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回り道を全力疾走

言霊の行方

2011-04-29 16:29:16 | 未分類
礼儀に関する指導を会社に入ってよく受けるようになった。

一般化されてしまったがために、その必要性を感じながらも、本質がないという点で、否定的な印象を持っている。

例えば、飲み会の翌日、出張後の朝「部長にちゃんとお礼言っとけよ」というようなことを言われたり。
挨拶は役職の低い方からするものだ。とか言われたり。


いまだに、納得できない。

あいさつとか感謝の言葉ってのは、本来心の底から湧き上がってくる感情を言葉に変換したものであって、機械的に行うものでもないやろうに。

本当に感謝してなかったり、申し訳ないって思ってないのに言われたところで、何の魅力も感動もない。それは言霊の宿ってない虚無的な空気の振動でしかない。

そんな事をしなくても、感情表現に乏しい人に対しては、絶対に感動させたるって思うし、

礼儀作法を知らない人でも自主的に感謝の言葉を出してしまうくらいの事をしたいって思う。それが理想。

『礼は虚礼から』って言葉は、決して虚礼が大切だとは言っていない。感謝したいときに、それを表現上手くできない初心者の学習のための言葉。


『親しき仲にも礼儀あり』って言葉も、よく考えてみると、タダ単にお互いの「当たり前」のレベルが高くなっているだけで、さらに大きな恩を売ることが出来れば、親しい間柄でも自然と礼は出るはず。例えば、借金を肩代わりするとかね(笑


もっと、『会社人』は自分の心から湧き上がってくる感情と向き合って、素直にそれを出せばいいのにと切実に思う。それが出来ないから、『社会人ごっこ』が深刻化してしまってウツとかストレスになるんでないかいな。


という感じで、社会にはびこっている日本のタテマエに関する不満をつらつら。


昨日はちょうど、一個下の後輩と終電近くまで飲んで遊んでいた中で、そういったことを考えていました。
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