てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

ホリデーシーズン1番の怒り

2014-12-19 | アメリカ 犬 & 動物事情


え~ ホリデーシーズンとは、
(以前の日記でも書きましたが)
アメリカでは11月下旬から年末年始辺りまでの間を言うのですが、
この期間に休暇を取る人が多いのでそう呼ばれています。

今月12月はクリスマスがあるので、いたる所で
飾りつけなども華やかになり街も賑やかなムードに。

挨拶代わりに「Happy Holidays」 と
みんなが良いホリデーシーズンを迎えられるように
願う季節でもあります。

個人的にはペット動物はもちろん
シェルターの動物たちにも家族が見つかり
どうか幸せが訪れますようにと祈るばかりです。


しかしそんな中、信じられないニュースにガックリさせられました。

12月17日にジョージア州のシェルターから
ニューヨーク市にある犬の保護団体
Second Chance Rescue NYC Dogs
にやって来た一匹の犬なんですが…

注): 以下のリンク(英語です)、流血などはないですが
かわいそうな犬の画像があるので無理な方はパスして下さい。
文中下記にも写真があるので、無理な方はUターンして下さい。


Dog Disabled from Life in a Cage Is Finally Free!


推定1~2歳のピットブルのようですが、
長期間小さいケージに閉じ込められていたようで
四肢がありえない形に折れ曲がり、
背骨も湾曲してしまっています。

そしてやせ細り体もかなり小さいです。

上記サイトでも書かれていますが、
まるで「ガーゴイル」のようです。

誰がこんなひどい状態にしたのか、
意図的な虐待と思われますが
正常な人間は決してこのような事を
声なき動物に対してできないです


犯人を捕まえるだけでは足りなく
同じ目に遭わせてやってくれ!と思うぐらい
怒りがこみ上げてきました。


現在は上記のレスキュー団体で保護され
Landis」 と言う名前をつけてもらったようです。

Landis

写真: Second Chance Rescue NYC Dogs より


これから整形外科の治療を受ける予定のようですが、
少しでも良くなり回復することを祈るばかりです。

そしてこのLandisだけでなく
他にも保護されている虐待された犬たちの救急医療のために
この団体は寄付を募っています。

現在600人ほどの人が小額からでも寄付していて
あと少しで目標金額の2万5千ドルに届きそうです。

寄付しても良いなと思われた方は↓のサイトにて寄付できます。
Second Chance Rescue NYC Dogs

また、フェイスブックやツイッターなどでも
現在4000人以上の人達がこの記事をシェアしていますので
アカウントをお持ちの方は拡散するだけでも
協力した形になるのでは、と思います。


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アメリカでは犬や猫の虐待や放置、飼育放棄などのニュースは
ホリデーシーズンも関係なく、連日のように目にします。

これからクリスマスが終わると
「プレゼントだった?犬や猫たち」が
シェルターに捨てられる場合も少なくはありません。

犬や猫はモノではありません!

生涯飼育と愛情が必要な生き物
と言うことが分からない人がいると言うことは
非常に嘆かわしいことです。

また、なぜこのような悲惨な事件が何度も起こり、
虐待や遺棄などを平気で行える人間が世の中に存在するのか…
本当に腹立たしく悲しい気持ちになります。

しかし助けを必要とする動物達に
救いの手を差し伸べるのもまた人間です

自分自身は絶対に後者であること、
またそのような人たちが一人でも多くなりますようにと
この時期は切に願わずにはいられません。

Landisくんにとって
これからの治療がクリスマスプレゼントになりますように…



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