coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

どこまで広がる?

2005-11-30 10:15:34 | 雑感
昨日の午後は、NHKの「衆議院国土交通委員会」の中継を、結局、最初から最後まで見てしまった
途中、帰ってきた電車男も、着替えもせず、テレビの前に座り込み、一緒になって見ていた。
当該マンションに住んでいらっしゃる方の絶望はもちろんのこと、ここ10年くらいに建てられたマンションに住んでいらっしゃる方々には、自分の住んでいるところが、果たして安全なのか?不安でたまらない日々だと思う。
かくいうcoconutの住んでいるトコだって、お手軽手抜き建築の粋を集めているような感じだし、大きな地震があったら真っ先に倒壊するんじゃないか?と心配してる
だから、こっちも人ごとではないんだけど、この「国土交通委員会」は面白かった。
いや、面白かったという言い方は語弊があるなあ・・
もう、テレビなんかでさんざん言われていることだけど、全員が「己が保身」に走っちゃってて、住民の気持ちになってる人なんか、一人もいなかった。
ここんとこ、露出しまくってる「ヒューザーの小嶋」なんちゅ~のは、もう飽き飽きしてきたあの「口調」で、まくしたてる、まくしたてる!
「私のこの顔が、悪人に見えますか?」
とか、どっかで大声で言っていたけど、もう、大声で言います。
あなたの顔は、悪人顔です!
時代劇に出てくる、悪代官そのものの顔じゃな~い!!
昔は、まがい物のロレックスを売っていたとか、すぐ壊れるような綿菓子機を売っていたとか、経済誌のインタビューで自分で言っていたらしいじゃん。
そんな、詐欺まがいの商法をしていた人の売っていたマンションなんだから、説得力ないっしょ
しかも、委員会の席で、イーホームズの藤田社長を恫喝したり、ヤクザもん丸出しである
そんな二人が隣り合った席で、電車男なんぞも、
「殴り合いにならんのかね~?」
とか、言っていたけど、小嶋もそこまでバカじゃないっしょ。
とにかく、言ってることがころころ変わるし、「住民のため」といいつつ、結局は、自分の会社が倒れたら、困るのは住民なんだぞ!と、いわば「住民を人質」にしたような感じで、公的資金をなんとか自分の会社に投入させようとしている。
自分は、久が原の豪邸に住んでいて、まず、自分の金を切り崩して、少しでも住民に還元しようとは全く考えていない。
こんなヤツからマンションを買ってしまった住民は、泣くに泣けない気持ちだろうが、マンションを買うときに、まさか「社長の人柄」まで考慮して買う人はいないんだから、マンション住民は、全く非のない完全な被害者であろう。
木村建設の元東京支店長だって、不透明な金の受け渡しは認めたものの、リベートではないと言い張っている。
昨日の委員会は、ちょっとした見物ではあったが、こんな茶番を、茶番のまま終わらせてはいけないよ
国会議員さんも、こういったことを絶対に許さない強い決意で、今回のことは、責任を取るべき人間には、きっちり詰め腹切らせる覚悟でやってほしい。
前にも言ったけど、こういった「手抜き建築」や「違法建築」が横行しているのを見るにつけ、生活を切りつめてまで家を買うのが恐ろしくなる。
って、うちの今の状況じゃ、家を買うなんて、夢のまた夢なんだけどね~
こうなった原因の一旦は、本来、行政がやるべき建築確認業務を、営利に走る民間に委託したからだという意見を言った人がいたけど、実際、行政でもチェックしきれていなかったわけだし、近い将来にやってくると言われている大地震があったときに、結局は自分自身の首を絞めていたってことになるわけだから、そうとばかりは言えないっしょ・・と、coconutは思う。
渦中の姉歯は、
「怖くて外出できない。」
と言う理由で欠席だったが、自分自身の身の上の心配よりも、「怖くて家にいられない」住民の気持ちを考えたら、欠席なんかできないっしょ。
まあ、もう、すでに、かなり精神を病んでいる状況になっているのかもしれないけどね。
この騒動、日を追う毎に、危険な建築物の数が増えているけど、いったい、どこまで広がっていくのだろうか・・・
       

平和のありがたさ

2005-11-29 14:28:08 | 雑感
諸般の事情により、今日で仕事を一旦辞めることになった。
昨日の前半の天気予報では、まとまった雨になるという話だったので憂慮していたが、実際には、風は強かったが、暖かかったので、仕事はしやすかった
この時期、本当に何日か、「魔の日」があるのだが、今日はその日のようである
道路に、自分の一生を全うした銀杏やら何やらの葉が、雨のように降り注ぎ、アスファルトの色が見えないほどの、黄色い絨毯となっているのである
商店の前なんぞは、毎日掃き清められているはずだから、昨夜、一晩のうちに降り積もった葉っぱなんだと思うけど、うんざりするような量であり、掃除する人の気持ちを思うと、胸が痛くなった
coconutの仕事は、無人店舗の「保守管理」なのであるが、汚きゃ、当然掃除もその仕事に含まれているわけで、銀杏並木沿いの店舗なんぞは、この時期、頭の痛い問題であったりするのであった。
そんな思いも今日まで・・・と考えたら、ちょっと感慨深いものがあった。
その後、社長との話し合いもないままであるが、別件で電話を掛けてくれたYさんに、自分の心情を話してあるので、ちょっとスッキリしてはいる。
Yさんは、会社で一番信頼できる人であるので、あの人が話してくれて駄目だったら仕方ないか・・という気持ちでいる。
もちろん、経済的には、仕事がなくなるって言うのは大問題である
しかも、電車男の受験を控えたこの時期に、金銭的に逼迫するのは、本当に背筋も凍る(笑)気持ちになっている。
ただ、このまま本当の「無職」になってしまったら、igu-iguの丁稚として使ってもらうか、兄貴んとこのパシリになってもいいかなあと思うし(向こうの迷惑は、この際、無視!!・・・笑)本格的に、就職活動に走り回る覚悟も出来ている。

