自閉ですが、何か!?

自閉症のチビラと摂食障害のかぁちゃとの赤裸々な日々

ホントにその道のすごい方なんです…

2013-10-31 16:14:36 | 保育園つれづれ
先生にお訊ねしたことは

1: しつけについて
2: こだわり行為について
3: カードを使うことの必要性

主にこの3つ



今のチビラはとりあえず『ダメ!!』と言えばその行為を止めるが、なぜいけないか?という理由は入っていかないため、結局は繰り返してしまう
全く何もわからなかった頃なら仕方ないとあきらめるところだが
ある程度言葉を理解してきた今だからこその、悩みだ


先生がおっしゃるには
俗に言う好ましくない行為はこちら側の『都合』であることも多い

あくまでも『本人が困らないこと』を前提にしつけを考えていく必要がある

抑制によって一時的効果は得られても、将来的に歪みが生じ人格形成に関わることにもなるそうだ

『あれもダメこれもダメ』では、自尊心が育たない
社会に出てしまえば、ダメ出しの応酬は免れない
彼らにとって【家庭】が一番の逃げ場であり、心の拠り所にならなければいけないのだ


『便宜上、【障害】という言い方をしますが、ちっとも【障害】なんかじゃないんです。ただ、社会というルールの中では沿っていけない部分がある。それが彼らの【生きづらさ】なんです。……チビラ君も、決して今のままということはない。育っていく中で必ず成長していきます。お母さんにできることは、常にチビラ君の味方でいるということです…』



そう
チビラはチビラだ

障害がある、っていうのは誰かが決めた基準でしかない


実際
普通の子と比べたら、いろいろすれ違いはあるけれど
チビラとの暮らしに不都合はない


問題なのは

いずれは彼が、ひとりで生きていかねばならないということ

もちろん『ひとり』というのは親のもとを離れて、という意味で
チビラが自分の力で人と交流し、自分の『居場所』を見つけていかなければいけない、ということだ



今は、まだ先の話



話すうち
張りつめていたものがぷつりと切れて、涙が溢れた


『療育機関の指導者や専門家は広範囲で成果を上げているものを提案するものです。それが必ずしもチビラ君に当てはまるとは限らない。お母さんお父さんが、チビラ君の一番の【専門家】なんですよ…』

あたたかな秋の1 日

2013-10-30 18:10:34 | 保育園つれづれ
チビラは先週延期になった遠足へ

春先の遠足に比べ、あちこちをフラフラすることなく『集団行動』をとることができていたと、引率の先生方が目を丸くしていた

周りのお友達にも受け入れられ、身も心もあたたかな秋の1日を過ごしてきたようだ


アタシは午後から保育園で、自閉症の権威である先生とお会いし
チビラについての相談他、貴重なお言葉をたくさんいただいた

副園長も、遠足から一足先にわざわざ戻ってきてくださり面談に参加

帰り際には、理事長にあたたかい言葉をかけていただいた


こんなに涙を流したのは、久しぶりかもしれない
何かが常に張りつめているんだなぁ…と痛感した



……本当に、この保育園にお世話になれて
チビラもアタシも幸せだったと思う


この時の詳細は、また後日

神職

2013-10-29 16:51:42 | 保育園つれづれ
現在、チビラには担任とは別に一人担当の先生がついている

まだクラスのお友だちと混ざって…ということはあまりせず
担当のE先生と遊んで過ごす時間が多いようだ

家でのこと、園でのことをチビラは喋ることができないので
それぞれの様子は『連絡帳』の小さなノートに毎日書き込まれて、さながら先生との交換日記のようになっている

先日
チビラがトトロにハマっていて、好きなシーンのごっこ遊びをしたりすることを記したら

E先生、休みの日を利用してわざわざトトロのDVDを借りて観賞してくださり
覚えたセリフで、チビラの世界を共有してくださったそうだ


……保育士、パネェな(笑)
ホントに感謝です