オイラのスーパーマシン ヴィヴィ〇のオイル漏れを、完全に対策いたします。
そう、地獄のチューナーのところに持ち込みました。
やれやれオレの技術、いや芸術を見せてやるか~っと地獄のチューナー
ツナギの袖に腕を通してるところです。
ロッカーカバーからのオイル漏れはなくなりましたが、まだ、オイル漏れの症状は、安全に解消されていなかったのです。
会社の同僚で、たびたびお世話になってる、イケメンサービスマンが、ちょっとエンジンルームを見て、カムか、クランクのシール、もしくは両方逝ってるなぁ~やばい状態だよ!!
の一言で、タイベル交換とシール交換決定、即、注文しに会社帰りにスバ〇に直行。
パッキン、シール材のほとんどが傷んでるのだろう。
時間がかかるメニューだし、会社でサクッと作業できないので、ここは、地獄のチューナーに相談だな!?
地獄のチューナーをいつもの居酒屋での飲み放題で買収しました。
近日、飲み放題に連れて行く予定!!
95,000kmも走行しているので、タイミングベルトと、テンショナー、W/P、各ベルト、ゴム系パーツ、シール材を交換しちゃいます。
オイル漏れの症状が無ければ次回の車検整備のときに一緒にやる予定でしたが、危険な状態にあるので、今回、地獄のチューナーに依頼したのです。
トータル18,000円分税込み(純正部品)です。
結局、P/Sベルトは交換しなかったので、15,000円(税込み)で済みました。
互換製品でパーツを集めて、安く済ませる方法もあるが、ある図面の複製を入手すために、純正部品を注文したのです。その図面、あとで役に立ちました。
作業性をアップさせるため、エアロバンパーを取り外しました。
右のフォグランプは、ボルトが一本ダメになってるのだ。
対策出来るか検討するために、わざと外してあります。
エアクリBOXを外して作業性をアップ。
ラジエターのクーラントも抜き取る準備をします。
地獄のチューナー、愛用の工具の中から、必要なものを物色しているぞ。
必要分を手元に置いて、使うたびに工具箱から探し出すような、無駄な動きをしないためだそうです。
クーラントを抜きながら次の作業に取り掛かります。
もぞもぞエンジンルームに手をかけてますぞ。
ダイナモを移動しファンベルトを緩めて外す作業に入ったようです。
ここまで、45分ほどで順調です。
なんか、サクサクいっちゃう感じぃ~!?(そんなに甘くは・・・)
タイヤハウスの内側から、クランクのプーリのボルトを外す穴がメクラされているので、外して、インパクトで、カツンと外します。
タイミングベルトのカバーを外して、スプロケットに、ご対面
ここまで60分ほど、妙に順調なのが、逆に不安だったり・・・
1番シリンダが圧縮トップ、4番シリンダが、排気トップの状態になるようにクランクを手力で回す怪力の地獄のチューナー
ちなみにプラグは抜いておりません。
カムスプロケットとクランクスプロケットのポンチマークのところで、タイミングベルトにマークをいれておきます。
あとで、確認のときに使うのだ。
タイミングベルトを外して、カムスプロケット、テンショナー、クランクスプロケットも外してしまいます。
テンショナのバネは、再利用するので、無くしてはいけませんぞい。
っで問題のカムシールの交換です。
っが、なかなか、取れません。奥まで入り込んでるぞ!? なぜ!? どうして!?
面位置までに打ち込むのがセオリーなのだが・・・
カムシールがなかなか取れないので、治具を作り出しました。
あきらめるという言葉は、オレの辞書には無いと・・・
グラインダーまで持ち出し、ちょうど治具になりそうな金属板を削りだしました。
そのスペシャルツールをもってしても取れないのだ。
地獄のチューナーは逆転の発想で、裏から押し出すことを思いついたので、さっそく、ロッカーカバーを剥ぎ取りました。
2度目のカムシャフト周りとのご対面。
カムシール側のカムシャフトのボルトから順番に緩めて、カムシャフトを浮かせて、カムシールの裏側を確認しようとしたが、思惑通りにいかなかった。
ロッカーカバーを元に戻し別の方法を思案。
しかし、オイラがロッカーカバーの裏側のオイルを綺麗に拭き取らず、組み込んだのでオイルのにじみが・・・結局、3日後に3度のロッカーカバーを開けるハメになってしまった。
オイラがあとで、丁寧に脱脂して再度、組み付けたので、今度はだいじょうぶだろう!?
カムシールの取り外し大作戦に戻るが、これは専用ツールがあって、それを借りてくるしかないなと、オイラが「スバ〇」に相談に行くことにしました。
おいら・・・カムシールがなかなか取れなくて、専用ツールとかないですか!?