今日は、兄貴とcoconutの「愛玩する」韓国の人気俳優、ウォンビンくんの入隊の日でもあるらしい
これは、兄貴からの情報なんだけどね。
いろんな手を使って、兵役を免除されようとあがいてるスポーツ選手や芸能人のニュースを聞いていると、ビンくんの潔さは、母性本能をさらにくすぐってくれる。
しっかし、2年は確かに長いよなあ・・・・
兵役に関しては、いろいろ意見もあるだろうけど、今の日本の軟弱な世代を見ていると、「自衛隊体験入隊」くらいは義務づけたほうがいいんでは??と思っちゃうときもあるけどね・・・
日曜日、電車男の意に染まなかった学校の説明会で、校長、一つだけ、そ~だろうなあと思うことを言っていた。
「今の子供は、皆、中流以上の意識をもっていて、無理をしたがらない、目的意識がない、自分の人生における学校生活の位置づけの甘さがある、社会性が欠如してる。」
これは、電車男やぴかこを見ていても、確かにそうだなあと思った。
もちろん、ハングリー精神にあふれた子もいるだろうけど、そういった子は確かに少ないと思う
韓国の兵役に関しては、いろいろな歴史的な流れもあるし、融和の方向に行こうという意志はあるのだろうが、実際問題、南北の緊張など、近い将来廃止の方向に行くと言うことは有り得ないのだろう。
高校時代、同じ学校には、結構な人数の「韓国」もしくは「北朝鮮」の人がいた。
国籍の件や、入学の条件等、難しい事情はわからなかったが、実名、偽名を使ったそういった国の人が大勢いたのは事実である。
中でも一人、ものすごく目立った先輩がいた。
その人は、あの頃、唯一の男性ファッション雑誌だった「メンズクラブ」のモデルもしていたし、高校生だったというのに、当時25くらいの女性とつきあっていて、婚約をしたのだが、彼のほうが一方的に婚約破棄をして、相手の女性が自殺未遂をしたとか、年齢以上に子供だったcoconutには、刺激的な噂に包まれた神秘の人であった。
1つ先輩なのだが、何らかの事情があって、実年齢は2歳上だという話だった。
今考えても、彼と私の接点がよくわからないのだが、2年生の時だったと思うが、彼は私のことを、何を考えたのか、
「これは、俺の妹だから、手を出すな。」
と、宣言したらしいのである。
いい迷惑な話である
「彼女」じゃなくて、「妹」なのである。
まあ、「彼女」だなんて宣言されたら、それこそ、大迷惑だったと思うけどね・・
彼は、korisuよろしく「影番」だったもんだから、ただでさえもてなかったcoconutに言い寄ってくる人は皆無になってしまった
高校時代は、本当に真面目だったので、授業をさぼったりしたことはなかったのだが、彼の「配下」が教室の中を「匍匐前進」してきて、
「Kさんが映画観に行こうよ~と言ってます。」
とか、
「Kさんが、喫茶店で待っています。」
とか言うことが、何回かあった
「じゅ・・授業中ですよ・・・
と、断ったが、何回かはつきあわされた記憶がある。
どうやって授業中の教室から脱出したのかは、どう考えても思い出せない
まさか、彼らと一緒に、匍匐前進して行ったとは思えないけどね・・
断っておくけど、彼は私のことを「女」とは全く見ていなかった。
今流行の「韓流」のはしり(笑)で、とてもいい男だったと思うし、あの年齢では有り得ないほどのフェミニストで、私に対しては優しい人だったけど、周りの人は「怖い」とか「得体の知れない人」とか言っていた。
女と思っていないから、つきあってる女性の話をしたり、だらけてる姿を見せたりしていた。
「お前といるのは、とってもいい息抜きになる。」
と言われて、ざけんなよ~!と思ったこともある。
だから、弱音を吐いたり、愚痴を言ったりもしていたんだけど、高校の卒業時期が近づくにつれて、彼の愚痴は、兵役への恐怖になっていったんだよね。
韓国では未だに兵役があるというのは、そのときに始めて知ったことであった。
大学に現役で合格しないと、兵役に取られてしまうらしく(その辺は、親との約束事だったようだが、詳しい事情はわからない)その恐怖から、自暴自棄になっていたようである。
「行かなきゃいいのに・・・」
何も知らない私は、そのときにそう言ったような気がする。
「行きたくないよ。行きたくない。日本にいたいんだよ。」
彼は、微笑みながらそう言った。
その後、彼が大学に現役合格したのか、実際に兵役に取られたのか、そのへんはわからない。
今回、ビンくんが実際に入隊するという話を聞いて、記憶の底にあった彼のことを思い出してしまった。
当時の私には、兵役に取られるということがどういうことなのか、全然理解していなかったが、今となったら、そのときの彼の気持ちが、少しは理解できる気がする。
全く、甲斐性のない「妹」であった
サマワを始め、いろいろな危険地域で実際に活動してる自衛隊員の皆さんもいるけれど、ほとんどの日本人は、平和を当たり前のこととしてありがたみもなく過ごしている。
でも、こうして安全に生活できる、平和に生活できるありがたみを、少し真剣に考えて生きていきたいと思う。
特に最近は、治安の悪化が著しいよね。
これ以上、一人歩きが危険な国にならないよう、祈るしかないcoconutであった。
       

