自閉ですが、何か!?

自閉症のチビラと摂食障害のかぁちゃとの赤裸々な日々

でも、会いに行く

2020-10-29 19:28:00 | 日記つれづれ
仕事を1時間早く切り上げて、親父のところへ【顔】を見に向かう




本当は
抜け殻など目に焼き付けたくはない

生きているときの
元気な時を記憶していたい



でも

これが実体のある親父の最後の姿


この目で見たくとも、この手で触れたくとも

もう、この時が最後







感情どうこうではなく

心臓が苦しい


精神に蓋をしている分
身体にきているのかもしれない





親父


苦しかったろうな



今日やったこと

2020-10-27 19:48:00 | 日記つれづれ
今日やったこと


①郵便局へ
・口座引出し
「入院費とか必要なものは引き出して使って」と親父から言われていたものの暗証番号を聞いておらず
まあ、これかな?と打ち込むと一発突破!!
…チョロいぞ、親父(笑)

・転送届
親父の家への郵便物をこちらに転送してもらうように手続きをしようとしたら、たらい回しにされあげく「できません(なぜかドヤって)」
困り果てていたら、聡明そうな女性が寄ってきて
「お困りですか?お話聞かせてください」と声をかけてくれた
でもなんかダメだって言われちゃったし、ならもういいですよと投げやりに答えて他の手続きに向かったが
しばらくして近づいてきて
「申し訳ありませんでした!!窓口にはちゃんと言っておきましたので!!(略)手続きいたします」とニッコリ


…何を言われたのかはわからんが、窓口の人は平謝りに受け付けてくれた


神かよ、女神様かよ



②電話をかける
・住宅局
親父の住んでいた部屋はいつまでに退去すればいいの?
手続きはどうやるの?

だいたい1ヶ月半が目安なんだって
片付けが全て済んだら鍵と必要書類と印鑑持って各地域のセンターへGo!

・N○K
郵便局の女神様(?)からアドバイスを受けたので(笑)解約のご連絡 
…ガイダンス長ぇわ途中で切れるわ、あげく『タダイマコミアッテオリマス』

…ガチャン
解約させる気ねぇな!?



③電話を受ける
・葬儀を依頼したお寺さんから
戒名を決めるために親父の人柄を話す
「頑固だけどキツイ感じではない、信念があり芯が強い、自分なりの正義は貫き決して曲げない
…似たわ
継いだわ

・会社の組合から
葬儀に生花と香典を出してよいか?と
宗派によっては柩に生花を入れないとかいろいろあるんだって
それにしても話し方が事務的


④葬祭屋
親父の顔を見に
なんか、うっすら笑ってる 
タバコ1カートンとビール、入院中差し入れたけど食わなかったチョコレートを供える


⑤実家
葬祭屋さんから「柩にお入れするものがあれば事前に持ってきておいていただくといいですよ」とアドバイスを受けたので
飾ってあった母の写真や取ってあった手紙、洋服など持ち帰る





そして


不整脈発症


血圧異常に低いのがわかる
意識も少し薄い






何を言ったら

2020-10-24 19:48:00 | 日記つれづれ
土曜仕事で朝からパパの実家にチビラを預け
午前中活動に参加してから病院へ



ちょうど痰を吸引してもらっている最中で、少し待って病室に入る


もう

ただただ苦しそうだ


こちらの問いかけも聞こえているのかいないのかさえもよくわからない


ただただ、苦しそうだ





このままの時間が続くことは、本当に苦痛なのではないかと思う

だからといって…答えは見えない






初めて

親父の前で涙を流してしまった



声をかけるにも

何を言ったらいいの












ぼちぼち

2020-10-23 19:48:00 | 日記つれづれ
仕事を早めに上がり、実家へ向かいハンコやら書類やらを漁る


几帳面な親父、きちんと全てが整理されていて
とりあえず必要そうなものをごっそり持ち去る



病院へ向かう


昨日より容態は安定していて、僅かながら会話ができた

…いや、会話にはあまりなっていなかったけど



混乱して点滴などを抜いてしまうので、グローブのようなものを付けており、それを不思議そうに眺めていたり
出入りする看護師さんを目で追ったり
たまに謎の動きを見せたりしている


「ゆえだよ、わかる?」
と聞くと

『ゆえ、わかる』

とハッキリ応えた


昨日の状態も『えらい目にあった』と


「寒い?」と聞けば首を横に振り
「どこか痛い?」と聞けば『足』と応える



ただ
『会社の人を巻き込んでしまった』
『重なってしまった』
と、不可解な発言も


「何が重なったの?」

『○○子(母の名前)との結婚式が…』








「そうか、重なっちゃったんだね…でも大丈夫だよ、今は何も気にせんとゆっくりしよ」


『(うなづく)』










「ぼちぼちいこうや」

…親父がいつも、言ってくれたセリフだ



『ぼちぼちやな』




グローブに包まれた親父の手を、握った