ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

重要会議が目白押し 須田慎一郎さんの解説で 1/21/2019 Cozy up! 

2019-01-22 00:44:12 | 日記
重要会議が目白押し 須田慎一郎さんの解説で 1/21/2019 Cozy up!

https://youtu.be/lDN5Eay7hls





須田:閣僚級会議というよりも最高意思決定機関であるという事で、TPPの方針等が決まる会議が日本で開催されている事が重要です。日本を中心とする自由貿易協定だと受け止めて頂いてイイです。かなり広範囲に自由貿易体制が保障されていますから、入りたいという国が居ます。ワンマーケットが実現されるという事で、各国にとっても魅力的でしょう。1つ問題になっているのは、TPP11の内、日本を除くTPP10はほぼ関税が0。ところが、日本は農産物は17%程度関税が残ってます。これは交渉が上手くいった結果ですが、加盟国が増える事によって、マスコミは何も言ってないですが、ここが問題になって来ないか心配です。


飯田:「どうして日本だけ関税があるの?」という事ですね。


須田:農産物の分野に関して、日本の17%という関税が将来的にはどうなって行くのか。これで固定化されている訳では決してないと思います。


飯田:この最高意思決定機関で別の決定がされれば、関税だって分からないという事ですか。それに加えてアメリカが戻ると、そこをまた突いて来る可能性もありますね。


須田:只、EUとの間のEPAで分かるように、当時交渉をしていた甘利さんに伺った事があるんですが、「アメリカが離脱すると言ってもアメリカと日本の間にFTAが結ばれれば同じ事だ」というような言い方でした。自由貿易協定をFTAではなくサービスの部分を除いて、物品に関する貿易協定という形になってるけども、あれの実態はFTA自由貿易だと思うんですよ。


飯田:TAGと言われている物ですね。


須田:何故TAGに拘っているのか良く分からないけど、交渉内容如何では実質的なTPP12になって行くと思います。


飯田:その意味で、今日本に事務局機能も置かれていますが、まさにハブになっていくという事ですね。


須田:アメリカが実質的に参加する事になっても、日本が中心になるこの流れは変わらないのではないかと。むしろアメリカが離脱してくれて有難いと思いました。


飯田:その分、主導権が日本に来ました。


須田:このTPP11に加入したい国は、日本に日参して来る状況になっている訳ですね。


飯田:タイ、コロンビア、イギリス、後は台湾もかなり関心を示しているという話も。


須田:台湾に関しては対中国という事を考えると非常に政治的な色合いが出て来ますが、そこは切り離して、あくまでも経済関係だけにした方がイイです。それが結果的に政治的な意味合いも含んで来るのであれば仕方ないけど、あくまでも、これは経済に限定して、特に台湾経済が中国経済に影響されて非常に厳しい局面を迎えているからこそ政治的な思惑を排除して経済的にやっていけば、結果として政治的にも大きなアドバンテージを得る事が出来るのではないかと思います。


飯田:あまり政治を前面に出さずに、建前として経済の話をしているだけですよとやっておけば良いと。


須田:その方が日本としては、中国に対して優位性を出す事が出来ると思います。


飯田:そこは名よりも実を取っていく。


須田:もちろん経済と政治は裏腹ですから。






別にそういった名札がある訳ではないです。スーパーハブにどういった人達が居るのか。例えばジョージ・ソロスさん。


飯田:著名な投資家の。


須田:或いはラガルドIMF専務理事は、スーパーハブと言われている人。国際政治経済の分野でハブやスーパーハブと認定された人は、殆どそういう肩書きや立場を失う事がない。生涯、ハブやスーパーハブという役割はついて回る。唯一の例外がリーマン・ブラザーズのファルドCEO。この方はハブ、もっと言えばスーパーハブだったがリーマン・ブラザーズの経営破綻でその立場を失った唯一の人。もうダボス会議には出て来ない。呼ばれもしないので。


飯田氏:逆に言えば、世界的な不景気を引き起こさない限りはその立場でいられる。


須田氏:IMFの元専務理事でストロスカーンさんって聞いた事はありますか?


飯田氏:確か性的なスキャンダルで失脚した。


須田氏:マンハッタンのホテルで女性従業員を強姦し、失脚したとされていて、その事をもって専務理事を降板したが、この方は未だにハブ。ダボス会議に出て来る。それだけ大きな人脈を持っているという事。
日本国内には残念な事にスーパーハブもハブも居ない。準ハブに近い人だと竹中平蔵さん。日本から誰がダボス会議に参加するのかという名簿を構成する権限を、竹中さんが持っていて、竹中さんの覚えがめでたくなければ、ダボス会議に出席する事は出来ない。


飯田氏:世界的な経営者だと孫さんや、ファーストリテイリングの柳井さんはハブではない?


須田氏:ハブではないです。ハブやスーパーハブに接近出来るだけの人脈はあるが、孫さんにビジネスを持ちかけるケースはない。孫さんの方から働きかけるケースが殆ど。ハブには繋がっていてもハブではないという事。
中国にはハブ、スーパーハブ、準ハブも不在。世界の貿易問題、金融問題もそう。経済が欧米中心に回っているのは、ハブやスーパーハブが欧米人に偏在しているから。


飯田氏:TPPの話でもありましたが、スーパーハブの人達がルール作りをしている側です。


須田氏:そういった人脈の中でルールが作られて、トレンドが作られるという事。


飯田氏:孫さんや柳井さんのような大きな経営者でも、ルールに則ってやる側だからハブではないという事。


須田氏:残念な事に国際人脈の重要性を日本のメディアは殆ど認識していないから、全く話題にならない。


飯田氏:この会議で話し合われたことが、5年後10年後に日本の法律にも組み入れられる可能性も高い?


須田氏:いや、この会議はそんなに重要な事は決まらない。人脈のメンテナンスの場。


飯田氏:むしろ、内緒話をしていたその内容の方が重要?!


須田氏:朝日新聞がまた頓珍漢な記事を。「徳島の『ごみゼロ』 NPOからダボス会議共同議長に」、議長に選ばれたから意味があるのではなくて、いま環境問題について議論しているから、広告宣伝塔として選ばれただけ。その人が方向性を決めるのではなく、看板であって「世界がこういう方向に向かっていますよ」と知るだけ。


飯田氏:寧ろビジネスで重要なのは内緒話の所で、「プラスチックはこれくらいの規制を掛けようぜ」と言われたらそっちの方が重要。それは実際に聞き耳を立てに行かなければいけない所。


須田氏:この方も立派な方なのでしょうが、会議でどんな発言をするかにはほとんど意味が無い。


飯田氏:表の議論とは世界のニュースの見方が全然違って来ますね。

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