昨日のワタシ

2005-11-28 09:36:21 | 趣味と生活
昨日もなんやかんやばたばたしていた。
某高校の説明会が、午後1時からあったのだが、先週の日曜日、塾のSに呼び出されて、午前中、電車男は急遽模試を受けることになった
模試が終わるのが11時50分なので、なるべく説明会に行く学校に近い会場を選んだのだが、それでも電車で駅7つも先である
12時ちょっと前に模試の会場のある駅で待ち合わせをし、マック(関西系、マクド・・笑)でお昼をさっさと済ませ、説明会のある学校に向かった。
電車男、昨日の学校に関しては、今まで以上に乗り気ではなく、もう、嫌々といった感じでそこに向かった。
まあ、嫌がってる理由はわかっていた
今、その学校は、新校舎の建設中で、来年の7月に新校舎が落成する。
その関係でだと思うけど、ここ数年、偏差値が、右肩下がりであった。
やっぱ、校舎改築中の学校に子供を通わせるのは、親としても考えるトコがあり、新校舎改築に関する「寄付金」とか、下世話なことも心配になるので、敬遠されていたのだろうか
coconut自身も、それについては心配していたので、何度も口に出してしまっていた。
だから、coconutの不安=電車男の学校に対する不信になったのだと思う。
新校舎の落成は来年の7月なので、2学期からは新しい校舎で生活できるのだが、それから、現在使用中の校舎の取り壊し等が始まるので、実質、高校生活をしている間中は「工事中」の学校で暮らさなきゃならなくなるわけで、やっぱ、その辺はネックになるなあとは思った。
肝心の学校説明会も、校長がなんとも説明しがたい人で、coconut的には、好き嫌いで言うと、嫌い方向にベクトルの向いてしまうような感じの人であった。
隣の電車男も、明らかに嫌そうな態度で座っており、周りを見渡したら、親子で寝ていた人もいた(爆)
その後、在校生による、学校説明があり、学祭委員長という子がまず出てきた。
今までの学校でも、在校生による説明もあったのだが、「真面目」「堅実」「いい子の見本」みたいな子が出てきたのだが、昨日の場合、ちょっと毛色が変わってる感じの子が出てきた。
もろに「今風の子」で、女の子からももてそうな感じの子であった。
話し方も、所謂「優等生的な話し方」ではなく、校長なんか出ないで、最初からこの子に喋らせたほうが良かったのではないかと思われた(笑)
終わったときには、校長の時にはなかった拍手喝采
その後、部活の統括委員長という子が出てきたのだけど、この子こそ、いいのか?と思わせるくらいの子であった(笑)
背も高く、ウエンツ瑛二がもっと整ったような、なまじのジャニーズ真っ青なくらいのイケメンで、その子は演壇に肘をつき、今どきの子の喋り方(言語不明瞭で、語尾を延ばす・・笑)で、部活の現状を話し出した。
その子、とってもいい顔立ちをしているのだが、coconutには理解不能な髪型をしていた。
襟足を長く伸ばし、頭頂部を短く切ってツンツン立ててある、coconut年代の人間なら知ってるであろう、「レイジーのポッキー」の髪型だったのである(これ、昨日、みんなに話したら、全員理解して爆笑もんだった
終わったあとには、またまた拍手喝采
最後は、アメフト部が、舞台上で「小芝居」のようなことをやって笑いをとり、生徒の出番は終わった。
その後、国、数、英の先生による入試問題の傾向と解説があったのだが、これがまたまた校長の流れを汲んで面白くないし、意味不明。
ど~して、こんな先生方で、あんなユニークな子供が育つのだろうか、疑問に思った。
どっちにしても、電車男は、この学校には興味が持てなかったらしく、終わった途端、
「帰る。」
と言って、どこぞの模型屋に行ってしまった

3時からは、去年のP仲間による「ボージョレーの集い」があったもんだから、coconutも早く帰りたかったのだが、予定時間を30分オーバーしていたので、焦って家に帰った
一旦、家に帰って、着替えてからigu-igu家に行ったのだが、その時点ではみんな集まっており、久々に会った大会長やさとちゃん、しょむいっちゃんなど、うるうるものであった
seraphimの兄貴には、
「coconut、学校訪問モードの化粧じゃない
と、からかわれてしまった
またまた、統一性のない他愛のない話で盛り上がった。
しょむいっちゃん曰く、掌をあわせて指を組んだときに、下になったほうの指が右なら右脳、左なら左脳からインプットし、腕を組んだときに、やはり下になったほうの腕が右なら右脳、左なら左脳からアウトプットしているのだそうである。
coconutの場合、インプットもアウトプットも左脳からであったが、ということは、coconutの右脳は「開店休業状態」なのであろうか・・
coconutも、ぴかこに関する話を披露した。
「これ、ブログのネタに取っておきたかったんだけどなあ・・」
というと、
「ここで喋って、ブログにも書けばいいじゃん!」
と言われたので、ついつい喋ってしまった(笑)
「おかあさん、How is your mother?って、どういう意味?」
と聞かれたcoconut。
こういう聞かれ方をした時って困るんだよね。
なるべく、自分で考えて、自分で答えを導き出してもらいたいと思うじゃない?
で、coconutはこう答えた。
「じゃあさあ、How are you?ってどういう意味?」
結局、youがyour motherになってるから、areがisになってるわけだから、そこから説明すればいいかなと思ったわけである。
ちょっと考えていたぴかこ
「I'm fine, thank you.」
・・・・・・・・・・
それは「意味」か!!ちゅ~ねん
もう、どこをどう説明したらいいのかわからなくなったという話をした。
まあ、当たり前だろうが、皆の爆笑を誘ってしまった。
その他、来年度の役員選出で、coconut危うし!!の話や、SMAPの話、兄貴の大好きなKOJIくんの話、音楽の話、いろんな話で盛り上がった
最後のほうは、igu-iguの旦那、しょむいっちゃんの旦那、副会長A(血液型)の旦那も加わって、歌あり笑いありで、時間の経つのを忘れてしまった。
ビール一辺倒のcoconutなのだが、昨日はビールは1本しか開けず、ひたすらワインであった。
igu-igu家、魔法のように、次から次からワインが出てきた。
全員で、6,7本のワインを開けたのではないか??
korisuと副会長A(血液型)は、途中から缶酎ハイになったし、昨日も、結構な酒税を納税してしまったようである(笑)
昨日もバタバタしてしまったが、とても楽しかった。
酔っぱらいのcoconut、片付けもしないで帰ってきてしまったことに、今朝になって気がついた
ごめんよ~~igu-igu!!
次回は、受験が終了したあとにcoconut家で、是非やりましょね~
こ~ゆ~楽しみがあるから生きていけるんだわ~(笑)
       