スバ〇・・・そんなものは使わないよ。
オイラ・・・えええええぇ じゃぁ、どうやるの!?
スバ〇・・・牛乳のフタを千枚通しでスポンと抜く感じだよって
おいら・・・へっ(拍子抜け)
スバ〇・・・先の細いマイナスドライバーで柄が長めのものが、力かけやすいよ
スバ〇・・・決してカムシャフトを傷つける方向にコジらないでね
おいら・・・どうもありがとうございます。
スバ〇の帰り道にホームセンターで、先の細いマイナスドライバーを購入。
それで突き刺しても入りません。(なんでこんなに硬いんだ?こまった・・・)
精密ドライバーのマイナスで軽くハンマーを使い、カムシールの背中の真ん中に穴を開けます。
そこで地獄のチューナーの登場!!
内装はがしのツールを突き刺し牛乳のフタを開ける感じで横にコジってやっと取れました。
カムシールが取れたところです。
地獄のチューナーいわく、こいつは牛乳のフタじゃない、マンホールのフタか!?
奥まで打ち込みすぎていて、きつくカムシールが入ってしまったんだろう。
メーカーの生産ラインで、こんなことが・・・なぞです。
新しいカムシールを打ち込みます。
打ち込み用の治具はオイラが前もって製作しておいたのだ。
しかし、寸法がちょうどいいのが無く、現場で片側に切れ目を入れて、広がるようにして使えるようにしました。
無事、カムシールの 打ち込みが出来ました。
(打ち込み過ぎず、きちんと面位置でね)
この小さな「わっか」に悪戦苦闘し、今日の工程の半分も使ってしまうとは・・・
地獄のチューナーは、ある程度は予想していたようですが、予想外の硬さだったな。
次の作業に入る前に、オイルの垂れたあとを洗浄する地獄のチューナー!!
綺麗好きなのだ。
オレが作業したあとは、美術品の域にまで達するからな・・・とは言ってませんが。
新しいウォーターポンプを物色しています。
んんん~ん、やはりホースをここでつなぐタイプか・・・
一服をして、余裕を見せる地獄のチューナー
ウォーターポンプも難なく取り外してしまいました。
新旧の違いが歴然としています。
羽の形状が全然違います。対策品なんだろう、使われていたほうは、クーラントがもれたあとがありました。
パッキンも色が変わってるぞ!?
材質も変更されてるようです。
使われていたのは、オレンジ色でしたからね
新しいウォーターポンプも取り付けました。
これで、ガンガン回してもオーバーヒートの心配が無いドン。
テンショナーは、ステーの部分が錆びているぐらいで、見た目は、そんなに悪くなさそうだが、交換しちゃいます。
新しいタイミングベルトだ。
外したタイミングベルトを目視したが、いつ切れてもおかしくないような酷い状態ではなかった。メーカ保障がギリギリの状態まで使えますみたいな事はしないでしょうからね。
しかし、オイルが湿った感じがあるような・・・オイルが付着するとタイミングベルトの山をスプロケットが飛ばしてしまうので、非常に危険なのだ。
新品のタイミングベルトなので合いマークが黄色でしてあります。
コレをクランクスプロケットのポンチとカムスプロケットのポンチにそれぞれ合わせて、タイミングベルトを張ります。
さすがの地獄のチューナーも腹が減ってきたのか、テンションが下がってきたようです。
ベルトがしっくり掛かりません。
オイラが、図面を見せて、この通りやってみようってお願いしました。
自分の方法でやりたかったようだが、マニュアル通りやってみました。
地獄のチューナーはマニュアル通り組んだら、オレのパワーを吹き込めないと・・・
タイミングベルトカバーのところに使う小さなゴム系のパーツです。
特に必要でもないのだが、カバーを取り付けるついでに取り替えてみました。
あとは、クーラントを補充しエンジンを始動させるだけです。
次の車検で、クーラントを入れ替えるので、水で割らずにそのまま使える安いクーラントを使いました。
っでエンジン始動!!
もちろん一発で始動。調子良いぞ
あとは、エアーが抜けて不足する分を補充するのを忘れなければOKです。
さすが地獄のチューナー!!
予定の時間を少し過ぎたが、今回の大技を何事もなかったかのように終わらせてしまう男!!
ハートはいつも熱いが、熱くなりやすい性格を抑えてクールにしているという。
今回の作業を間近で見て、交換したパーツの状態、意味を知ることにより、安心して乗ることが出来ますぞい。
いっそうヴィヴィ〇を大事に乗ろうと思いました。
=へばのぉ~=