以前も触れたかもしれない話なんだけど
障害のある子を育てていると、やはり将来が不安なわけじゃない?
自分が面倒見られるうちはいいけど、年々年老いて
順番で言えば、置いて逝くことになるじゃない?
親の気持ちとして
『この子より一日でいいから長生きしたい』
って言う人が結構数いるって現実
言わば、覚悟みたいなもの
…私はどうしてもできなくて
いや、わかるのよ
自分亡き後、チビラどうなんの!?って
それが親心なんだろうけど
でも、それは絶対にイヤで
だからこそ
自分が生きてるうちに、チビラが末永く人生を楽しく生きていける『お膳立て』をしておかなくちゃいけないわけでさ
そろそろもう自分もいい歳
親父みたいに本当にいつ急に…なんてこともなくはないんだけど
正直、具体的なことって何にもできてなくて
自分が元気なうちはチビラを甘えさせてやりたいし、できることはしてあげたい…ってのも親心なわけでさ
なにより
チビラを失うのだけは絶対に受け入れられないのよ
ただこれはエゴでしかなくて
チビラが他人と過ごすことに慣れさせ、ひとりでできることを増やしって、いまのうちから叩き込まなきゃいけない
わかってる
わかってるよ
今年
チビラは中学生になる
これから思春期も迎えるだろうし、本人が【壁】を感じるようにもなるだろう
チビラにはチビラの人生がある
生きてほしい
私の命が尽きたその後も
ずっと、楽しく可笑しく生きていてほしい
ただ
今はもう少し
寄り添って生きていたい