もう一つの越後屋騒動

2005-11-27 10:26:58 | 学校
12日の土曜日、子供たちの中学校で、来期の役員を選ぶ話し合いがクラス毎に行われた。
うちの学校の場合、各クラスから数名の役員候補を出し、12月の最初の土曜日に行われる互選会で役員を選出する流れになる。
この、役員を選ぶ話し合いは、やはり重苦しい雰囲気になるのだが、去年あたりから、ばっくれたヤツがおいしい思いをするようなやり方は不公平だという雰囲気になり(っちゅ~か、電車男の学年の保護者、過激な人が結構多いってことなんだけどさ~・・)現役員は、ほとんどが、クラスの話し合いもばっくれ、互選会すらばっくれた人間が選ばれてしまっている
おかげで、溜飲が下がった人間が多いのは事実だけど、実際問題、会長をやってるKちゃんは物凄く苦労しており、選ばれた人間(7役中、4人が、ばっくれ組)は未だに文句たらたらの様子で、その上、役員=神だとでも思っているかのような、傍若無人な態度で、今期のPTA運営は、Kちゃんの奮闘虚しく、うまくいっているとはお世辞にも言えないような状況になっている
その上、今年の4月に赴任された校長先生の急逝により、9月から新しく来た校長は、教育委員会、学校評議員の顔色ばかり見ているような校長で、二言目には、前任地の某区を引き合いに出し、
「某区では、こんなやり方はしない。」
「某区では、こうだった。」
と、某区、某区、を繰り返すもんだから、少しでも学校関係の活動をしている保護者には、すこぶる評判が悪く、先生方も、口には出して言わないけど(まあ、指導者同志は、口に出して言っちゃうけど・・・)反感を持たれているようである。
そんな状態で、PTA役員なんぞやりたいはずもない
まあ、そんな状態じゃなくたっけ、PTA役員なんぞ、御免被りたいんだけどね~
で、その12日の話し合い、coconutは電車男と一緒に高校の説明会に参加したもんだから、やむを得ぬ事情で欠席してしまった
去年あたりから、休んだ人は集中砲火にあうって感じを引きずっていて、新入生の保護者といえども、古くからいる保護者と繋がりがある人も多いわけだから、本当は欠席したくなかったが、受験に関しては、人様からすれば半世紀も出遅れた電車男の場合、学校説明会の参加は急務であり、どう考えても、優先事項は学校説明会だったから、そっちに参加したわけである。
うちの学校の場合、免除規定があるのだが、これも「考慮します」程度で、完全なる免除ではない。
それは、
・世帯主で、生計を担っている。
・未就学児がいる。
・役員経験者である。
・一子一役員を経験している。
・自宅に、要介護の人間がいる。
である。
coconutの場合、仕事はしているが、生計を担っているわけではない。
未就学児はいない
小学校では二度も役員をやっているが、中学校ではやっていない。
しかもこれは、ばれてしまうと(笑)「あの人、役員経験してるから、中学校でもできるわ!」と思われる諸刃の剣になっちゃうわけだから、公にしたくない
電車男の学年では今、学年委員はしているが、1年生のぴかこのほうで、役員を経験しているわけもなく、これにも当てはまらない。
どっちの両親とも同居はしていないし、喘息ありとはいえ、今のところ健康な子供たちも、体脂肪過多の旦那も、介護の必要はない
というわけで、免除規定にも当てはまらなかった。
一抹の不安はありながらも、まあ、1年生の親なんて、免除規定に当てはまる人間のほうがどう考えても少ないのだから大丈夫かなあとも思いながらいたわけだが、見事にご当選の憂き目にあった。
唖然、呆然、愕然であった
coconut、好きではないながら、自分のやれる範囲で今までも、一所懸命学校のことに関わり合ってきたつもりである。
引っ越したばかりのぴかこが卒業した小学校でも、右も左もわからない中、PTA役員もやってきた(「お笑い担当」で、たいした仕事はやらなかったが・・・
だから、何が何でもやりたくない!逃げたい!!学校のことなんかあっかんべ~!!ってつもりは全くない。
でもね、今年度は、本当に本当にやりたくないのよ・・・・
その理由の一つは、あの校長の下でやりたくないっちゅ~のと、今年度の流れを見てると、その続きを引き受けたくないのである。
まあ、結局は、誰かしらが引き受けなきゃならないんだから、自分だけよければいいのか?って言われそうだけど、申し訳ないけど、今年度は勘弁して欲しい
互選会のある12月3日も、学校説明会があり、できることならそっちに行きたいのだが、今度こそ、そんなことをしたらど~なっちゃうかわからん。
そんな中、今、小学校のPTA会長をしているseraphimの兄貴から、仰天情報が入ってきた。
「今日、中学校の選管さんと話したんだけど、coconutちゃん、あんた、射程距離に入ってるらしいよ。」
どっひゃぁぁ~~~!!
じょ・・・・冗談じゃないよぉ~~!!
「射程距離」って、ど~ゆ~意味だよぉ??
しかも、本人不在の場所で、誰が来期のPTA役員人事を話し合ってるんだよ?
これっておかしすぎないか??
今、PTA会長をやってるKちゃんも、互選会の中で、トンデモナイ面子が揃ってしまい、会長をやるならKちゃんしかいないよねって話で、頭を下げられて引き受けたって話を、小学校の周年行事の時に本人から聞いていて、
「そんなひどいことがあるの?」
って憤慨したんだけど、まさか同じようなことが自分の身にふりかかるなんて思っても見なかったよ・・・
これだって、立派な「越後屋と悪代官の談合」じゃんよ~~!!
選管委員長や選管さんには恨み辛みはなかったけど、その話を聞いて、選管、ざけんなよ~!と思ったcoconutである。
ますます12月3日は、休むわけにはいかなくなった。
互選会には、副校長も出席するみたいだけど、彼だって
「coconutさんなら出来ますよ~!」
と言いかねないお調子者であるから、ますます油断がならない。
というわけで、どんよりした気持ちのまま、今週を過ごすことになりそうです。
今日はこれから、またまた某高校の学校説明会に行き、その後はigu-igu邸で、マダムの集いがあります。
こうして、卒業したあとも、なにくれとなく相談に乗ったり、集まって騒いだり出来る仲間を得たPTA活動っていうのは、楽しいこともあるって言うのは重々承知しています。
でも、気の合わない人たちと我慢の一年を過ごす事になる可能性もあるってこともよくわかってる。
これって、本当に博打のようなもんなんだよね~。
今日の飲み会は楽しみにしているんだけど、そこで暴れないように、もう2週間も酒抜きしてるcoconutは、自分自身を押さえられる自信がありまっしぇ~ん(笑)
その場合、みんなはこうしてね。
「coconut、殿中でござる!!殿中でござるぅぅ~~!!」
       

