兼業その2
ああ、元気にしておったか?
兼業についての話の続きじゃ。
今からそうじゃなあ、20年以上前、がりが大学生になったばかりのある日のことじゃ。
小さい時から歩いているいつもの道に、妙〜な違和感を感じたのじゃった。
なんじゃろうか、このおかしな感じは・・・。
見慣れたはずの風景、いつもの道、いつもの桜の樹、いつもの小料理屋、・・・小料理屋さん?
違和感の正体は小料理屋の入り口横に立っていたのぼりじゃった。
まぁ普通に考えれば小料理屋の入り口にのぼりが立っていても、それほど不自然じゃあない。
じゃが、そののぼりの上部には、どういうわけだか指圧をする親指の絵が描いてあったのじゃ・・・。
なぜこんな絵が、と思いそののぼりを読むと、マミーズハンド 足つぼマッサージ と描いてあったのじゃ。
入り口の張り紙には「当店二階客間で絶賛営業中」などと書いてあった記憶がするのじゃが、
そのあたりはもう昔の事なので鮮明には思い出せぬのじゃ・・・。
まーふつうに店名と場所から考えると小料理屋の女将さんが副業ではじめたのじゃろう。
しかしマッサージといっても色々あるじゃろうに、なぜによりによって衛生上問題のありそうな「足つぼ」を選んでしまったのじゃろうか。
まさか、まさかとは思うが足つぼマッサージをした後で小料理屋さんの仕込みをするのでは、
という疑念が拭えなかった事をいまも思い出すのじゃよ。
ああ、その後の話か・・・、みなさんの予想通りいつの間にかその小料理屋は無くなったよ。
がりと同じような疑念が頭によぎった人も多かったのかもしれぬな・・・。
マッサージも肩もみあたりにしておけば結果も違っていたのかもしれぬが、まぁそれも夢の話じゃな・・・。
その3につづくかもしれぬな・・・。
ああ、元気にしておったか?
兼業についての話の続きじゃ。
今からそうじゃなあ、20年以上前、がりが大学生になったばかりのある日のことじゃ。
小さい時から歩いているいつもの道に、妙〜な違和感を感じたのじゃった。
なんじゃろうか、このおかしな感じは・・・。
見慣れたはずの風景、いつもの道、いつもの桜の樹、いつもの小料理屋、・・・小料理屋さん?
違和感の正体は小料理屋の入り口横に立っていたのぼりじゃった。
まぁ普通に考えれば小料理屋の入り口にのぼりが立っていても、それほど不自然じゃあない。
じゃが、そののぼりの上部には、どういうわけだか指圧をする親指の絵が描いてあったのじゃ・・・。
なぜこんな絵が、と思いそののぼりを読むと、マミーズハンド 足つぼマッサージ と描いてあったのじゃ。
入り口の張り紙には「当店二階客間で絶賛営業中」などと書いてあった記憶がするのじゃが、
そのあたりはもう昔の事なので鮮明には思い出せぬのじゃ・・・。
まーふつうに店名と場所から考えると小料理屋の女将さんが副業ではじめたのじゃろう。
しかしマッサージといっても色々あるじゃろうに、なぜによりによって衛生上問題のありそうな「足つぼ」を選んでしまったのじゃろうか。
まさか、まさかとは思うが足つぼマッサージをした後で小料理屋さんの仕込みをするのでは、
という疑念が拭えなかった事をいまも思い出すのじゃよ。
ああ、その後の話か・・・、みなさんの予想通りいつの間にかその小料理屋は無くなったよ。
がりと同じような疑念が頭によぎった人も多かったのかもしれぬな・・・。
マッサージも肩もみあたりにしておけば結果も違っていたのかもしれぬが、まぁそれも夢の話じゃな・・・。
その3につづくかもしれぬな・・・。