パンダ列車は怖い 2023-01-30 | 雑感 踏切を渡る朝の散歩コースをとると、このパンダ列車(パンダくろしお)に出くわすことが多い。 南紀観光のドル箱はピカイチで白浜にあるアドベンチャーワールド。その30周年を記念して2017年から1日3往復で運行されている。 先頭車両の顔はそれなりに良いのであるが、後方は怖い。あのパンダが目を血走らせて怒っている。なして?
海は公共のゴミ箱 2023-01-16 | 雑感 先日、散歩のコースを変えて港を歩いていたらナンヨウツバメウオの亜成体の群れを発見、何気に写して帰宅した。 後日、画像をパソコンに取り込んで整理していたところ、この魚たちのと一緒に、海底に堆積した大量のゴミが写っていることが分かり驚いた。撮影時は透明度が抜群に良く、普段見えない港の底がはっきりと見えたのであるが、大量のゴミは認識しなかった。無意識に「見たくもない物」を無視したのかもしれないが、さすがに望遠レンズの威力である。 海は公共のゴミ箱である。人は平気でゴミを捨てる。事業者は産業廃棄物を捨てる。放射能も捨てる。
マグロのおこぼれ 2023-01-09 | 雑感 国内最大規模のマグロ養殖場を眺めていた。突如として山からハシブトガラスの大群が出現。何だ?何だ?と思っていたら、その一部は養殖場に降り立った。 ここではトビもウミネコも霞のように湧く。これらの野鳥は、マグロのみならず養殖業に、少なからず養われている。 今回は新たに入手した中古の広角望遠ズームレンズ(OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 260g 旧型機)をテストした。広角側の解像度は期待以下であったが望遠側は期待以上。欲を出せば切りが無いが、このレンズのメリットは幅広い画角と軽さ。散歩の良い供となりそうだ。
サンゴ骨格標本撮影システム改良型-ピントから起伏重視へ- 2023-01-06 | 雑感 純白のサンゴ骨格標本の撮影はいつまで経っても思うように撮れない。それは白トビをうまく克服できないから。 少し前までは全ての個体にピンが合うように深度合成ソフトを駆使していたが、手間がかかる割には画像が平面的に仕上がってしまう。 ピンは必要条件ではあるが、標本全体の画像において特に要求されるのは個体の分布状態と共に立体感、すなわち骨格表面の起伏(付属突起)の陰影である。そして、立体感の良し悪しはライティング次第である。 そこで、照度の高い水中ライトを手持ちで標本に照射し、アングルを変えながらモニターで写りを確認し、ベストポイントの所でシャッターを切る方式に撮影を変えた。 基本的に深度合成は行わないので、最もピンを合わせたい領域にマニュアルでピンを合わせ、被写界深度を得るためにF値は11~16まで絞る(絞りすぎると解像度が悪くなる)。撮影モードは絞り優先とし、適性よりも1つ絞り、シャッターはレリースを用いる。 以下は撮影システムである。①標本②一眼カメラ(オリンパス E-PL5)③レンズ(オリンパスフォーサーズマクロ50mm)④固定カメラ架台⑤可動カメラ架台⑥標本用架台(上下可変)⑦サブライト(ピント合わせ用リングライト)⑧主ライト(手持ち水中ライト)⑨フォーカシングステージ(前後可変)⑩三脚用雲台(上下左右可変)⑪INPONアルカスイス互換用クイックリリースクランプ+プレート(たいへん便利で、カメラの脱着が容易に行えると供に、左右5cmずつカメラをスライドさせることができる。L型プレートとクランクをセットで買うと格安) 冒頭の画像は撮影サンプルである。会心の作ではないが、それなりに撮れている。個体の詳細は実体顕微鏡に装着したUSBカメラ(WRAYCAM NOA630)で別途撮影するので、個体はそこそこ写っていれば良い。深度合成をしないので、撮影に手間がかからないのも大きな利点である。
中辺路紀行⑭ 発心門王子とその周辺 2023-01-04 | 雑感 田辺市熊野ツーリズムビューローの古道地図を引用20221231 総歩行距離:約7km 述べ歩行時間:3時間 中辺路内王子巡り全制覇の行程は残り3回となった。今回からはそれまでの田辺市方面から富田川を遡るアクセスではなく、新宮市方面から熊野川を遡る。今回は発心門王子バス停前の駐車場に車を駐め、そこから発心門王子、猪鼻王子跡を巡った後、再びバス停まで戻って水呑王子跡を訪れた。 発心門王子は数ある王子の中でも格式高い五体王子(ごたいおうじ)の1つとされ、りっぱな社が設けられている。なお、五体王子には他に藤代王子・切目王子・稲葉根王子・滝尻王子がある。猪鼻王子跡と水呑王子跡は解説板と記念碑が置かれているだけであるが、水呑王子跡は整備された廃校やその付属施設内にあり、開かれているため明るくたいへん雰囲気が良い。そのため、車で再び引き返して来て、ポプラ(?)の落葉が敷き詰められたフカフカで美しい絨毯の上で昼食を取った。次回はここを起点として伏拝王子を往復する予定。五体王子の1つである発心門王子発心門王子と猪鼻王子間は起伏のある林道を歩く猪鼻王子跡バス停横の休憩所にあった親切な表示水呑王子跡手前にあった水呑王子水呑王子跡は廃校とその付属施設内にあり雰囲気は明るいこの木の根元で昼食
