夜もすが(可)ら 物
お(於)も(毛)ふころ(路)は(者) あ
け(希)やらで(天) ねやの(能)
ひまさ(佐)へ(遍) つれ(連)な(奈)か(可)り(利)
け(介)り(里)
一晩中もの思いに沈んでいるこのごろは、夜がなかなか明けきれないで、つれない人ばかりか、寝室の隙間までがつれなく思われるのだった。
作者は俊恵法師(しゅんえほうし)
千載集 恋二 766
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 浮草 二号 コリンスキー 一休園
墨 松花 呉竹
お(於)も(毛)ふころ(路)は(者) あ
け(希)やらで(天) ねやの(能)
ひまさ(佐)へ(遍) つれ(連)な(奈)か(可)り(利)
け(介)り(里)
一晩中もの思いに沈んでいるこのごろは、夜がなかなか明けきれないで、つれない人ばかりか、寝室の隙間までがつれなく思われるのだった。
作者は俊恵法師(しゅんえほうし)
千載集 恋二 766
紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美
筆 浮草 二号 コリンスキー 一休園
墨 松花 呉竹