今日もムカムカ

2005-11-26 17:31:35 | 趣味と生活
今日は午前中、喘息の定期検診だった。
休みの日、子供たちを起こすのは、いつも以上に至難の業だったので、予約時間のぎりぎりに病院に着いたのだが、先生のほうは、急患でも入ったのか、入院してる子供の具合が悪かったのか、診察室にはいず、待合室には、喘息児外来には珍しいくらい、人が集まってしまっていた
「Yちゃん、遅いね~~・・
子供たちは暢気にそういっていた
30分くらい待った頃だろうか、Y先生、廊下をスゴイ勢いで走ってやってきた
「おはようございま~す
と、声を掛けると、走りながら、にこにこ顔
「おはよ~~!!」
と言いながら、診察室に消えていった。
「病院は、走っちゃイケナイんだよね~・・・
ぴかこが言う。
「じゃあ、Yちゃん本人にそういえば?」
と、電車男
「やだよ~~!おかあさん言ってよ!!」
げ!!こっちかよ??
「お・・おかあさんだって、やだよぉ・・・
それにしても、先生を「Yちゃん」と呼ぶ子供たち
病院慣れしてる子供というのは、まったくもって傍若無人である
って、うちの子たちだけか??
ま、二人とも、Y先生のことは大好きなので、親しみを込めてのYちゃんだし、本人の前で言うわけではないから、よしとするか・・・
しばらくして名前を呼ばれて診察室にはいると、またまた兄妹漫才開始・・・
電:「ぴかこったら、数学が全然出来ないんだよ~!」
先:「え??ぴかこちゃん、数学嫌いなの?何が嫌いなの??」
ぴ:「ザビ・・・
先:「ザビって何?」
co:「担任の先生です。ザビエルってあだ名で・・・
ぴ:「だって、ザビなんだも~~ん!!」
ここで先生、いつものように大笑い・・・
そこからまたまたY先生も本領発揮で、理解不能なことを言い出す
「数学は、出来ないよりも、出来た方がいいんだよ!だってさあ、もし、宇宙人が来たときにどうする?」
「・・・・・・?????・・・・・・
coconut親子、3人で、「はぁ?」って反応。
う・・・宇宙人が、なんで突然に出てくるのぉ???
「宇宙人は、当然、日本語はしゃべれません!(まあ、そうだろうねえ・・)英語だってしゃべれないだろうし、地球上のどこの国の言葉もしゃべれない!音声すら発することは出来ないかもしれない!!」
ここで、黙ってりゃ~いいのに、チャチャ入れるぴかこ
「じゃあ、超音波を発する練習をするとか??」
「そ~じゃないんだなあ!超音波だって発しないかもしれないじゃ~ん!でもさ、1個のものは、地球上でも、宇宙でも、1個!1個は1個なんだよね~!ということは、宇宙人と地球人の共通語は数学なんだよ~!だから、数学は大事なんだ!ちゃんと数学の勉強、しなきゃ駄目だよ~~!!」
Y先生、ご満悦である
ぴかこ
「だって、ぴかこ、宇宙人と話をしたいなんて思わないもんね~!!」
ああ・・・・アンタの場合、もののたとえがわかんないってことなのよね・・
外には、順番待ちの患者さんが、それなりに待っているというのに、中でこんな会話をしていると知ったら怒っちゃうんじゃないか~
薬を処方していただいて、本日は終了
一応、年内の診察は今日で終了って事で、急変しなければ次に会うのは来年の1月ですと・・・
まあ、急変して、予約以外でおあいするよ~な事態は、正直言って避けたいけど、これで年内はもう会えないのも何となく寂しい(笑)
「では、先生、良いお年を!」
と言って、お互いに大笑いして別れてきた
帰りのバスが、なかなか来ないし、電車男は水泳をやめてから、究極の運動不足、coconutも体脂肪が気になるお年頃ってわけで、病院から駅まで、20分強の道のりを3人で歩いた。
しかし、駅の手前、お昼ご飯に!と3人でラーメン屋さんに入り、電車男はチャーシュー麺、ぴかこは味噌ラーメン、coconutは味噌ネギラーメンに、サービスライスもがっつり全部いただいて、歩いた分どころか、過剰なカロリー摂取を今日もしてしまった
ないすばで~への道のりは、果てしなく遠い・・・・
そこから別れて、電車男は塾へ行き、ぴかことcoconutは一旦、うちに帰った。
一旦というのは、coconut、3時から、塾の面談があったので、もう一回来なければならなかったからであった。
家に帰って一休みし、重い腰を上げて塾に向かい、3時の約束の時間ぴったりくらいに塾に着いた。
ところが、coconutの顔を見た途端、電車男の担任のS、明らかに引きつった顔をしたのだった。
こりゃ、なんかあるな?と思ったが、
「今日、3時から面談ですよね?」
と、素知らぬ顔で言ってやったら、
「そ・・・そうですよね・・・」
と言う。
面談室に通されたが、三者面談だっちゅ~に、電車男が来る気配もない。
5分くらい待たされたあと、Sが明らかに狼狽しきった様子で入ってきた。
「いやあ、実はですねぇ・・大事な仕事が入ってしまいましてぇ・・・」
やっぱ。ドタキャンかよぉ~~???
「午前中にお電話を入れたんですが、いらっしゃらないみたいでしたので・・」
「今日は、喘息の検診で病院でしたから・・」
と言うと、
「いやあ、あの、その・・・電車男くんに志望校だけでも書いてもらえばいいかと思っておりましてえ・・・・」
早く帰れよ、この野郎!って言いたいのかよ??
coconut、怒ったときの常で、表情がなくなってきたのが自分でもわかった。
「また、お電話しますから、今日のところはこれで・・・・」
この間の日曜日、急に呼び出されて1時間半以上も話をしたときに、今日の面談はなしでいいですよね?とcoconutは確認したのに、お前がそれはそれ、これはこれですから三者面談はやりましょうって言ったんじゃないかぁ~~!!
ざけんなよぉ~!バカ野郎!!
こっちは暇してるわけじゃないんだぞぉぉ~~!!
仕方なく、塾をあとにしたのだが、このT塾のs、真性のアホじゃないかとcoconutは思ってる。
ついでに、電車男もそう思ってるし、電車男に数学を教えてくれているI先生もそう思っているらしい。
ダブルブッキングや、約束の反故なんぞは日常茶飯事だし、いくらたくさんの生徒を抱えているとは言っても、それなりの金は払っているんだし、それがお前の仕事じゃないか!!
帰りの電車の中でも、考えれば考えるほど腹が立ってきて、一人ムカムカ状態で、今はかったら、血圧高いんちゃう?といった感じだった。
バカ野郎!!交通費返せぇ~!!
T塾のSのおかげで、一日の気分を台無しにされたcoconutは、明日も強く生きていくのであった。
       

