coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

ネイルカンタービレ

2015-04-19 21:51:26 | 韓ドラ華ドラ


曇って、スッキリしない天気だった。
洗濯物も乾かないし・・・・
花粉は一段落とか言ってるけど、coconut的には最近の方が辛い。
GW明けくらいまではキツイかなぁ・・・・


フジテレビTWOでやっていた、「ネイルカンタービレ」が昨日(というか、今朝というか・・・)に終わった。
これは、言うまでもなく、日本の「のだめカンタービレ」の韓国版リメイクである。
以前、ブログで書いたけど、心配していたことが起きてしまったなあって感じ 
韓国版でリメイクされる日本のドラマは、ほとんど大コケしてるよね。

以下、完全に私見ですので、ご容赦を!!

日本のドラマをリメイクするにあたって、いろいろ韓国風にいじくるのが良くないんではないかと・・・・
あとは、なんというか、国民性・・・かな。
いいとか悪いとかじゃなくて、理解できないものがあるのかも。
逆もまた真なりで、韓国ドラマを日本でリメイクしたのも無理があるんじゃないかと。
一番のいい例が、「美男<イケメン>ですね」だったような・・・・
日本でリメイクしたら、ものすご~~いじめじめしたドラマになっちゃって、安っぽいメロドラマ風になっちゃって、演じていた俳優陣が可哀想になったくらいだもん。
「魔王」も、嵐の大野君と生田斗真だったら、もっと違う風にできなかったかと・・・・
こっちも、熱演していた分、可哀想だった。
唯一、成功というか、面白くできたのは、TOKIOの長瀬智也の「マイ・ボス マイ・ヒーロー」
でも、これは、モチーフは借りても、完全に別物になっていたから面白かったんじゃないかなあって思うんだよね。
今回の「ネイルカンタービレ」にしても、以前の「花より男子」や「イタズラなKiss」もだけど、なんか違う。
韓国版の「花男」や「イタKiss」を「失敗」などと言い切っちゃうと、思いっきりおしかりが来そうだけど、「花男」の道明寺にしても「イタKiss」の琴子にしても、一途に相手を思う。
己を殺して相手を思う ・・・己を殺すという意識すらないまま、とにかくひたすら、ひたむきに相手を思う・・・これに尽きると思うけど、韓国版の場合、基本的には相手を愛していても、「己」を出してしまうんだよね。
「そこで自分を出すかよ?」
って感じになってしまう。
これは違うでしょ~~!!っていうのが違和感になる。
「イタKiss」でいうと、その点、台湾バージョンはものすご~~く上手に作ってあった。
日本、韓国、台湾でいっても、完全に台湾版が大勝利だと思う。
とにかく、「一途」「ひたむき」というのが伝わってこない韓国版のリメイクは、やはり国民性の差じゃないかと思うんだよね。

今回の、「ネイルカンタービレ」にしても、細かいことを言うときりがないほどある。
最初のうちは、日本版に近い感じだったけど、回を追うごとに???って感じになってきた。
もちろん、完全に同じものを作れ!って言ってるんじゃないよ。
そうなんだけどさあ、そこを変えちゃダメでしょ!っていう一線があるじゃない。
韓国でも、「のだめカンタービレ」は人気だったらしいけど、のだめファンがやっぱ、リメイクを受け入れなかったんじゃないかって気がする。
当初、ネイル(のだめ)の部屋は確かに「ゴミ部屋」だった。
まあ、日本版ののだめの部屋の汚さを思ったら、生ぬるい(笑)汚さだったけど、それでも汚部屋だったんだけど、一回、ユジン(千秋)が掃除した後は、とてもキレイになっていた。
ネイル本人も、熱中し出すと食事も入浴もしなくなる・・・っていう感じが希薄だったし・・・
ネイルはユジンのことを最初は「センペ(先輩)」と呼んでるんだけど、かなり早い段階で「オラバン(お兄様って感じ??恋人なんかを呼ぶ呼び方)」になる。
それが、ネイルの心境の変化で「センペ」になり、最後はまた「オラバン」になる。
ユジンの飛行機恐怖症を治すために催眠術をやろうとするんだけど、ユジンの飛行機恐怖症が治ったら、自分をおいて留学しちゃうんじゃないかと思って、催眠術をかけるのをためらう。
のだめは千秋のことしか考えてないから、千秋のために尽くした結果、自分に害が及ぶとしてもためらわないけど、ネイルはユジンのことよりも、それによって自分とユジンに距離ができることを恐れる。
これはダメでしょう・・・・
それから、ネイルを好きになるユヌの存在。
これって日本版ではない役よね。
強いて言うなら、オーボエの黒木くんかな。
黒木君は、積極的にのだめに迫ったりはしなかったけど、ユヌはかなり強引だったよね。
しかも、天才的なチェロ奏者なんだけど、病気でひけなくなる・・・ってどうよ?そういう設定をする必要があったのかな・・・・
シュトレーゼマンも、竹中直人が濃すぎたっていうのはあるだろうけど、ペク・ユンシクのシュトレーゼマンはテンション低すぎ。
ネイルのシム・ウンギョンちゃんも、熱演だったかもしれないけど、メリハリがないというか、見ようによっては知的な部分で若干障害のある子のような感じになっていた。
それは、後に行けば行くほど強くなっていて、すんごく気になった。
日本の「のだめカンタービレ」は11話で完結したけど、「ネイルカンタービレ」は21話まであったのに、内容的に日本の方が濃かった気がするのは何故だろう??
21話もあったのに・・・というか、21話もあったからこそなのか、的が絞り切れていなくて、余計な部分が多すぎたんじゃないかと思うんだよね。
峰くんはじめ、ライジングスターとの絆とか、肝心な部分がぼやけていた。
「のだめカンタービレ」が好きすぎて、辛口なのかもしれないけど、申し訳ないけど、韓国版はcoconut的には残念な出来だった。 
おんなじものにするのはプライドが許さないのかもしれないけど、中途半端に変えて、中途半端になぞるのならば、批判覚悟で全く同じものにするとか、モチーフだけもらって、全く違うものにするとかしないと、リメイクは面白くなくなるような気がするんだよね。 
韓ドラ大好きなので、そういった「残念」が減るように心から祈ってます。

                   


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