窓に映った部屋 

小さい頃、叱られては、窓に映った部屋に逃げたいと思っていました。同じ部屋なのに別世界に見えて。

環境の幸せ

2004-05-11 22:28:43 | ライフ・哲学系
よく、平凡な日常に感謝しよう、とか

蛇口をひねれば水が飲めることは、あたりまえに思ってしまって云々とか

今日思ったことはそういう事じゃなくて、

いや、そういう事も含めて自分の生きている環境のありとあらゆることが、今日の自分の幸せを支えているのだ、と。

毎日通る道にある無数の小石の形状や、お昼に食べたオクラひと切れの品質のようなささいなものも。

そして、仕事上のさまざまな面倒くさいやりとりたちも。

もちろんいつもプラスの要因になってくれるとは限らない。小石につまづくことも結構ある。

それでも、まあ平凡な一日の多くは小石のためにつまづくこともなく、仕事上のやりとりで心が傷つくこともなく、ただ淡々と負荷がかかっているだけだ。そんな状態を、「環境における幸せ」と思ったのだ。

何も負荷の無い日々は、「環境における幸せ」は無い。

もちろん、娯楽とか趣味とかの自主的な遊興による幸せはある。それはおいておく。今回思ったのはそれとはまったく別の視点のことだ。