のおいしさが染み出ていて、だしをとった直後とはだいぶ変わっています。
ほどよく煮込まれた厚切りベーコンの脂身が、角煮のような食感です。

多めに作って、翌日も食べる場合は、
ベーコンをスープに入れっぱなしにしておくと、味が抜けるので
お皿などに取り出してから保存すると良いと思います。

後日、市販の鶏ガラスープの素や、昆布だしを使って
「ことこと煮」の味を作れないものか試してみましたが、
程遠いものが出来上がりました…。
ベーコンをケチっていても、ちゃんと取ったスープは、段違いです。


「みのる食堂」のバーニャカウダは、
ディップ状のバーニャカウダソースと
麦みそを使ったソースと、2種類の味が楽しめます。
バーニャカウダソースがすんごくおいしくて、これまた何の材料でできているのか分からないのですが、
「みのりカフェ みのる食堂の食べごろ旬野菜レシピ」には、残念ながら
味噌味のソースのレシピしか載っていませんでした。
ちぇっ。
味噌ソース味だけでも、こんど試します。

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