ちょっと疑問

2005-11-25 14:56:44 | 雑感
昨日、「うたばん」を見ていた
SMAPが新曲をひっさげてのご出演だったのだが、歌以外のトコ、草くんがいなかった!!
秋葉原を模したセットで、究極のフィギュア(笑)に乗り込んで、風船割りゲームをするときにも、草くんの姿はなかった
来週も引き続き(まあ、2本撮りだったのだろうけど・・)SMAPご出演のようだけど、予告編にも草くんの姿はなかった!!
なんでだろ~~??
誰か、知っていたら教えて!!
    

ありがとうで1歳

2005-11-25 10:33:54 | 趣味と生活
 
「coconut moon」は、本日、めでたく(?)1歳になりました
こうやって、1周年を迎えられたのも、みなさまのおかげと、心より感謝しております。
でも、うかつなことに、つい先日まで、今日が1周年だということに気がついていなくて、「お誕生日」を素通りしてしまうところでした
こんな私ですが、これからも、温かい目で見守ってください

思い起こせば去年、PTAをやっていたとき、seraphimの兄貴の尽力で(笑)私たち9人しか見られない掲示板を立ち上げてもらった
9人中6人が、何らかの仕事を持っており、みんなで集まることが難しく、意思の疎通を図るために開設された掲示板だった
ま、忙しいと言いつつ、全員は無理でも、集まれる人だけ公私の区別なく、なにかと頻繁に集まることはあって、後半に来れば来るほど、「意思の疎通」という面では、問題はなかった気はしていたが、その掲示板は、活動報告やそれに対するコメントやねぎらいなんぞで結構盛況であった
活動中は、ちょっとした行き違いから、対立もなかったとは言わないけど、みんな、大人の対応で乗り切ってきた。
何よりもみんな、自分たちがやっている活動に対して真剣だったからだと思う。
本当に、本当に、いいメンバーに恵まれて幸せだった
だから今でも、何かと、他の人を気遣い、折りあらば集まって騒ぎたい!と思えるわけで、coconutとしては、貴重な友達を、その一年で得たわけである
またまた話が脱線したけど、その掲示板、最初のうちは真面目に参加していたのだったが、この性格、途中からは「このブログの原点」のようなことを書き出し、内輪のウケを狙って馬鹿話も書き、一人暴走状態に突入していったのであった
そんなcoconutに、しょむいっちゃんが、
「coconutちゃん、ブログやったら?」
と言ってくれた
書くことのプロのしょむいっちゃんにそんなことを言われ、ちょっとビビった(笑)
しかし、seraphimの兄貴にも、背中を押すようなことを言われ、気持ちがぐらぐらしてきた
だけど、coconutのことだから、ブログ何ぞを始めてしまったら、私生活の切り売りになってしまうだろうし、続けていく自信もなかった
でも、元々、書くことは好きだし、書くことによって収入を得ようとか、そういったことでもないし、気楽に考えればいいのか・・と、気持ちを切り替えて始めることにしたんだよね。
ま、確かに、危惧したとおり、私生活の切り売りにはなってしまったけど(笑)、これを始めることによって、自分自身の気持ちの整理も出来るようになったし、友達や、ネットをたどってここまでたどり着いてくれた方々のコメントにも支えられて、本当に楽しく過ごすことが出来ました。
感謝感謝のcoconutです
みなさま、本当にありがとね~♪
1周年を迎え、今まで以上に暴走特急していくかもしれませんが、coconutのスタンスで頑張っていきたいと思っています。
これからも、「coconut moon」を、よろしくお願いします
  

活字中毒

2005-11-24 14:06:47 | 趣味と生活
しょむいっちゃんは重症の「活字中毒」らしい
手近にあるものは、どんなものだろうと、折り込みチラシだろうと、活字とあらば、読んでしまうらしい。
coconutの場合は、それほどの活字中毒ではない
確かに昔はそういった時期もあったが、最近は、そ~でもない
そ~でもないどころか、モノによっては、頭の中で拒絶反応が起こる(笑)
例えば、機械の取説なんぞは、脳味噌の中で拒否反応が起こってしまうので、ろくすっぽ見たことがない
取説の翻訳等で生計を立てているseraphimの兄貴にそんなことを言ったら殴られそうであるが、取説なんぞは、分厚ければ分厚いほど、読む気をなくし、枕にして寝ようと考えるか、筋力を鍛えるのに使おうか、考えてしまうくらいである
だから携帯も、いつまで経っても、最低限必要な機能しか使えないのである

そんなcoconutだが、それでも「プチ活字中毒」の症状は、波のようにときどき訪れてくるのである。
昔は、どこかに出かけるときには、文庫本の2,3冊も鞄に入っていないと不安であったが、最近は、そこまで重症になったことはないのであるが・・・
中学生くらいの時には、北杜夫が大好きであった。
硬軟取り混ぜて、彼の書いた物は貪るように読んだものであった。
高校に入ってからは、まさに乱読の時代に突入し、それこそ、娯楽モノ、ミステリーから純文学まで、ジャンルを問わず、片っ端から読みふけった。
それが、子育てをしている間に、すっかり、活字とは縁の薄い生活になってしまった
その後は、波のような「読みたい時期」「見たくもない時期」を繰り返して、今に至っている。

近年、何回も何回も、繰り返して読んでいる本がある。
一つは、ジェイムス・P・ホーガンの「星を継ぐもの」である。
SFなんだけど、ちょっと毛色が変わっている。
月面で発見された死体をめぐるミステリーなんだけど、これがまた、面白い。
どこから調べてもそれは「人間の死体」なんだけど、絶対に有り得ないことに、それは、5万年前に死亡していたのである。
5万年前と言えば、地球上にまだ、人類が誕生していない頃のことである。
その矛盾を丹念についていって、最後には、驚くべき結論に達する!ってヤツなんだけど、そこまでたどり着くプロセスが見事である。
何回も読んでいるから、結末はわかっているのだけど、それでもまた読みたくなる本である。
創元SF文庫です。
興味のある方はどうぞ!

