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クチヒゲノムラガニの生態

退職し晴耕雨読的研究生活に入った元水族館屋の雑感ブログ

主治医がいないということ

2024-12-22 | 雑感
 満身創痍である。といっても重病はない。必然的にいろいろな病院に通っている。内科、眼科、皮膚科、時に整形外科、外科、泌尿器科、稀に耳鼻科。
 
 これらの中で寿命に直結するのが内科である。痛風になってから通いつめていた町医者は、主治医の引退により転院せざるを得なくなった。そして、今の病院に換わって20年ほどになる。この間、痛風は治まったものの、高血圧、胃弱、糖尿病予備軍となり、同年齢できさくな主治医に命を託すことになった。

 この8月、薬をもらいに行ったら、主治医が急に体を悪くして入院したと看護師さんから告げられた。その一月後に訪れたら、病状が悪くて復帰の見込みが立たず、一時の転院を勧められた。そして、この11月に主治医が亡くなった。医者の不養生というものか。路頭に迷いつつ、先生のご冥福を祈った。

 さて、主治医には命を託していた。さらに、小さな町故、循環器系・消化器系に強い町医者は他にいない。これからどう延命を図るか。戦略の見直しを余儀なくされた。

 出した答えは以下のとおり。
①新たに通い出した町医者では今の薬の処方と予防注射のみを頼み、それ以上の医療は期待しない(できない)。
②高度の設備が必要な検査は数年に一度、町立総合病院で行う。
③将来的には、いろいろと好きくはないが、町立総合病院をかかりつけにかえる。

 目下心配なのは胃弱と胃にあるポリプである。良性ではあるが癌に変わる可能性もあり、2年に一度の内視鏡検査を受けていた。今年はその年であったが、タイミングを逃してしまった。来年は総合病院に依頼しなくてはならない。 

 と思っていた矢先、今度は大腸に不調が生じた。長く続く鈍い痛み、そして血便。これはやばいと思い、町医者を飛び越えて総合病院に駆け込んだ。結果は以前、本ブログに書いた通りであったが、主治医がいないということは、とても心許ない。


初めて近寄れたヤマガラ。しかもペア。なんと美しいことか。