福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

ジュゼッペ・シノーポリという指揮者のこと(その6)

2015年09月21日 21時01分20秒 | 音楽、聴きかじり
2015年9月21日月曜日祝日(敬老の日)、天候晴れ。午後7時50分現在時外気温25℃湿度65%、東の風2m/s。
ここ数日に比べて、少し蒸し暑い。1~2℃の違いだが、風向きも関係あるのかな? 窓から入る風も、気のせいかベッタリした感じ。

図書館で新たに2枚のCD、いずれもシノーポリ指揮のマーラーを借りる。
行くたびに借りようとしたが、他のに目移りして延ばし延ばしになっていた。

Mahler: Symphony #1 In D, "Titan"

Giuseppe Sinopoli: Philharmonia Orchestra
マーラー作曲:交響曲第1番ニ長調「巨人」
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
管弦楽:フィルハーモニア・オーケストラ
録音:1989年2月、ロンドン デジタル(セッション)

Mahler: Symphony #9 In D[Disc 1-2]

Giuseppe Sinopoli: Philharmonia Orchestra
マーラー作曲:交響曲第9番ニ長調
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
管弦楽:フィルハーモニア・オーケストラ
録音:1993年12月、ロンドン デジタル(セッション)

シノーポリ指揮のマーラー、手持ちの第3番に加えて3曲目。
図書館所蔵のシノーポリ指揮25作品、これで殆どを借りたことになる。福岡市総合図書館にはシノーポリ指揮がこれだけある。主だった指揮者別にしても然程の偏りもなく、利用者には好都合だ。いつも思うが、CD購入の選曲は何を基準としているんだろう、と言うこと。それだけ借りたくなる作品が多いということだ。いろんなデータを元にしているのだろうが、いずれにしても利用者として有難いことである。

さて試聴感、「巨人」から聴く。吹き上がってくる金管楽器群が気持ち良い。フィルハーモニア・オーケストラが全般に粒立った音を披露してくれる。聴いてて疲れないし、飽きさせない。これがシノーポリの手腕だろう。名演の一つとカウントしたい。

交響曲第9番、ひとまず第4楽章を聴いてみたい。“Adagio. Sehr langsam und noch zurückhaltend”とありますね。“アダージョ。非常にゆっくりと、抑えて 変ニ長調 4/4拍子” 美しい旋律が続きます。第4楽章全編の静謐とも表現出来ようか、精神の深淵部に染み入るような(哀しいほどの)旋律は、感動的でもある。この部分を聴けるだけでも、シノーポリのマーラー“第9番”を得る価値はある。



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