先日、テレビで『マディソン郡の橋』が放映されていました。
既に観たことがある映画で、どちらからと言えば好みではない映画かもしれませんでした。
直ぐにチャンネルをかえるつもりでちょっとだけ観ていたら、主人公のカメラマンであるロバートが、人妻であるフランチェスカにこんな事を言いました。
『フィルムが変色してしまうから冷蔵庫に入れさせてくれ』と。
このセリフにキュ~ンと懐かしさが込み上げて来ました。
以前には特に気に留めることもなかったセリフ・・・。
遠くない過去には、カメラにはフィルムが必要で、その保存に気遣うことはカメラマンにとっては当然のことでした。
カメラマンの事務所へ行くと、冷蔵庫には必ずフィルムが入っていました。
今やほとんどがアナログからデジタルへと変換し、フィルムの必要性も少なくなって来ています。
例えばデザインにしても同じです。様々な道具を使って思うデザインを実現してきましたが、今やコンピュータひとつでだいたい事足りてしまいます。
だけど、日頃お世話になっている道具達を大切に思い、一仕事の前や後に『お願いしますよ』とか『有り難う御座いました』なんて思いつつ手入れをしたりすることは、とても穏やかな時間だったのだと思います。
既に観たことがある映画で、どちらからと言えば好みではない映画かもしれませんでした。
直ぐにチャンネルをかえるつもりでちょっとだけ観ていたら、主人公のカメラマンであるロバートが、人妻であるフランチェスカにこんな事を言いました。
『フィルムが変色してしまうから冷蔵庫に入れさせてくれ』と。
このセリフにキュ~ンと懐かしさが込み上げて来ました。
以前には特に気に留めることもなかったセリフ・・・。
遠くない過去には、カメラにはフィルムが必要で、その保存に気遣うことはカメラマンにとっては当然のことでした。
カメラマンの事務所へ行くと、冷蔵庫には必ずフィルムが入っていました。
今やほとんどがアナログからデジタルへと変換し、フィルムの必要性も少なくなって来ています。
例えばデザインにしても同じです。様々な道具を使って思うデザインを実現してきましたが、今やコンピュータひとつでだいたい事足りてしまいます。
だけど、日頃お世話になっている道具達を大切に思い、一仕事の前や後に『お願いしますよ』とか『有り難う御座いました』なんて思いつつ手入れをしたりすることは、とても穏やかな時間だったのだと思います。
デジタルだからこそ、感じる気持ちや心をこめたり気遣ったりが大切だって
最近やっとわかって来た。
PCにもありがとうって感謝することにします。
と言いながら昨日は筆を洗わずに、韓国ドラマにうつつを抜かしてしまった。
反省。
そうですよね。
コンピュータを個人が所有するなんて考えもしなかった時代があって、そんな時代を経て、それを自分も何とか利用させていただいている。
これのお陰で随分便利で助かった想いもさせていただいているのですよね。
感謝感謝。