今日で9月も終わりである。
とはいえ、9月とは思えないほど寒い。
coconutは仕事。
半袖のTシャツに七分丈のズボン(笑)
ただし、上から雨合羽の上下を着ていたから、暑いくらいだったけどね~。
銚子市立病院、30日が最後の診療…患者から不満の声噴出(読売新聞) - goo ニュース
これは、深刻な問題だと思う。
coconutがこの間入院したのも公立病院だけど、やはり、公立病院というのは、いろんな人に門戸を開いている、いわば、現代の「赤ひげ」なんだよね。
前にも何回か書いたけど、医師不足はかなり深刻だと思う。
たらい回しで死亡とか、そういった記事が、新聞やテレビを賑わすけど、あれって人ごとじゃないんだよね。
大事に至らなくても、受け入れ拒否なんちゅ~のは、日常茶飯事なんだっていうことを身をもって知ったからねえ・・・
未だに、医大は狭き門だし、学費も膨大である。
もちろん、アホな人に医者になってもらっては困るけど、お勉強はできるのでしょうけど・・っていうような医者がいるのも事実である。
今、昔のように、医者は儲かるってことでもないようだし、膨大な学費に見合うだけの「見返り」があるのか、coconutにはわからないけど、友達曰く、決して「高給取り」ではないようである。
これって、ますます、医者になる人間が減るってことじゃないのかなあ・・・
ある程度の学力があって、何よりもやる気がある人は、医者になってもらっていいんじゃないのかなあ・・・
それこそ、頭が良くても手先が不器用な人に外科医になってもらっては困るとか、そういった線引きは必要だとは思うけど。
奨学金というのもあるのだろうけど、それにしたって、多額の学費をまかなうのは、ある程度の金銭的な余裕のある家庭じゃないと難しいでしょ・・・
やる気もある、学力もそこそこあるけどお金がないから断念するって子もいるかもしれない。
国立大学に行けばいいだろうって意見もあるだろうけど、お金は潤沢にあるけど、学力はそこそこで私大に入学して医者になった子の中には、不適な子もいるんじゃないのかなあ・・・
開業医は、もしかしたら儲かってるのかもしれない。
でも、coconutの知ってるお医者さんは、いつ帰ってるの?ってくらい病院に居続け、熱心に患者を診てる先生が多い。
そういった人たちが、必ずしも働きに見合った賃金を得てるとは思えないんだよねえ。
身内に医者がいるわけでもないし、へんに肩を持つつもりはないけど、このままじゃ、日本の医療は崩壊するよね。
今回の銚子の病院の事例は、これから、日本各地に広がっていくのではないかと懸念される。
つい先日終わったTBSのドラマ、「Tomorrow」が、まさに、市民病院の危機を訴えていたけど、実際の現場はもっともっと厳しかったということだよね。
現場の医師も、かかっていた患者さんも、無念の思いはひとしおであろう。
安心して暮らせる日本を子供たちの時代に残せるようにするにはどうしたらよいのだろうか・・・
悩みはつきないよねえ・・・