あんな事こんな事あったもん♪

心の中をイラストや写真付で発信。時折文章だけの時もあり文体は気分次第です。
お付き合いくだされば感謝です。

エリザベート(ウイーン版)観劇で感激

2007-04-27 | 思ったことあったこと
本場のウイーンから来た「エリザベート」見ました

    

ま~~なんともすごい迫力な舞台で、
感動と圧倒とが交差して、鳥肌は立つわ
まばたきも惜しいほどでした。

宝塚歌劇がしている「エリザベート」とは
比べることはできないし、
東宝のもみましたが、
それはそれで良かったって思ったと思うし
それとも比べられませんが、

今回のウイーン版は、全然ちがうものでしたね。

又解釈もちがう感じがしました。

トート(闇の帝王・或いは『死』を擬人化したもの。)
一見吸血鬼のような雰囲気で
決して宝塚のように美しくない。

足は短いんだけど(笑)
「俺のものなのに、抵抗しやがって~~!!」
と歯をむきだして(それが真っ白で印象深い)
壁に飛びつくほどのストレス感いっぱいな
マッチョな、バイタリティー溢れるトートさんでした。
デモ 私は それも好きでしたね~~。

宝塚は 人間ではない怪しい美しさになっている・・・
しかしウイーンのものはおどろおどろしいもの。

又 エリザベートも可愛く、ちょっとはかなげで
なんとも淋しい人生の人・・・として
描かれているし、又演じておられる宝塚や東宝。

しかしエリザベートは決して可愛くは無かったです。
結構、わがままで自分のことしか考えられず
しかも『死』と対等に戦う強さをもっている女性として
演じておられるところがとっても新鮮でした。

トートに操られ、エリザベートを殺した犯人のルキーニ。
ストーリを説明する役なのですが
彼もすんばらしかったです。大好きでした。

ダンスらしいダンスは殆どない舞台でしたが
歌のバトル!バトル!バトル!って感じで

全員が素晴らしい歌い手で、少しも手抜きしていない!!

私は近来 こんなに満足感いっぱいなステージを
みたことがなかったのではないか!と思いました。

わざわざウイーンにいかなくても
向こうさんから来てくださって・・・
出来える限りに本場のままで・・・とされたみたいですし

本当にがんばって見に行って(金銭的にも(笑))良かった!!

来月は トップお披露目で雪組の「エリザベート」です。
それも行ってみたいと願っていますが・・・。
宝塚はお見事!な美しさですし、

トートさんもエリザベートさんも踊りまくりはるし、
それはそれで 結構楽しみです。