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すこっとへんだーそん

2009-06-21 14:24:10 | Weblog
なんか久しぶりにスコットヘンダーソンのギターが聴きたくなったので、
トライバルテックのリアリティチェックというアルバムをそふつでかけました。
ジャンルとしてはフュージョンといえばそうなんですけど、
よくあるフュージョンのように単なるBGMにおちいらない主張のある複雑な曲に
うますぎる&あつい演奏でとてもいーとおもいます。

曲のタイトルもなんと言うか面白いです。
例えば一曲目がジャズの有名すぎるスタンダードナンバー
「stella by starlight(邦題は星影のステラ)」、
その次の曲が
「stella by infra-red high particle neutron beam」。
直訳だと赤外線高微分中性子ビームのステラです。
なんだかわからないけどとても良くない光を浴びたステラであることは伝わってきます。

ついでに同じくトライバルテックのロケットサイエンスも聴いてみました。
これも曲はもちろん、ライナーもおもしろいです。
どのミュージシャンも大体ライナーに自分の使っているギターメーカー等を書いているんですが、
このトライバルテックはそれが尋常じゃなく多いのです。
あまりの多さに気になって読んで見ると、
最初はセイモアダンカンやダダリオなどおなじみの名前が出てくるのですが、
途中からスコット・ヘンダーソンは、
エプソンのステイルス760プリンター、AT&Tの電話、
サンヨーのトースティー+トースター、JCペニーの80423007ドライヤーとかが、
ベースのゲイリーウイリスはキャノンデールのジキル3000SX、
ディアドラのジャラペノMTBシューズ、キップリングのコンピューターバッグとかが、
キーボードのスコットキンゼイはソニーのテレビやCDプレイヤー、
ベティクッカーのインドアグリルなどがかいてあります。
それはぜんぜんおんがくとかんけいない日用品だよ・・・。
おまえたちなんかメーカーから貢物もらおうとしてるだろ・・・。
その中でいちばんびびったのは他の人は10行以上書いてあるのに、
ドラムのカークコーヴィントンだけが
「DRUMS」
の一言ですまされていたことです・・・。

んでその裏にはスコットヘンダーソンとゲイリーウイリスの
ギター&ベースの弦についての会話が書いてあります。
超適当&抜粋して訳すと、
スコット「おれダダリオの弦使っているのに広告にだしてくれたことない。GHSにかけようかと」
ゲイリー「おれGHSの弦だけど、10年前から広告でてる。」
ここでスコットがおこったらしく、
スコット 「すべてのギターの弦は同じ工場で作られてる。
オレがダダリオを選んだのはパッケージの名前がかわいいから。
GHSは名前がくそ。GHSの意味もわからんし。」
などといいはじめ、終いには
スコット「ダダリオの弦つかうとアンプの音量が39パーセント上がる。」
といったところで、ゲイリーが
「GHSの弦は野菜をつるすのにも首をくくるのにも最適だ。」
といって話が終わります。もうダダリオは広告に出してあげなよ、
と思うこと間違いなしのおもしろすぎる会話です。
結果でたんでしょうか。気になります。

スコットヘンダーソン、マイルスディヴィスからお誘いを受けた人はやはり違いますよ。

只今のそふつ音楽「ロケットサイエンス」トライバルテック

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