もう一つは、小野不由美の「屍鬼」である。
これは長い。
分厚い文庫本で5冊にもなる。
でも、それが全然苦にならないほど、面白いのである。
「ホラー」と銘打ってあるけど、怖いという感じはなくて、哀しい人間の性(さが)を存分に思い知らされる小説である。
元々、外界との接触が少ない村に蔓延する死と、それを食い止めようとする若い医者と僧侶の闘いなんだけど、僧侶のほうは、やがて「死」に魅入られていってしまい、子供の頃からの親友であった医者と袂を分かっていくのである。
それを、淡々と、誰にも荷担せず書いていく、小野不由美って人はスゴイと思う。
これももう、何回も何回も読み返している。
読むたびに違う思いがする。
読むときの自分自身の心情にもよって、僧侶のほうに同情的な気持ちになったり、医者のほうを応援したり、自分自身の気持ちのバロメーター(笑)にもなっている作品である。
誰しも、「完璧な人間」ではなく、善の部分と悪の部分をさらけ出して書いているところも、訴えてくる部分である。
これは本当におすすめだけど、本の好きでない人には、ハッキリ言って苦痛以外の何物でもないと思う(爆)
小野不由美は、「十二国記」も面白いよね。
これは、アニメにもなって、NHKの教育テレビかなにかでやっていたけど、本で読んだほうが全然深くて面白い。
しかし、難点は、いつまで経っても終わらない(笑)
多分、彼女自身も行き詰まっているのだと思うけど、ある時を境に「つづき」がぷっつりと出なくなった。
これは、全部読んでいて、先が気になる人間にとっては、フラストレーション以外のなにものでもない(笑)
昔、山本鈴美香の、中世ヨーロッパを舞台にした、壮大な歴史漫画、「7つの黄金郷(エルドラド)」が、完全、ぷっつり、ばっさり、途中も途中で、まだ、話のとばぐちで終わってしまったようなことがあったが、「十二国記」が、同じ道をたどらないことを切に祈っている。


個人的には、宮部みゆきも大好きだし、パトリシア・コーンウェルの「検死官シリーズ」も好きだったのだが、「検死官シリーズ」は最近、ネタ切れなのか、面白さが薄れてきている気がする

まあ、そんなこんな書いてきてはいるけど、今は、どっぷり活字に浸かる気分にはなれないわけで・・・
早く電車男の行き先が決まって、coconut本来の、「子供よりも自分の娯楽を追求する駄目母」に戻りたいと願う今日この頃である。
      

結構オモロイNHK

2005-11-23 17:29:11 | 雑感
NHKというのは、なにかと面白い
笑わそうとしていない面白さがいいよね
世間相場とずれているから、こういう事になるんじゃないかと思うんだけど、一向に気がついていないようである
狙ってやっていたら、それはそれでスゴイけど・・・(笑)
例の、地震の時
「チバラキ県では・・・」
と、やらかしたアナウンサー、数日前の読売新聞の夕刊、テレビ関係の質問を受け付けるコーナーで、「ファンです」というオバサンから、プロフィールを教えてくださいという質問が載っていて、coconut、ひっくり返ってしまった
彼は、登坂淳一という名前らしい。
これが出ていて、ついつい、NHKのアナウンサーを見てみたんだけど、民放と違った意味で個性的である
ちなみに、coconutのお気に入りは、内多 勝康さんである
飄々としていて、いい味を出している。
昔は、夕方と夜のニュースに出ていたが、最近は、そういった「純報道畑」で出てこないのが、ちょっと残念である
電車男のお気に入りは、武田真一アナであり、真下 貴アナである。
NHKなのにイケメンじゃ~ん!ってアナウンサーも中にはいるのだが、なるほど納得NHK!!って方が多い(笑)

アナウンサーウォッチングもだけど、教育テレビのほう、面白いものが多い
今、外国語講座も、昔のようにカタイ話はなくて、ちょっと頭のゆるそうなアイドルがレギュラーで出ていて、これならば私にも学べそう!って思わせるような構成になってる(ホントか??)
KONISHIKIを起用した、「日本語であそぼ」とかも、昔のNHKでは考えられないような番組作りをしている。
昔っからある、「おかあさんといっしょ」も、ちょこっとずつ、路線変更をしているようだ。
実は電車男、昔、昔、これに出たことがある。
あゆみおねえさんと健太郎おにいさんになりたての時代である(笑)
この頃の電車男は、今と違って、素直で可愛かったぁ・・(しみじみ)
昔やっていた、「ハッチポッチステーション」、これ、画期的で面白かったなあ・・
これって、子供が見るよりも、大人が見たほうが楽しめるんじゃない?って思ったもん。
今はやっていないみたいで、残念である。
人形の声で、今は「林家正蔵」の当時「林家こぶ平」が、いじめられっ子キャラのいい味を出していた。
今、一押しなのが「ピタゴラスイッチ」である。
どういいのか、説明するのは難しいが、何とも言えない面白さなのである。
特にお気に入りは、いつもここからがお届けする(笑)「アルゴリズムたいそう」です。
一度、騙されたと思って見てみてね(笑)
いろんな問題を抱えてるNHKだけど、真面目に番組作りに取り組んでる人や、頑張ってるアナウンサー、自分には非はないのに、邪険にされて悲惨な思いをしてる集金の人たち、そういった「現場の人たち」の頑張りを無にしないように、上層部の人たちは、心を入れ替えて立て直しを図って欲しいもんである。
         

