Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

ショック!

2005年07月25日 23時47分43秒 | Weblog
今日は私の尊敬する方の訃報に接し、ショックを受けています。
仕事中にこのニュースを知ったのですが、つい「まぢで!」と叫んでしまいました。

杉浦日向子さんといえば、一般に「コメディーお江戸でござる」のレギュラーとして、江戸を案内する方というイメージが強いのですが、私の中では「蕎麦好き」のイメージが強いです。

で、この方のもう一つ強い印象としては「ご隠居」
1993年に漫画家を引退して隠居となったんです。まだ34,5歳の若さです。
この方に出会ってから、自分の生き方を再考してみようと、それくらい考えさせられた尊敬する方です。
荒俣宏氏の元奥さんでもあるんですよね。
「美女と野獣」と言われていたようですが、博学な夫婦の家庭とは如何に。

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もっとソバ屋で憩う―きっと満足123店

新潮社

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この本、これを読むと私の中には様々なイメージが浮かんでは消えていきます。
「そば天国」にたゆたう自分。。。なんのこっちゃ

東京は食事処もそうですが、昔の面影を残すところがあちこちに見られて、歩いているだけでも楽しくなります。
仕事が嫌になったときは歩くといいみたいです。


話がそれました。
そもそも、私は蕎麦好きなのですがこれは当たり前の話でもあります。
というのも、私の祖父が蕎麦職人だからです(とは言っても蕎麦屋さんではありません)
祖父は蕎麦を打っていました。
一時は給食のために卸していたこともあるようです。
祖父の思い出といえば、大晦日のために年越し蕎麦を作るということが思い浮かびます。母もよく鹿児島まで帰って手伝いをしていました。
そんな祖父の蕎麦はつなぎが少なく蕎麦本来の香りのする、そんなおいしいおそばです。
だからこそ蕎麦好きになるのは当たり前の話なわけです。
そばがきなども大好きです。

逆にこちらに来てからはあまりそばを食べません。
おいしいそばは高いからです。
うまくて安い蕎麦がもっとたくさんあるといいなぁ。。。

そばで好きなのはもちろん、もりやざるだったりしますが、「鴨南蛮」も好き。
あとは、かしわそば。鶏肉大好きなんで。
おいしいそばだしで作られたカレーを利用したカレー南蛮もいいですねぇ。
カレー好きだから。


悲しい話を紛らわせるために、延々と蕎麦の話をしてしまいました