F氏の遺品と遺作 2023-01-04 | 雑感 リーフチェック串本のリーダーで友人でもあったF氏が昨年3月に急逝され、彼の思い出を本ブログに書いた。その後コロナ禍の関係もあって、京都にある菩提寺にはなかなか行くことができなかったが、昨年末にやっとリーフチェックメンバーが集まっての墓参りが実現した。 その帰りに、家族の方から委託されていたダンボール二箱分ものF氏のカメラ類遺品の整理と処理を引き受けて持ち帰った。 F氏は本格的な撮影マニアではなかったが、20年以上前からオリンパス製のデジタルカメラで水中撮影をされていた。その数はフルサイズデジタル一眼からコンパクトデジカメまで10台あまり。近年の機種は除いてあったので、半分はフォーサーズやそれ以前の旧式のもので、今でも使えそうなものは私とF氏ゆかりのダイビングショップとで使うことにし、残りはカメラ屋さんに引き取ってもらった。残念ながら、箱や説明書が残っていなかったので、ほとんどは値が付かなかった。 さて、F氏のカメラ類の一部のメモリ内には画像が残されており、リーフチェックの資料になるかと思い、友人のよしみでデータを読み込ませていただいた。 F氏は近年はマイクロフォーサーズのペン(E-PL5)を使われることが多かったが、ごく晩年は携帯性に優れた小型の古いデジカメ「µTough8010」を使うことがあった。そして、その中に、良質の画像が残されていた。 撮影日はF氏が逝去される半年前の昨年9月9日~11日、ショップに確認したところ、撮影場所は串本町潮岬、一人でダイビングに来られ、のんびり気ままに楽しまれていたとのことであった。 それは、メモリ内の遺作を見ても察せられる。たいへん失礼ではあるが、F氏は撮影があまり上手ではなかったが、この遺作の質は良く、F氏はこの時のファンダイビングを心から満喫し、また、撮影の出来映えにも満足されていたことに違いない。そこで、F氏の会心の遺昨をここに披露し、いささかの供養としたい。 ところで、この遺作は「µToug」で撮ったにしては画質が良すぎる。不思議に思い、画像のデータを調べた所、撮影カメラはOM-D E-M5、レンズの画角は14~35mmであることが分かった。従って、「OM-D」にパンケーキズームを装着して撮影し、そのSDカードを「µToug」に移し替えていたということが真相のようだ。 余談ではあるが、最近、F氏からだいぶ以前に借用したPEN E-PL5(F氏は2台所有していた)に、昨年末の遺品群の中にあったフォーサーズ40-150mmズームレンズをマイクロフォーサーズアダプタを介して装着して持ち歩いている。このレンズは景観も撮れないし、遠くの野鳥も撮れないが、なかなか面白い。ただし、望遠側は致し方ないとしても、広角をカバーできないのは甚だ物足りない。そこで、14-150mmズームの格安中古を注文してしまった。これからの散歩の供として楽しみである。
平池緑地公園野鳥観察記 -嬉しくも悲しくも- 2023-01-04 | 雑感 大阪から帰省中の娘を途中まで送りがてら、和歌山県下では野鳥の楽園として有名な紀の川市貴志川にある平池緑地公園に立ち寄った。 平池緑地公園は大きなため池で、野鳥の数や種類がそこそこ多く、周囲約1.5kmの遊歩道に加えて駐車場やトイレ等の公園整備も快適に成されている。しかも、一部の野鳥は餌付けによって慣らされており、岸辺に寄ると餌がもらえることを期待してわっと群がって来る。 こういう所に来ないと野鳥に近づいて観察したり、我がカメラシステムではうまく撮影ができないので、野鳥の接近はたいへんありがたいことではあるが、飼い慣らされた野鳥はもはや「野鳥感」が無い。嬉しくもあり、悲しくもある。 さて、小1時間の観察で以下の18種が観察されたので記録しておく。1 カワウ2 コクチョウ(1羽のみ、自然分布?)3 マガモ(アイガモ?)4 カルガモ5 ヒドリガモ(最も多い)6 キンクロハジロ(1羽のみ、冠毛がないがたぶんこの種)7 アイサ類?(近寄れず正体不明、双眼鏡では大型個体はアイサ類に見えたが、写真の小型個体はそうは見えない。長く潜行する)8 ウミネコ(たぶん、遠すぎた)9 ダイサギ10 アオサギ11 オオバン12 キジバト13 カワセミ14 セグロセキレイ15 ヒヨドリ16 ジョウビタキ17 スズメ18 ハシブトガラス
何歳になっても 2023-01-01 | 雑感 明けましておめでとうございます。何歳になっても初日の出は良いものです。今日は近所の住宅街の縁から、紀伊大島の背から上る日の出を拝みました。上の画像は娘がスマホでいとも簡単にパノラマ撮影したものです。最近のスマホの画質や機能には目を見張るものがあります。たいしたものが撮れるわけでもないのに、それなりに重い一眼カメラを持って歩くのがバカらしくもなりますが、まあ、趣味なので仕方ありません。下の画像は超広角9mmレンズで写したものですが、娘のパノラマ画像の方が饒舌です。それでも、今年もカメラを持ってどしどしと懲りずに出かけます。今年は新たに広角-望遠ズームに慣れるのが目標です。