チントコタ日記

飼い猫コタロウとおくる、ほぼ山ナシ谷ナシの日々。

道具について。

2013年06月20日 08時51分02秒 | フッと頭をよぎった何でもないこと
先日、テレビで『マディソン郡の橋』が放映されていました。
既に観たことがある映画で、どちらからと言えば好みではない映画かもしれませんでした。
直ぐにチャンネルをかえるつもりでちょっとだけ観ていたら、主人公のカメラマンであるロバートが、人妻であるフランチェスカにこんな事を言いました。
『フィルムが変色してしまうから冷蔵庫に入れさせてくれ』と。
このセリフにキュ~ンと懐かしさが込み上げて来ました。
以前には特に気に留めることもなかったセリフ・・・。
遠くない過去には、カメラにはフィルムが必要で、その保存に気遣うことはカメラマンにとっては当然のことでした。
カメラマンの事務所へ行くと、冷蔵庫には必ずフィルムが入っていました。
今やほとんどがアナログからデジタルへと変換し、フィルムの必要性も少なくなって来ています。
例えばデザインにしても同じです。様々な道具を使って思うデザインを実現してきましたが、今やコンピュータひとつでだいたい事足りてしまいます。
だけど、日頃お世話になっている道具達を大切に思い、一仕事の前や後に『お願いしますよ』とか『有り難う御座いました』なんて思いつつ手入れをしたりすることは、とても穏やかな時間だったのだと思います。

そういえばサァ・・・

2009年09月01日 17時18分37秒 | フッと頭をよぎった何でもないこと
衆議院議員選挙のことはお釣りが出せるくらいテレビで報じられているけどサァ、最高裁の裁判官国民審査の方はどんな結果になったのかな?
新聞は出ているんでしょうけど、ここ数日新聞を見ていないしなぁ・・・。
『どうでしょうか?』と聞いたならば結果くらいもう少し一般に行き渡るようにお知らせ願えないでしょうか?ねぇ~・・・。

ホネホネ磁石ぅ~

2009年08月28日 11時03分26秒 | フッと頭をよぎった何でもないこと
自分で言うのもなんですが、昔から魚を食べるのは上手なほうだと思っていました。食べた後の姿も美しくなるように、丁寧に丁寧に骨から身を剥します。
ですが最近、小骨の多い魚はそれが面倒になってきてしまいました。
そこで、こんなツールがドラえもんのポケットに入っていたら、是非いただきたい!と思ったのでした。
『ホネホネ磁石ぅ~!』魚の骨だけを引き付ける磁石。残るのは身だけ。いいっしょ?
ほしいなり。・・・これはキテレツか。

指のこと

2009年08月26日 11時17分40秒 | フッと頭をよぎった何でもないこと
指切り、拇印、この指とぉ~まれ、婚約指輪、結婚指輪。後何かあるかな・・・。ま、思い付くのはそんなところですが、カラダの部分で、約束事に使われることが多いのは『指』だなぁ~、って思いました。
ただの約束事じゃなくて、お互いの意志を確かめ合って結束を固めるようなそんな感じのね。指なのであります。

ヒトの身体

2009年06月17日 10時25分51秒 | フッと頭をよぎった何でもないこと
生まれたての頃は、まだまだヒトの機能として未熟で、段々成長して備わって行くでしょ。んで、年を重ねて老いてくると、今まで出来ていたことが出来なくなってくる。んじゃ、機能としてのやま形の頂点っていうのが、あるはずだよなぁ。
きっと人によってその時期は違うんだろうけど、その時が来たらその人の頭の上でチャイムがなると面白いナァ。電車の中で急にそのチャイムが鳴ったりして『あ、あの人、今なのね』なんて思ったりする。
でも、それから体力的には下り坂になると考えちゃうと、気が重くなっちゃうか・・・。
そっか。そうだよな。鳴らない方がいいな。ん。
仕事しよ。

永 六輔さん

2009年05月28日 11時26分08秒 | フッと頭をよぎった何でもないこと
糸井重里さんのほぼ日を読んでいたら、永六輔さんの話が出てきたので思い出したのですが、去年だっけなぁ、地元で永六輔さんを見かけたんです。
最近はブラウン管などでお見受けすることがなかったので、『おっ!』というかんじでした。
永六輔さんといえば私はテレビよりもラジオのイメージが強いです。
好きとか嫌いとか言う前に、とにかく面白かったナァ。喋るだけで人を集中させるって凄いよなぁ。
ラジオで面白いと言えば『小沢昭一 的 こころ』っていうのも面白かったナァ。
ん、なんかそんなこと、思い出したナァ。AMのラジオっていうのも何だかいいよなぁ。

あぁ、しっくり。

2009年05月21日 21時19分32秒 | フッと頭をよぎった何でもないこと
ほんとに、フッと頭をよぎったんですが・・・、あえて『○○の為に生きる』っていうのならば、『前の人と後の人の為に生きる』じゃないですかねぇ。前の人は自分より先に生まれた人々のことで、知恵や記憶を残してくれるから。後の人っていうのは、自分よりも後に生まれた人々のことです。次へとつなげてくれますからね。結果、自分も嬉しくなると。『自分の為に生きる』って考えるよりもそちらの方がしっくりして、色々辻つまが合うんですけどネェ。

勇気を出して『どうぞ』

2009年05月15日 09時47分21秒 | フッと頭をよぎった何でもないこと
先日、母の病院へお供しました。病院へは電車とバスを使います。母は高齢で足が弱っていて杖を使っています。なので、立っているのは辛いのです。幸いどの乗り物も母は腰掛けることが出来ました。
で、帰りの電車の中にて・・・。私たちが降りるひとつ手前の駅で、同じように杖をついた高齢の女性とその人を支える一人の女性が乗車してきました。
誰からも席を譲ってもらえる様子じゃなかったので『次、降りますから』と母が席を立ちました。
『ありがとうございます』とその人は腰掛けたのでした。
若くたって、とっても疲れていることもある。見知らぬ人に声をかける気恥ずかしさもある。だけど、杖を使っている同士で席を譲り合うっていうのはどうかな?
若いときの疲れや恥ずかしさは私にもまだ記憶があります。でも、そんなときでも『どうぞ』といってしまえば、それに慣れるもんです。『けっこうです』っていわれたって、次から止めたりはしません。言い続けます。
若人よ!勇気を出して『どうぞ』。お薦めします。