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回り道を全力疾走

ユダヤの商法

2007-03-28 19:08:32 | 未分類
藤田田(デンと発音してください) 著 1972年初版
日本マクドナルド社長

『マクドナルドは、ハンバーガー屋ではない、不動産屋だ』
という名言はFUNの部員の誰もが知っている言葉である。

そして、この今や絶版となってしまった今でも、次々と出てくる新しい本の引用・参考文献に頻繁に出てくる一冊。
FUNの中では必須の教科書であるこのユダヤの商法。

僕は、入部9ヶ月にしてやっと読むことができました。

驚くべきはその発行数。

通常は、5版から、多くても10版ぐらいが限度であるのだが、なんと
このユダヤの商法は 93年にして、271版も増刷されているのだ。

僕は、こんなに増刷された本を見たことがない。
この271版という数字が、どれだけこの本が素晴らしいかの証明となっているといっても過言ではないだろう。


この本で教わることは沢山あるのだが、著者が伝えようとしている事は、きっと

ユダヤ人は、商売がうまい。
金儲けするためには、彼らの手法を真似するのが良い。
実際に実在している、もしくは実在した富豪はほぼユダヤ人である。

この三点に気が付いて欲しかったのではないかと思う。
誰もが裕福に暮らしたいと願い、そうするためにあくせくと働く。

しかし、働き方を知らなければ、一生働いても、裕福にはなれない。

この本はいわゆる、働き方、生き方を教えてくれるような一冊ではないかと思う。

アメリカ大統領に日本人で初めて直訴した藤田田、
ユダヤ人の信頼を得るために巨額の負債を背負ってまで、約束を守ろうとした藤田田。

今の日本の文化マックを作った藤田田がどのような思い出マクドナルドの社長をしているのかが分かる一冊でもある。

『ハンバーガーを食べ過ぎると、健康に悪い、日本の食文化が壊れる』と、あまりいいイメージも持たない人もいるかも知れないが、
本当にそれだけだろうか・・・藤田田は、逆で日本をもっと成長させるためにマクドナルドを日本に持ち込んだのである。

『お金で人は計れないが、どれだけ人に貢献したかで収入は計れる』
これは、NPOであっても、企業であっても変わらないことである。

本当に成果があるNPO団体には寄付金は必ず来るだろうし、もちろん、くだらない商売している会社には儲けはない、

本当に社会のために貢献しているからこそ、お金が回ってくるのであって、やはり

今の世界のトップに立っている人はすごいなと感動させられる。

そんなことを感じされられました。
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