窓に映った部屋 

小さい頃、叱られては、窓に映った部屋に逃げたいと思っていました。同じ部屋なのに別世界に見えて。

髪と、雑誌と、

2004-07-19 13:00:28 | 日記(カテゴリ外)
3週間前くらいに、髪を切った。私にしては、かなり短いところまで。どちらかというと男の人の長髪ってかんじだが。

カジュアルなときは、ほとんど女らしくない服を着ているから、鏡をみると、ほとんど男の子みたいだ。

それにしても、ふと考えてみると、意外にも今まで自分で中性的なルックスを目指したことは無かったのだ。
10歳と19歳のときに意図せず間違えられたことはあったけど。
    しかも、間違えられて嬉しかったけど。


髪を切るときくらいしか見ない女性雑誌に、ネオ大和撫子になってモテる方法云々という記事があった。以下はその記事の選択問題の内容。

 ≪当日いきなりオフの日が発生したら、どうすごすのが正解か≫
 ・家でダラダラすごす ・彼氏にソッコー連絡 ・一人で美術館や映画

ヒマだからってすぐ彼氏を呼ぶような安直なのはボツで、一人でも見識を広め話題豊富になろうと努める姿勢が正解らしい。

なんという媚びた「見識」だ。

自分は一人で美術館や映画によく行くけれど、それは自分のペースで作品と対峙したいからだ。もしくは一人ででも見るべきと判断するものを見に行くからだ。


  確かに、「イノセンス」のように見終わったあとで、一人で見たことを後悔するようなものもあるけど。