現実を見ましょう

2005-11-22 11:32:12 | 子供
電車男は、生まれたときから髪の毛がふさふさであった。
対照的に、ぴかこのほうは、綿埃のような髪の毛で、いつまで経っても地肌が見え見えで、それはそれで心配であったが・・・
で、その電車男、3か月か4か月のときに、当時流行った「赤ちゃん筆」を作るために丸刈りにした。
その時点で、彼の頭は、物凄いことになっており、丸刈りにした髪の毛の量は、太筆を作っても余りあるくらいであった。
あんまり毛が濃かったので気がつかなかったのだったが、丸刈りにしたら、頭の地肌中がアセモになっており、可哀想なことをしていた!ということに、そのとき気がついたくらいである。
丸刈りにした頭は、その後、地球の重力に逆らって伸び続け、次第に「ハリネズミ」のようになってきたのだった
仕方なく、当時住んでいた近所の床屋に連れて行ったのだったが、そこが、子供のあしらいが超ド下手で、反対に文句を言われた挙げ句、へんてこな頭にされ、料金も非常に高かったので、暗澹たる気持ちになった。
しかし、そんな髪の毛の持ち主だったので、床屋に行くのは必要不可欠であり、新規開拓を早急に迫られていたのであった
ここで、coconutが切ればいいんじゃない?と思う人もいるだろうが、ヤツの頭はすでに、素人の手に負える範疇を越えていたのであった
ぴかこに関して言えば、小学校に入るくらいまで、coconutが切っていたから、別に、手を抜いていたわけではないのである
当時住んでいた近所に「機動隊」があったのだが、そのなかに「床屋さん」があった。
「ご近所の方もどうぞ。」
と言う話だったので、おそるおそる訪ねてみると、床屋さんは場所を借りて営業している夫婦者で、子供のあしらいにも長けていたし、とてもいい方たちで、何よりも、料金が安かったので(子供1200円、中学生1800円)去年くらいまで、ず~っとお世話になっていた。
小学校の中学年くらいからは、電車男が一人で電車に乗って、その床屋さんまで通っていたのだったが、生来の不精者、そこまでいくのが億劫になったらしく、足が遠のき、ここ1年くらいは、自転車で通える、旦那が通っている床屋の厄介になっている。
そこは、カットだけで4500円も取る割には、「髪の毛がたくさん残ってる」状態で、coconutとしては気に入らないのだが、ど~も、電車仲間もそこに通ってるらしく、最近はそこ一辺倒である。
それならそれでもいいのだが、電車男、お風呂も嫌いだが、床屋も嫌いなのである
「そろそろ床屋に行けば?」
とcoconutが言っても、それからしばらくは、
「まだ、大丈夫」
と言って行かないのである
昔、引力に逆らって、ハリネズミのようになっていた頭だったが、長年のスイミング生活で塩素にさらされたせいか、最近はちょっと柔らかくなっており、床屋に行かないと、「まことちゃん」のような「変なキノコ」のような頭になって、coconutとしては非常に不愉快である
この状態、seraphimの兄貴は「ばっちょ傘」と例えたが、ほんにその通り、大笑いの状態である
今日、電車男は、内申書に関わる最後の大事な期末の2日目なのだが、その後になんと「受験写真」の撮影がある。
まあ、至れり尽くせりの昨今、受験写真まで学校のほうで用意してくれるのね!と、coconutとしては隔世の感なのだが、今日の電車男、まさにその「まことちゃん」「変なキノコ」「ばっちょ傘」頭なのである
この間は、卒業アルバムの写真撮影もあったのだが、そのときも、中間テストの最終日(といっても2日目)だったのだが、このときも、「まことちゃん」「変なキノコ」「ばっちょ傘」頭なのであった
大体、テストの最終日に写真撮影なんて、学校としては効率的なのかもしれないけど、撮られる方にしてはたまったもんじゃない。
coconut、金曜日の夜に、
「明日の朝一で床屋に行ってきなさい!!」
と、しつこく言ったのだったが、本人、まるっきり無視、逆らう男の本領発揮状態だったのだが、昨日、試験が終わったと、家に帰ってきて、
「やっぱり、床屋に行こうかなあ・・
と言うので、
「駄目、無理。全国的に、床屋組合は月曜日はお休み。残念でした!あんたがつまらん意地張るから、こんなことになるんです。」
と言うと、絶句していた。
今日も、出がけに鏡を見ながら、なんとか髪の毛を整えようとしていたが、無駄な努力だよ
seraphimの兄貴の息子さんのジャイアンくんは、床屋を卒業して美容院デビューをはたしたようだけど、うちの電車男は、それ以前に、自分の身だしなみに心を配るようになってもらわないと困るんだよね~~・・
まあ、受験写真は、受験票に貼って出しちゃうから、後は野となれ山となれ!なんだけど、卒業アルバムの写真は、一生残るんだから、そのへん考えられるようになろうよ、電車男
ってまあ、もう、済んでしまったことは仕方がない。

写真といえば、うちの両親、このクソ忙しいのに(あら、また、おはしたない!!)年賀状の作成を頼まれたのだったが、今年は一緒に旅行もしなかったし、特に何もなかった
弟の所は、結婚6年にしてようやく出来た子供の七五三が今年だったわけで、そのときにうちの両親と写した写真があったら送って欲しいと、弟の嫁に頼み、送ってもらった写真を使って年賀状を作成した。
それを一応、郵便で送って、確認をしたら、昨日、電話が来た。
「この写真、おかしい!顔が変に写ってる!こんな写真をみんなに送るのは恥ずかしいから、写真なしで年賀状を作り直してよ~」
「・・・・・・・・
あのね~・・・おかしいのは「写真」じゃなくて「あなたの顔」なのよね。
周囲のみんなは「この顔」を見てるから、特に変だとは思わないと思うよ。
それでも頑強に「変」「変」を繰り返すので、こっちも次第に腹が立ってきた
「おかしいのは写真じゃなくて、実物なの!」
とにかく、意に沿うようにもう一回作り直した。
全く、世話の焼けるば~さんである・・・・
自分自身の顔って、思春期の女の子でもなければ、そうそう見ないものなのかもしれないから、写真とか、ちょっとしたときに、ぎょぎょ!!ってなるのかもしれないけど、現実をもう少し見つめましょうや
ま、coconutもそ~なんだけどね・・・

電車男、初日のテスト、納得のいく結果ではなかったようで、昨日はすでに「投げた」状態で、帰って来るなり寝る、文句を言う、トンデモナイ奴である
やればやっただけ、反映されると思うから、あんな状態で文句を言うアンタがおかしい
こっちももう少し、現実を見つめましょうね
あと少しなんだから・・・・
って、書きながら、coconutもぞっとしていたりして・・・